クッションフロアとは?
クッションフロアとは、床に貼るシートのことです。床と言っても部屋だけでなく、洗面所やトイレなど、水周りの床に使えるものもあります。いろいろなタイプのものが販売されていて、価格もそこまで高くならないので、気軽に床をDIYする人が多いです。この記事では、クッションフロアの簡単な貼り方や、トイレに合うおしゃれなデザインもたくさん紹介しています。
トイレのクッションフロアの選び方
リビングなどの部屋に貼るクッションフロアなら、基本的にどの商品にしてもよいでしょう。しかし、トイレは水や排泄物で汚れやすい場所なので、クッションフロアは耐水性のあるものを選ぶようにします。普段の掃除をするときは、除菌シートやいらなくなったタオルで拭き掃除をしてください。なかなか落ちない汚れには、重曹とアルカリ性の洗剤を混ぜたものがよく効きます。
賃貸でもOK!トイレのクッションフロアの貼り方
本来、クッションフロアはボンドなどで床に直接貼り付けますが、工夫すれば賃貸でも貼ることができるので、とても人気があります。今回は、張替えや退居するときでも、床を汚さずに元に戻せるような貼り方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
クッションフロア貼りに必要な道具
まずは、必要な道具を紹介します。
- 型紙になるもの(模造紙や新聞紙)
- クッションフロア
- ペン
- 定規
- ハサミ
- カッター
- テープ(ガムテープかセロテープ)
- マスキングテープ
- 両面テープ
ほとんどの道具が、家にあるもので揃いそうじゃ!
専門的な道具が必要ないから、床を気軽にDIYできるんだね!
①型紙作りをする
まずは、型紙を作っていきます。
【型紙の作り方】
- トイレの床に合わせて、型紙を作る
- 模造紙や新聞紙を床に合わせて置いていき、繋ぎ目をガムテープやセロテープで止めていく
- トイレ本体の周りは、まずは避けて作っていき、最後に小さく切った模造紙や新聞紙で細かく囲んで作っていく
- 形が取れたら、本体周辺のどこか1箇所に切り込みを入れ、型紙を外す
②クッションフロアを切る
型紙が取れたら、型紙をクッションフロアに合わせて、ペンで印を書き、カッターで切ります。型紙とクッションフロアの向きがおかしくならないように、左右上下、表裏の確認をしっかりしてから切りましょう。トイレ本体の周りはハサミの方が切りやすく、直線を切るときは定規を使いながらカッターで切るとうまく切れます。
向きを間違ったら、大変なことになるぞ!
③床にマスキングテープと両面テープを貼る
ここが、賃貸でもクッションフロアを貼れるポイントです。床に一度マスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼ります。そうすることで、クッションフロアを剥がすことになっても、床に両面テープの跡が付きません。床の四隅、トイレ本体の周り、さらに床に一本線を入れるように貼っておくと、足元が浮いてくるのを防げるでしょう。
床に貼られているのはマスキングテープだから、簡単に張替えができるんだね!
クッションフロア用の両面テープで、剥がせるタイプのものも売られているぞ!
④クッションシートを貼る
マスキングテープ、両面テープを貼った上にクッションフロアを貼り付けます。両面テープを貼ったところは、タオルなどを使って空気が入らないように、念入りに押さえておきましょう。
おしゃれ!トイレに合うデザイン9選!
トイレに合う、クッションフロアのデザインを紹介していきます。トイレの面積は小さいので、クッションフロアの価格は安く済ませられるでしょう。さらに、トイレに置く小物の価格も抑えれば、安くおしゃれなトイレを作ることもできます。
デザイン①タイル(アンティーク柄)
ベースが白なことにより清潔感を出しつつ、大きめの柄で大人っぽさのあるクッションフロアです。柄がネイビーとグレーなので、大きめの柄でも落ち着いた雰囲気になります。小物を同じような色で揃えれば、さらに統一感が出ておしゃれになりそうです。
大人の女性に、人気のありそうな柄じゃな。
デザイン②タイル(小花柄)
小さな六角形のタイルが並んだ柄になっています。花の灰色の部分は石をイメージしているのでしょう。小さめの柄が好きな人や、シンプルなイメージにしたい人におすすめです。クッションフロアを白やシンプルなものにすることで、トイレカバーなどの小物の色は何色にしても合うようになります。
トイレカバーや小物の色で遊べるね!
デザイン③タイル(ツートーン柄)
大きなツートーン柄ですが、色がブラウンなので、派手すぎないのが特徴です。トイレットペーパーのホルダー部分にもクッションフロアを貼り付けているので、とても統一感があります。好きなキャラクターのイメージに合わせて作るのもおすすめです。
トイレットペーパーのホルダーに貼るのは、とってもいいアイデアだね!
デザイン④タイル(大理石柄)
清潔感、高級感、大人っぽさの全てを兼ね備えているクッションフロアです。大理石柄はとても人気のある柄で、白だけでなく、黒のものも販売されています。本物の大理石だと冬場は足元が冷えてしまいますが、クッションフロアなので冷たくないところもポイントです。
マットや便座カバーとも合っていて、おしゃれじゃな!
雰囲気を変えたくなったら、気軽に張替えできるからおすすめだよ!