カフェインの含有量が「多い飲み物」と「少ない飲み物」をご紹介!

カフェインの含有量が「多い飲み物」と「少ない飲み物」をご紹介!

眠りたい人や妊婦さん、ここぞというときに眠ることが許されないという人などさまざまです。飲み物のカフェインの有無は気になってしまうものですよね。ここでは、飲み物のカフェインに着目して、含有量が多い飲み物と少ない飲み物を紹介します。一日の適量も合わせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.カフェインとはどんな成分?
  2. 2.カフェインを含む飲み物がもたらす体への影響
  3. 3.カフェイン効果の持続時間
  4. 4.1日の摂取量の目安は?
  5. 5.健康維持にも役立つカフェイン入りの飲み物
  6. 6.過剰摂取した場合の影響は?
  7. 7.カフェイン依存症ってあるの?
  8. 8.子供はカフェイン入りの飲み物を飲んでも大丈夫?
  9. 9.妊婦や授乳期のカフェインは避けるべき?
  10. 10.カフェインレスとノンカフェインの違いは?デカフェとはどんな意味?
  11. 11.カフェインの含有量が多い飲み物
  12. 12.カフェインの含有量が少ない飲み物
  13. 13.ノンカフェインまたはカフェインレスの飲み物
  14. 14.まとめ

カフェインの含有量が多い飲み物

ここからはカフェインを含む飲み物と、その含有量についてまとめてまいります。飲み物を選ぶときや、子供に飲ませるための飲み物を探している人は必見です。

コーラやガラナ

清涼飲料水の代表的な例でコーラやガラナドリンクがあります。100ml当たりの含有量は、コーヒーと同程度とされています。子供がカップ1杯程度飲むくらいなら問題ないと思われますが、500mlボトルをすべて飲み干してしまうことは考えものかもしれません。大人はペットボトル1日1本程度なら問題ありませんが、2本目以上は避けたほうが良いでしょう。

エナジードリンク

カフェインの含有量が比較的多いのがエナジードリンクです。清涼飲料水という位置づけで、100ml当たり40~50mg含むとされています。ただし、エナジードリンクは1本350~500mlほどです。1本につき1日の適量の半分に値する200mg近くのカフェインを摂取することになりますので、注意が必要です。人によっては、一気に飲むことによって頭痛や吐き気をもよおすこともあるようです。

栄養ドリンク

ドラッグストアなどで購入できる大衆的な栄養ドリンクにもカフェインが含まれています。100ml中50mgとコーヒーと同等程度のカフェインを含むものが大半です。少しグレードの高い栄養ドリンクになると、カフェインの含有量も比較的多めになるようです。いずれも1日の適量を守って服用してください。

コーヒー

コーヒーは、100ml当たり60mgのカフェインを含むとされています。焙煎方法でカフェイン含有量が変わるものではないようです。どちらかといえば、レギュラーコーヒーの抽出方法によって含有量が変わるといえるでしょう。ちなみに、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーと比較しても、カフェインの含有量は変わらないとされています。

飲み方の工夫が大切って本当?

コーヒーは、朝昼晩に1杯ずつというように時間を空けて飲むというスタイルが一般的です。1日3~5杯程度なら問題ないといわれているのは、時間をかけて飲むからです。エナジードリンクは1本を一気に飲み干すケースが多いので、同じ摂取量でも頭痛や吐き気につながりやすいのです。

カフェインの含有量が少ない飲み物

Photo bynaturalogy

ここからは比較的カフェインの含有量が少ない飲み物を紹介します。

紅茶

紅茶は、ノンカフェインに近い飲み物ですが、それでもストレートティーの場合、100ml当たり30mgのカフェインが含まれているとされています。これは、アイスティーにしても同様の量です。ただし、コーヒーとは異なる渋みが感じられるので、飲みすぎることは防げるようです。

アールグレイ

アールグレイティーは、ストレートティーにベルガモットのフレーバーをプラスしたものです。アールグレイのアイスティーなども同様、カフェインの含有量はストレートの紅茶と同等です。もし、少しでもカフェインの量を減らしたい場合は、抽出したアールグレイにミルクや豆乳をプラスして飲むとよいでしょう。

フレーバーティー

フレーバーティーは種類にもよりますが香料で風味づけている粉末タイプの紅茶飲料や、アールグレイのようにストレートの紅茶にフレーバーやドライフラワー、ドライフルーツやシュガービッツなどを付加した飲み物です。前者であれば、製品によってカフェイン含有量が調整されているものもあります。後者は、ストレートティーと同等の含有量とみて問題ありません。

アップルティー

アップルティーは、フレーバーティーの一つです。一般的には紅茶の茶葉にリンゴの皮や香料、ドライフルーツに加工されたリンゴがプラスされているものです。リンゴの甘酸っぱい香りが楽しめます。アップルティーもカフェインの量は紅茶と同等であるとみて差し支えないでしょう。

