ロケットストーブとは
ロケットストーブとは、断熱材の入った排気管と燃焼管をもち、薪などをくべる燃焼機器です。焚き口からの空気の吸い上げで内部が高温に燃焼し高温で吹き抜けていく仕組みです。灯油を使わず、少ない燃料で高温に燃焼するので災害時やアウトドアのときなどにも活躍します。手軽に手に入る道具で自作できるのが特徴です。高温で燃焼するので可燃性ガスが二次燃焼し、煙の量が少ないです。
キャンプや災害時などに活躍するロケットストーブ
ロケットストーブはアウトドアの場面や災害時にも役立ちます。難しい仕組みや構造ではないので、DIY初心者の方でもかんたんに自作できて、灯油も不要なのでコストパフォーマンスもよく、枝や薪や紙を燃料にして火起こすことができます。冬の寒さで暖かさが欲しい時や、キャンプや外で炊き出しをするときなど使い所が多いのがロケットストーブです。
ロケットストーブの種類
ロケットストーブには簡易的なものから家の暖房に使われるものまで様々なタイプが存在します。アウトドアの場面でよく活躍するペール缶タイプ、一斗缶タイプのロケットストーブや、16個のレンガを使用して作る16ブリックタイプのものなどがあります。これらのロケットストーブは自分でかんたんにDIYができます。灯油を使わないのでお財布にも優しいですね。
ロケットストーブの作り方
16ブリックのロケットストーブの作り方
まずは16ブリックのロケットストーブの作り方について紹介いたします。材料は16個のレンガを積むだけなのでかんたんです。
16ブリックロケットストーブの材料
必要な材料は、シンプルに「耐火レンガ」を16個用意するだけです。上の画像のように付属パーツを取り付けることも可能です。
必要な材料、道具
- 16個の耐火レンガ
こんな材料がおすすめ
16ブリックロケットストーブの作り方
16ブリックのロケットストーブは、レンガの温度が上がるにつれて火力が強くなり、シンプルな構造ながらも火力はきちんとあるので料理することもできます。
16個のレンガを用意する際には、ベースとなる大きさのレンガを14個と、ベースとなるレンガの半分のサイズのレンガ2個と、薄いレンガ1個です。1段目に薄いレンガを重ね、薪や空気を入れることのできる穴を作り、そのまま2、3段目とレンガを重ねていけば出来上がりです。分かりやすいyoutubeの動画を下記に紹介いたします。
続いては、ペール缶と一斗缶を使ったロケットストーブの作り方を紹介します。