はじめに
おしゃれな飾り棚が手作りできれば、もっとインテリアを楽しめるのに、予算が足りないので諦めている人はいませんか?また収納できる棚があれば便利なのに、自分はDIYが得意ではないので、最初から作れるわけないと思い込んでいませんか?実はアイデア次第で、本格的なDIYができない人でも簡単に作れてしまえる、おしゃれな飾り棚があります。
もちろん賃貸に住んでいて、壁を傷つけられない人にも、取り入れられるアイデアも多数あります。材料も特別なものは必要ありません。ホームセンターかアマゾン、ものによっては100均でも買えるくらいの材料で作れます。それどころか普段は捨ててしまうような箱からも、おしゃれな飾り棚が作れます。
飾り棚のDIY①ダンボール
ダンボールのみで
なるべく予算をかけたくない人には、100均で材料を揃えるよりも、安く作れるダンボールの棚がおすすめです。ダンボールの棚なんて強度は大丈夫なのか、不安に思う方も多いかもしれません。しかしダンボールを2枚以上張り合わせることで、ある程度の強度が出ます。また強度のあるものを長く使いたい人には、強化ダンボールや工作用のダンボールを新しく購入して作ることをおすすめします。
用意するもの
- 本体用のダンボール
- 補強用のダンボール
- 木工用ボンド
- カッターナイフ
- ハサミ
- 長めの定規
- 紙用の塗料
作り方
- 本体の補強したい面の大きさに合わせて、補強用のダンボールの面を切り取る。
- 本体に補強用のダンボールを貼り付ける。
- 補強した面を下にして、重石を載せて24時間おく。
- 1から3を繰り返して、各面の補強をする。
- 補強したダンボール同士をボンドで張り合わせて、しっかりとくっつけた後、下の写真のように挟んでおく。
ダンボールと箱で
ダンボールだけではなく箱を組み合わせることで、このような複雑な形の棚を手作りすることもできます。お出かけグッズの他に、手芸材料やアクセサリーなど、趣味の小物を飾りながら収納する棚にもできます。
材料
- 本体用ダンボール
- 箱類
- 補強用ダンボール
- 木工用ボンド
- カッターナイフ
- ハサミ
- 長めの定規
- 紙用の塗料
作り方
- 本体用の箱に仕切り用の箱を入れて、デザインを決める。(写真①)
- いらない部分は切り落としておく。(写真②)
- 上から重しをして補強できる面は先に、補強しておく。
- 全部のパーツをボンドで貼りながら組み合わせる。
- 重しを置くか無理な場所は、写真のようにして布団バサミや洗濯バサミでとめて、一定時間おく。
- 木工用ボンドは、24時間固定すれば最強の強さが出ます。
仕上げ方法
- 頻繁に物を出し入れしない、飾り小物や、収納メインの棚なら、マスキングテープもおすすめです。
- 頻繁に物を出し入れする場合は、マスキングでは弱すぎてすぐ傷むので、用途に応じて選びましょう。
- 特に100均のマスキングテープは弱いので、飾り棚には向いていません。
- 箱型の棚ならば、カッティングシート(リメイクシート)でも、きれいに貼れますが、複雑な形の棚になると、リメイクシートをきれいに貼るのは難易度が高くなります。
- 塗装して、切り口のみカラーガムテープなどを貼るのが、初心者に特におすすめです。
- ボンドを本体に塗りながら、クラフトペーパーをちぎって貼る方法もあります。
出典:筆者撮影