緑茶や玄米茶

フリー写真素材ぱくたそ

緑茶や玄米茶もカフェイン含有量は低いのですが、カフェインは100ml中20mgほど含まれています。ただし、微細粒の粉末緑茶が含まれている玄米茶などは、若干カフェイン含有量は高くなる傾向にあります。

ほうじ茶

ほうじ茶は、緑茶を炒ったものです。成長した茶葉を使用するためカフェインの含有量は煎茶よりも低くなります。また高温で茶葉を炒るため、さらにカフェインは昇華されるようです。ほうじ茶自体のカフェインが気になる場合は、葉の部分を使ったほうじ茶よりも、茎ほうじ茶を選ぶとよいでしょう。デカフェ仕様のベビー用ほうじ茶などもあります。

玉露

玉露はお茶の若芽の部分を使って作り上げお茶です。低温でじっくり蒸し上げるという製法で作ります。緑茶の中でもカフェイン量は高く、100ml当たり160mgとエナジードリンクよりも高いことがわかります。ただ、玉露は小さめの茶碗で飲むことが一般的です。1日に何杯も飲むお茶ではないため、比較的摂取過剰にはなりにくいようです。

ウーロン茶

ウーロン茶はお茶の中でも比較的カフェインレスに近い存在だといえます。ウーロン茶は中国系のお茶で、茶葉を高温で蒸したのちに発酵させるため、カフェインの含有量は少なくなります。

プーアール茶

プーアール茶もウーロン茶と同じく発酵茶の一つです。独特の苦みと風味がありますが、ノンカフェインのお茶です。ダイエットにもよいとされており、食事の前後に飲むとよいでしょう、ただし、適量を守らないと胃もたれすることもあるようです。

ノンカフェインまたはカフェインレスの飲み物

Photo by NakaoSodanshitsu

ここからは、カフェインレスもしくはノンカフェインの飲み物を紹介します。カフェインをできる限り摂取したくない、コーヒーと比較して、1杯当たりのカフェイン摂取量を減らしたい考える人におすすめです。

麦茶

麦茶はカフェインが全く含まれていないノンカフェインの飲み物です。1日の適量を気にする必要がなく、汗をかく時期の水分補給や、寒い冬の時期に体を温める飲み物としても知られています。ミネラル分が多く含まれているので、妊娠中の女性や汗かきの子供に最適です。

ハーブティー

ハーブをお湯で抽出したハーブティーは、基本的にノンカフェインといわれています。ドライハーブのお茶でもカフェインはありません。ただし、アールグレイのように紅茶の茶葉にハーブや、ハーブフレーバーをプラスしたものには少ないながらもカフェインが含まれます。ハーブには薬効があるものも含まれますので。適量を守って飲んでください。

煎じ茶

煎じ茶はお湯で煮出して程よく抽出させて飲むタイプのものです。特に、漢方薬や乾燥させた薬草などがこれに当たります。煎じ茶は、ウーロン茶のように発酵させたものではありませんが、生薬などを使っているためカフェインはほぼ含まれていないといえるでしょう。薬効があるものが多いため、必ず1日の適量を守って飲むようにしましょう。

タンポポコーヒー(タンポポ茶)

タンポポコーヒーは、タンポポの根を焙煎して作る飲み物です。煎じ茶のひとつとも言えます。コーヒーの味に似ているため「代替コーヒー」などと呼ばれることもあります。タンポポコーヒーはノンカフェインの飲み物で、コーヒー好きの妊婦や授乳期の女性に多く飲まれています。こちらはホットで飲むことをおすすめします。

ゆず茶

ゆず茶は「お茶」という言葉がついていますが、ゆずの実と皮を砂糖と合わせて丁寧に煮詰めてジャム状にしたものです。お湯を注ぎゆず茶を溶かして飲みます。アイスティーにしてもおすすめです。ゆずと砂糖のみで作られているので、当然のごとくノンカフェインです。ただし、1日1杯程度にとどめ適量を守らないと、糖分の過剰摂取になってしまいます。

まとめ

Photo byrawpixel

カフェインについての知識や含有量についてまとめました。1杯の適量を守れば、カフェインとも上手に付き合えることがお分かりいただけたことでしょう。ウーロン茶のようにカフェインが少ない飲み物や、玉露のようにエナジードリンク以上にカフェインが含まれているものたくさんありました。比較をしながら、好みの飲み物を探してみるとよいでしょう。

たがめかめの
ライター

たがめかめの

40代主婦、手作り作家としても活動しているwebライターです。料理・ハンドメイド/DIY・楽器演奏など趣味だけは増えていきます。

関連記事

記事ランキング