クラッチバッグをちゃんと持てていますか?
クラッチバッグは荷物が最小限に抑えられて便利な上に、ただ持っているだけでもスタイルが決まるおしゃれなアイテムです。芸能人やモデルのSNSでもよく見かけます。カジュアルなスタイルはもちろん、お出かけや結婚式などのパーティーシーンにもおしゃれで映えますが、シンプルがゆえ持ち方ひとつでダサい印象を与えがちです。
しかもクラッチバッグってお買い物のときに邪魔だったり、持ち手がなくて持ちにくいのでうっかり落としそうになりませんか。持ち方を覚えておけばダサいなんて言わせない、おしゃれのワンランクアップが狙えますよ。それでは、クラッチバッグのいろいろな持ち方を紹介します。
そもそもクラッチバッグとは何?
肩にかける紐や持ち手などがついていない小さなハンドバッグのことで、セカンドバッグとも呼ばれます。一昔前までは皮製で短めの持ち手がついた分厚めのバッグで、おじさんが持つものというイメージでした。しかし、このところはクラッチバッグにも大きな変化がおとずれているのです。
最近では進化し、素材はビニール素材や毛糸などで作られたもの、形も二つ折りにして持つタイプや2wayなどにできるタイプ、さらに中には取り外しのできるショルダー紐やストラップが付属されているものもあり、使い方も多種多様です。手持ちのものでもチャレンジできそうなものも含めてご紹介します。
クラッチバッグの持ち方①初級編
まずはじめに、スタンダードな持ち方からご紹介します。もちろんメンズにも使っていただけますし、クラッチバッグ初心者でも取りかかりやすく、カジュアルなスタイルでもスーツなどのビジネススタイルでもぜひここから試してみてください。コツは、中の荷物の容量によって使い分けることです。
上部をつかむ
画像のように端のほうをつかんでもいいですし、上部の真ん中付近をつかんでもラフな感じでかっこよく仕上がります。一見持ちにくいように見えるかもしれませんが、中身があまり重くなければこの持ち方は楽なのです。クラッチバッグには硬い素材のものもありますが、柔らかくクシャっとなる素材のものがおすすめです。かしこまった服装ではカジュアルダウンできますし、女性の場合は少し甘めの服装にこのような持ち方をすることで甘すぎないスタイルが完成できます。
底を持つ
皮やコットンなどの柔らかい素材でもボックスのような硬めの素材でも、いろいろな形のクラッチバッグで持ちやすいのは、バッグの底を指全体で抱えるように持つ方法です。多少バッグの中身に重みがあったり膨らんでしまっていても問題ありません。バッグのサイズが大きいものをカジュアルな服装で持つときにもバッチリ決まりますし、メンズのスーツスタイルなら皮製のものがコーデにぴったりはまります。
小脇に挟む
クラッチバッグといえば、先に紹介した単に手に持つイメージがありますが、小脇に挟むことで手が空くので意外にお会計のときやスマホをいじるときなどに便利なのです。持ち手がないからこそできるこの持ち方は、スタイリッシュな雰囲気が出て、どこか“デキる人”を彷彿させるこのスタイルはファッションセンスに不安な人にこそおすすめです。
初級テクニックでありながら、おしゃれ上級者に見えるので小慣れ感を演出してくれます。ただし、クラッチバッグにパンパンに荷物を詰め込んでしまっていると、“バッグを持っている”というよりも“荷物を抱えている”というダサい印象を与えるので注意が必要です。コンパクトなクラッチバッグにぴったりな持ち方といえます。