はじめに
3段のカラーボックスは手頃な価格でどこにでも売っている収納家具です。そんなカラーボックスには活用法がたくさんあるって知っていますか?使い方に合わせて工夫やアレンジをすると重宝する収納になりますよ。さらにDIYに興味があるけど1からは難しいというDIY初心者にもおすすめです。カラーボックスを土台にすれば簡単にDIYでき、タンスやベンチを作れます。この記事で収納アイデアやアレンジを紹介します。
カラーボックスの選び方
一般的に「カラーボックス」と聞くと3段で白や茶色のものを思い浮かべますよね。現在はカラーボックスの種類がとても豊富ですが、初心者なら一般的な3段のカラーボックスが使いやすいですよ。ネットでもさまざまなカラーボックスを検索できます。購入前に比較すると選ぶポイントを絞りやすくなるので、ネットで見て比較してみてください。選ぶポイントの絶対条件は置きたい場所に合う大きさですが、その他にも選ぶポイントをお教えします。ぜひ参考にしてください。
カラーボックスの大きさ
一般的な3段のカラーボックスの大きさは幅42cm、奥行き29cm、高さ89cmです。段数が異なっても奥行きはそれほど差がありませんが、棚1段につき約30cm増減します。最近はカラーボックスの大きさも種類が増えています。奥行きはそれほど変わりがないので、ポイントは幅と高さです。幅はスリムの15cmからワイドの60cm以上と種類が豊富です。高さも1段の30cmから170cm以上と幅広いです。置きたい場所にぴったりのものを見つけられますね。
カラーボックスの素材と色
カラーボックスの多くは細かい木のチップを圧縮し固めて作られています。普通の木材よりも柔らかくて崩れやすいのが特徴です。くぎやネジを打つときに突き抜けやすいので、DIYするときは注意してくださいね。板の表面はビニールコーティングされているので、汚れがつきにくいメリットがあります。しかしDIYするにはデメリットで、ペンキや木工用ボンドがつきにくいです。色もピンク、緑、黄色など豊富です。塗装には時間と手間がかかるので、好きな色が市販にあれば市販のものがおすすめです。
塗装をするなら天然木のカラーボックスがおすすめだよ!
カラーボックスの段数と棚板
一般的な3段以外に市販では1段から8段まであります。3段以下は子供でも使え、高さがあれば壁面収納として使えます。棚板で重要なのが耐荷重です。棚板1枚15kgから30kgと幅広いです。重いものを収納するなど使い方によっては、購入前に耐荷重を確認しましょう。さらに棚板には、固定棚と可動棚があります。可動棚はいつでも好きな高さに変えられるのがメリットです。横置きやDIYをする場合は強度が必要なので、固定できる棚板がおすすめですよ。
カラーボックスのアレンジ術①収納ボックス
1つ目のアイデアは収納ボックスです。カラーボックスそのものだけで収納をすると、高さを活かせないことが多いですよね。1番簡単な活用法が、収納ボックスを使うことです。おしゃれに見せるには中身を見せない工夫が必要ですが、その工夫がボックスに収納するだけと簡単です。ボックスの柄や色で揃えて見せる収納、中身が見えない隠す収納ができます。これだけでも十分おしゃれな収納になりますね。
紙や不織布などのボックスで整理整頓
カラーボックスに合う収納ボックスに物を入れるだけで、整理整頓しやすくなります。収納したいものによってボックスの大きさや個数を変えるだけで、見た目もおしゃれになります。紙や不織布、プラスチックのボックスなら100均でも手に入るので、お財布にやさしいのもポイントですね。収納ボックスは中身が見えないものやかごにするとおしゃれな雰囲気になりますよ。
使う頻度の低いものはふた付きのボックスへ
使う頻度の低いものはふた付きのボックスがおすすめです。ふた付きボックスなら上にボックスを重ね置くことができます。棚を作らなくても収納場所が増えるのがメリットですね。ボックスを組み合わせて工夫するとより使いやすくなります。マスキングテープに中身のものを書いてボックスに貼れば、開けなくても中身を確認できますよ。中身を変えたときは貼り替えるだけなので、簡単に管理できます。
