ファルカタ集成材ってどんな木材?特徴・種類やメリットをご紹介!

ファルカタ集成材ってどんな木材?特徴・種類やメリットをご紹介!

ファルカタ集成材をご存知でしょうか?DIYブームで家具や収納ラックなどを自分で作る人が増えています。しかし、たくさんの材料があり、どれを使っていいのか迷ってしまいます。そこで初心者でも楽に扱える、ファルカタ集成材という木材をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ファルカタ集成材とは
  2. 2.ファルカタ集成材の特徴
  3. 3.ファルカタ集成材のメリット
  4. 4.ファルカタ集成材のデメリット
  5. 5.ファルカタ集成材の購入場所
  6. 6.ファルカタ集成材DIY作品例
  7. 7.ファルカタ集成材まとめ

ファルカタ集成材とは

ファルカタ集成材という木材があるのを知っていますか?DIYを始めてみたいと思っていても、実際にはたくさん種類があるので、どんな木材を使ったらよいか迷ってしまいます。ファルカタ集成材は、木材の中でも手ごろな値段で販売されているので、気軽にDIYを始められます。

マメ科の広葉樹

ファルカタの産地は東南アジアや太平洋地域です。ホームセンターなどの木材コーナーで売られていますが、実は、マメ科の植物になります。植物とは思えないほどとてもしっかりしていますね。日本の木の成長は、杉が植樹してからおよそ40年から50年、檜にいたっては50年から60年と長い年月をかけて収穫時期を迎えますが、ファルカタの収穫期は5年から7年とかなり早いことが特徴です。

日本の桐に似ている

見た目が日本の桐(キリ)に似ているため、南洋桐とも呼ばれています。昔からタンスなど桐を使った家具は高級品ですが、桐にくらべるとファルカタは成長が早く安価で購入できる材料なので、桐の代わりに引き出しなどの家具の一部に使われていることも多い木材です。しかし、長い年月をかけて日本の気候で育った桐の方が丈夫です。

集成材と無垢材の違い

Photo byPublicDomainPictures

集成材は小さく切断した木材をを乾燥させ反りや割れを少なくし、その後強度を高めるために接着剤で横に張り合わせています。表面をみるとつなぎあわせたところがみえます。また集成材に似たような材料で合板というものもあります。こちらは薄くカットしたものを乾燥させ、繊維方向を逆になるように重ねて張り合わせ強度を高めています。

集成材や合板は、一度切断したものを接着することで強度をだしているのね。それじゃ、一枚板はどうなのかしら?

無垢材は接着していない一枚板のことをいい、伐採した後に乾燥させた天然の木材になります。木目が美しく、一本の木から加工できる部分が限られているので、無垢材の方が値段が高くなります。

ファルカタ集成材の特徴

柔らかく加工しやすい

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ファルカタ集成材の特徴は、柔らかいことです。のこぎりで簡単に切れます。そのため、いろんな種類のサイズに切り分ける場合も楽に切ることができます。切り口が粗くざらざらとしますが、やすりで削るときれいになります。柔らかいので、やすりもかけやすい材料です。

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ファルカタ集成材のメリット

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