DIYとは?
Do It Yourselfの略
「DIY」とは、「Do It Yourself」の略で、直訳すると「自分でやってみよう」というような意味です。テレビ番組や雑誌でもDIYの特集が組まれたり、SNSで自分のDIY作品を公開している人が増加したりなど、ここ数年でDIYの人気は特に高まってきています。
いわゆる日曜大工のこと
ここ数年でDIYというワードが急速に浸透し始めてはいるものの、木工に関する作業といえば「日曜大工」という言葉に馴染みがあるという方も多いのではないでしょうか。DIYは木工作業にかかわらず、ハンドメイドなどの細かな作業も含むので幅広い意味を持つものの、木工DIYに限っていえば、日曜大工とほぼ同じと捉えてよいでしょう。言葉のイメージとしては、DIYは主に女性の趣味として使われることが多く、日曜大工は主に男性が休みの日に行う作業として使われることが多いです。
DIY初心者必須道具①ドライバー
まず、DIY入門で間違いなく必須となる工具はドライバーです。木工DIYでは木材同士をネジで止めていく作業がかなり多いので、ドライバーは必ず用意してください。
手回しドライバー
手回しのプラスドライバーおよびマイナスドライバーは、普段DIYをしないという家庭でも、それぞれ1本は持っていることも多いのではないでしょうか。持っていない方は用意しておくといいでしょう。軸が太いタイプのドライバーを選べば、グリップが効いてネジをしっかりと回しやすいのでおすすめです。
電動ドリルドライバー
DIYを始めてみたいという方は、手回しドライバーだけでなく、電動ドリルドライバーも用意することをおすすめします。既存製品を少しリメイクする程度のDIYであれば、手回しのドライバーでも作業できないこともないのですが、木材同士を固定するような木工DIYでは電動ドリルが必要です。作業が格段にスムーズになるので、DIY入門の最重要アイテムといっても過言ではないでしょう。
DIY初心者必須道具②メジャー
木材などの材料の寸法を測る際に必要となるのがメジャーで、巻尺(まきじゃく)やコンベックスとも呼ばれます。初心者のDIYであればそれほど長いものを測る機会はないのがほとんどですので、比較的コンパクトな3mメジャーがおすすめです。長めのものが欲しい方でもDIY入門では5mメジャーで十分でしょう。
DIY初心者必須道具③さしがね・かねじゃく
差し金(さしがね)と曲尺(かねじゃく)は同じものを指します。ものさしの役割として、長さを測ったり、線を引いたりするのに使えます。金属製の30cmものさしを既に持っているという方は、まずはそれを使って線を引いたり長さを測ったりするのもよいでしょう。ただし、差し金・曲尺を使えば直角に線を引けるので普通の金属製ものさしよりも便利です。これから揃えるなら差し金・曲尺を購入することをおすすめします。
DIY初心者必須道具④木工用ボンド
木工用ボンドもあるといいでしょう。簡単なDIYであれば、木工用ボンドだけでも木材などの材料同士をくっつけられますし、しっかりとネジ止めする場合でも、ボンドを仮止めとして使えるので非常に便利です。
DIY初心者必須道具⑤のこぎり
木材を切ってDIYをする場合はのこぎりも必要です。ただし、のこぎりの取り扱いには少しコツが入ります。DIY初心者でのこぎりでの木材カットに不安がある方は、DIYに慣れるまで、ホームセンターでの木材カットサービスを利用するのもおすすめです。スタッフによる機械を使ったカットなので、自分で切るよりもきれいに切れるでしょう。
100円ショップでもさまざまな種類のドライバーが販売されています。
出典:筆者撮影(撮影許可あり)