なくしがちな細かいものは引き出しへ
カラーボックスで細かいものを収納する活用法として、使いやすいのが引き出しです。文房具やおもちゃなど引き出しの中で分別が必要ないものにおすすめです。浅い引き出しなら雑に収納しても探しやすく、収納してしまえば中身が見えないのがポイントです。深さの異なる引き出しを組み合わせえて使えば、3段のカラーボックスでも簡単に段数を増やすことができますよ。
カラーボックスのアレンジ術②つっぱり棒
2つ目のアイデアはつっぱり棒です。主に壁や柱の間に設置するつっぱり棒ですが、カラーボックスのアレンジにも使えます。最近は100均でも種類が豊富なので、手軽に揃えられます。そのつっぱり棒が1本あるだけで、カラーボックスの活用法に幅が出るんです。つっぱり棒って落ちやすいのが難点ですが、ポイントを守れば落ちにくくなりますよ。つっぱり棒を購入する際は使い方、長さ、耐荷重を確認して選んでくださいね。
つっぱり棒の設置の仕方
- 取り付ける場所+1~2cmの長さに伸ばす
- 棚と水平に設置する
- 落下防止アイテムや耐震マットで強化
カーテンで簡単目隠しアレンジ
市販の3段カラーボックスは扉がないものが多いです。カラーボックスの中身が見えない方が整理整頓されていて、おしゃれな感じがしますよね。つっぱり棒なら簡単に中身が見えない工夫ができます。カーテンの代わりにのれんや手ぬぐいを使うと、カーテンとは違うおしゃれさが出ますよ。100均でカーテンクリップやカラーボックスの内側につけるためのつっぱり棒も手に入るので、お手頃な価格で完成です。
つっぱり棒を2本使って棚に
カラーボックスの高さを活かせてないときに活躍します。ちょっとした工夫をするだけで、簡単に棚になります。つっぱり棒2本を置きたいものの幅に合わせて設置するだけです。どうしても載せたいものが落ちてしまう、小さくてうまく載らない場合はもう一工夫。つっぱり棒を3本にするか、棚やボックスを設置しましょう。つっぱり棒用の棚も売っていますが、大きさや幅が合わなければワイヤーラティスでも大丈夫です。
ワイヤーラティスを棚として使うときは、結束バンドでつっぱり棒とつなぐとずれにくくなるよ!
つっぱり棒を使って簡易タンス
タンスが欲しいと思っても、既製品のタンスは少しお高いですよね。手頃な値段のタンスなら3段のカラーボックスとつっぱり棒で簡易タンスを作れます。簡易タンスは上の棚板を外し、中につっぱり棒を渡すだけと簡単です。このタンスの使い方アイデアは、大人も子供も支度が簡単にできるようになるアイデアです。お出かけに必要なものや着替えをセットしておけば便利です。1番上にバッグを置けば、お出かけセットは完璧ですね。
タンスに設置したつっぱり棒が服の重さで落ちないよう、耐荷重を確認しなくちゃね!
カラーボックスのアレンジ術③板
3つ目のアイデアは板です。カラーボックスの一部分に板を足すことで、3段のカラーボックスでも活用法が増えます。板を増やすことで大型家具を作ったり、中身を隠したりと便利な使い方ができます。先に紹介した2つのアイデアよりもDIY感が増し、まさに自分だけのオリジナル収納を作れますよ。どのような使い方をしたいのかを決め、ぜひ作ってみてください。
棚板を増やして収納力アップ
高さが活かしきれず、もてあましている空間ってありますよね。そんなときは棚板で一工夫しましょう。棚板は縦置き用と横置き用があるので、使い方によって必要なものを購入してください。カラーボックスの内側に穴がなくてもあるグッズがあれば、棚板をつけられます。レールボードという棚板を取り付けられる板が売っています。取り付け方はネジで固定するだけです。レールボードも縦置き用と横置き用の2種類あるので、購入の際は気をつけてくださいね。
初心者でも簡単にDIYできるなんてカラーボックスって最高ね!