カーテンを洗濯機で洗濯する方法
カーテンを自宅で洗濯する方法は、難しく考えがちですが、実はとても簡単です。なぜなら、洗濯機がすべてやってくれるからです。ただし、自宅で上手にカーテンを洗濯するためには、いくつかコツがあります。ここでは、洗濯機を使う場合の洗剤や洗い方、乾かし方のコツを解説します。
洗剤の選び方
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カーテンには、特殊な素材が使われているものが多いです。色落ちや縮みなどが心配ですから、洗濯絵表示に関わらず、中性洗剤を使うと安心です。おしゃれ着用洗剤のエマールやアクロンがおすすめです。もちろん手洗いだけでなく洗濯機でも使えます。カーテン以外にも、日常の衣類の洗濯に使えるので、一本常備しておくといいでしょう。
柔軟剤を使いましょう
洗剤と一緒に、柔軟剤を使うのもおすすめです。柔軟剤には、静電気防止の効果だけではなく、好みの香りで気分をリフレッシュさせる効果もあります。他にもカーテンに花粉やほこりをつきにくくする効果もあります。また柔軟剤には、洗濯時にできるしわを防いでくれる効果もあるので、柔軟剤を使うことでよりいっそうきれいに仕上がるというメリットもあります。柔軟剤は種類が豊富で、香りや効果が選べます。お好みのものを用意しましょう。
洗い方のコツ
洗濯機での洗濯の仕方のコツは、4つだけです。カーテンは、使用年数がたっていると、生地が傷んでしまっていることがあります。洗濯機で洗濯することで、傷みがひどくなることもありますので、しっかりと洗濯の仕方のポイントを押さえて洗濯してあげましょう。
ポイント①洗濯ネットに入れる
カーテンが傷まないように、必ず洗濯ネットに入れるようにしましょう。洗濯ネットに入れる前に、山折り谷折りとジグザクにたたんでいきます。カーテンのプリーツに沿うように折りたたむと、洗濯後プリーツがきれいに仕上がります。細長くたためたら、洗濯ネットの大きさに合わせて、小さくたたんでいきましょう。ジグザグとたたむことで、洗剤がカーテン全体に浸透しやすくなりますよ。
ポイント②弱水流モード(ドライコースやおしゃれ着コース)を使う
カーテンには、いろいろな素材が使われています。洗濯絵表示で「手洗いマーク」が付いていなくても、洗濯機は弱水流モードのドライコースやおしゃれ着コースで洗濯してあげると安心です。汚れがひどい場合には、洗剤を入れた後、少しつけ置きしてから洗濯機を回すといいでしょう。
ポイント③脱水は短めにする
脱水は、30秒ぐらいの短時間に設定します。洗濯機で設定ができない場合には、手動で停止させましょう。長く脱水すると、カーテンが傷んでしまったり、しわができてしまったりするので、注意が必要です。
ポイント④乾燥機は使わない
洗濯から乾燥まででき、節水効果が高いと人気の高いドラム式洗濯機でもカーテンを洗濯できます。ドラム式洗濯機でカーテンを洗濯する場合には、ちょっと注意が必要です。乾燥までしてくれる便利なドラム式ですが、カーテンの洗濯には、乾燥は不要です。カーテンが傷んでしまうので、ドラム式洗濯機の乾燥機能は使わないほうがいいでしょう。
乾かし方のコツ
洗濯機での洗濯が終わったら、放置したままにせず早めに干しましょう。干し方はフックをつけて、そのままカーテンレールに吊るします。干し方は工夫しなくても、カーテンの重みでカーテン全体のしわがのびていきます。干し方のコツとしてはカーテンをできるだけ広げた状態にして、窓を開けて風を通してあげると、乾きが早くなります。冬で窓を開けると寒い場合には、暖房をつけて乾かしましょう。いい感じに加湿されて、暖房による乾燥対策になるというメリットも。
暖房を使う乾かし方もあるんだね。
これからは、冬の寒さも気にせず、自宅でカーテンを洗濯できそうだ。
厚地のカーテンの干し方
厚地のカーテンは、洗濯後かなり重くなっています。そのままカーテンレールに吊るしてしまうと、重すぎてカーテンレールが変形してしまう可能性があります。その心配をなくすためにも、厚地のカーテンの干し方としては、物干し竿を活用しましょう。しわを伸ばすように、しっかりと生地を引っ張って形を整えるような干し方をすると早く乾きます。
次ページでは、手洗いでカーテンを洗濯するやり方を解説します!
出典:写真AC