裏ピースはとはどんなポーズ?
ピースサインは、日本独特の写真のポーズといえます。日本ではピースサインは特に深い意味をもちません。ハンドジェスチャーは意外と奥深いもので、国によって意味が違うことを知っていますか?それでは若い人を中心に流行っている裏ピース(逆ピース)についてみていきましょう。
裏ピースについて
裏ピース(逆ピース)とは上記の画像の「裏返しのピースサイン」のことを指します。裏ピースという言葉を1度は耳にしたことがあるかもしれません。かわいい、顔が小さく見えるなどの理由から、日本の若い人を中心にSNSなどで見かけます。日本では特に深い意味はありません。しかし外国人にとって、国によっては、悪い意味になるので注意が必要です。
裏ピースの意味とは?
裏ピースは国によって意味が違います。そのため裏ピースをするときには注意をしましょう。大きくイギリス圏とアメリカ圏に分けてご紹介します。
イギリス圏での裏ピースの意味
裏ピース(逆ピース)は、イギリスだけではなく、ニュージーランドなどイギリスの影響を大きく受けている国では、ネガティブな意味を表わす手のジェスチャーです。「相手を侮辱する」という意味をもつので、安易に外国で裏ピースをしないようにしてくださいね。外国を訪れたら、自分自身が外国人になります。トラブルに発展してしまえば、悪意はなかった、知らなかったでは通用しません。
アメリカ圏での裏ピースの意味
イギリスとは違い、アメリカやカナダでは裏ピース(逆ピース)は特に深い意味をもちません。しかしアメリカで裏ピースを、3本指(人差し指、中指、薬指)ですると、まわりくどい言い回しの侮辱表現(中指を使うのと同じ表現)に変わるので注意しましょう。ちょっとした手のジェスチャーですが、外国人にとっては身近なものです。知らず知らずのうちに、外国人を傷つけているかもしれません。
海外で気をつけるべきジェスチャー2つをご紹介!
裏ピースや中指を使ったハンドサイン以外にも海外で気をつけるべきジェスチャーがあります。日本人には特に意味がなくても、外国人にはネガティブな場合があるので気をつけましょう。それでは「ピースサイン」と、SNSでもよく使われる「サムズアップ」をご紹介します。
①ピースサイン
日本では、写真のポーズとしてピースサインをよく使います。一般的には、平和を願うという意味です。しかしこのピースサインには、他の意味もあり、マイナスな意味をもつジェスチャーとなってしまう国も存在します。それはギリシャです。昔、犯罪者に向かって2本の指を使って物を投げつけていたことが由来となっています。
②サムズアップ
サムズアップは一般的にはポジティブな意味。日本では「いいね」という意味で親しまれています。一方で、中東、南アメリカ(ブラジル以外)、ヨーロッパの一部(ギリシャ、イタリアなど)では、ネガティブな表現のジェスチャーです。これらの国では、サムズアップは「性的な侮辱」の意味を表現しています。
まとめ
裏ピースと気をつけるべきジェスチャーについてご紹介しました。日本では特に意味のない手のジェスチャーが、海外では悪い意味になることがよくあります。中指のジェスチャーはネガティブな意味として広く知られていますが、ネガティブな意味をもつジェスチャーはそれだけではありません。その国に合わせてジェスチャーを知っておくと便利です。トラブル防止にも役立ちます。ぜひ参考にしてみてくださいね。