ロケットストーブの自作DIY!初心者向けにわかりやすく手順を解説します

ロケットストーブの自作DIY!初心者向けにわかりやすく手順を解説します

寒い冬や山にキャンプに出かけたときなどにあると、役立つロケットストーブ。作り方は意外と簡単で自作ができるんです。構造を理解すれば、工夫次第で様々な形のロケットストーブがDIYできるので、おすすめです。今回そんなロケットストーブの作り方についてご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.ロケットストーブとは
  2. 2.ロケットストーブの種類
  3. 3.ロケットストーブの作り方
  4. 4.ミニロケットストーブもおすすめ
  5. 5.まとめ

ロケットストーブとは

ロケットストーブ
Photo by GEEK KAZU

ロケットストーブとは、断熱材の入った排気管と燃焼管をもち、薪などをくべる燃焼機器です。焚き口からの空気の吸い上げで内部が高温に燃焼し高温で吹き抜けていく仕組みです。灯油を使わず、少ない燃料で高温に燃焼するので災害時やアウトドアのときなどにも活躍します。手軽に手に入る道具で自作できるのが特徴です。高温で燃焼するので可燃性ガスが二次燃焼し、煙の量が少ないです。

キャンプや災害時などに活躍するロケットストーブ

Photo by GEEK KAZU

ロケットストーブはアウトドアの場面や災害時にも役立ちます。難しい仕組みや構造ではないので、DIY初心者の方でもかんたんに自作できて、灯油も不要なのでコストパフォーマンスもよく、枝や薪や紙を燃料にして火起こすことができます。冬の寒さで暖かさが欲しい時や、キャンプや外で炊き出しをするときなど使い所が多いのがロケットストーブです。

ロケットストーブの種類

ロケットストーブには簡易的なものから家の暖房に使われるものまで様々なタイプが存在します。アウトドアの場面でよく活躍するペール缶タイプ、一斗缶タイプのロケットストーブや、16個のレンガを使用して作る16ブリックタイプのものなどがあります。これらのロケットストーブは自分でかんたんにDIYができます。灯油を使わないのでお財布にも優しいですね。

ロケットストーブの作り方

16ブリックのロケットストーブの作り方

まずは16ブリックのロケットストーブの作り方について紹介いたします。材料は16個のレンガを積むだけなのでかんたんです。

16ブリックロケットストーブの材料

必要な材料は、シンプルに「耐火レンガ」を16個用意するだけです。上の画像のように付属パーツを取り付けることも可能です。

必要な材料、道具

  • 16個の耐火レンガ

こんな材料がおすすめ

ロケットストーブ 耐火レンガキット

参考価格: 16,800円

出典: 楽天
楽天16,800円

お値段は高く感じますが一生使えるものを作りたい場合はおすすめです。

16ブリックロケットストーブの作り方

16ブリックのロケットストーブは、レンガの温度が上がるにつれて火力が強くなり、シンプルな構造ながらも火力はきちんとあるので料理することもできます。

16個のレンガを用意する際には、ベースとなる大きさのレンガを14個と、ベースとなるレンガの半分のサイズのレンガ2個と、薄いレンガ1個です。1段目に薄いレンガを重ね、薪や空気を入れることのできる穴を作り、そのまま2、3段目とレンガを重ねていけば出来上がりです。分かりやすいyoutubeの動画を下記に紹介いたします。
 

続いては、ペール缶と一斗缶を使ったロケットストーブの作り方を紹介します。

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ペール缶ロケットストーブの作り方

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