キッチンの換気扇の掃除方法
ここまで換気扇掃除におすすめの洗浄剤や便利なアイテムをご紹介してきましたが、いよいよ分解洗浄のやり方を実践します！換気扇の分解・外し方は取扱説明書をよく読み行ってくださいね。今回は、取り付けから9年間、掃除をほとんどしていない換気扇掃除のやり方を見ていきましょう！
その通り！長い期間汚れがついたままだと嫌なにおいのもとになるし、本体も傷んでしまうんだ。
分解のやり方
換気扇周りを養生して、電気プラグを抜きます。プロペラファン中央の丸カバーをゆるむ方向へ回し、取ります。
プロペラファンの中心をしっかり持ち、手前に抜き取ります。
換気扇の本体カバー下を手前に引いて取り、押し上げて上部も外します。
換気扇掃除のための分解は、ここまでです。外し方は分かりましたか？それでは大掃除を始めましょう！
外せる部品
換気扇で外せる部品は、樹脂製の本体カバーとプロペラファンです。台所の高いところにあるので、つい手間がかかると思いがちですが、一度やり方を見ると外し方は意外に簡単でしたね。足元のスペースを確保し、脚立や踏み台を使って安全に作業しましょう！
外せない部品
換気扇交換工事の際には簡単に外すことができる、中のシャッター部分。ただし、実際に取り付けるときには工務店が取り扱う部分ですから、掃除で取り外すことのないようにしてくださいね。
外せる部品の洗い方
ファンやカバーは台所のシンクの中で洗える大きさですが、このまま洗ってしまったらシンクも排水溝の中も汚れてしまいます。今回は水をあまり使わない、エコで簡単な洗い方でプロペラファンをきれいにしていきたいと思いますよ。さっそく洗い方を見ていきましょう！
拭き取りの掃除方法
まずはプロペラファン全体に水をスプレーします。水が滴るくらい、たっぷりです。
粉洗剤を全体に振りかけて、3分待ちます。まんべんなく、振りかけるようにするのがポイント！
水と粉洗剤で汚れがゆるんだところで、カードを使ってこそげ取っていきます。
汚れをこそげ取りました。次に、ファンに残っている汚れた水を拭き取ります！
プロペラファンは、拭き取りやすい形なので、掃除も簡単ですね！汚れが固まっていたら、つけおきするのもおすすめ！
全ての面の拭き取りが終わったら、食器洗い洗剤で洗います。汚れはすでに取り除いているので、シンクが汚れずに済みますね。
自然乾燥します。次に本体カバーの掃除方法を見ていきましょう！
汚れが少ないところは、セスキ炭酸スプレーを使ってきれいにします。
セスキ炭酸スプレーを全体にかけて、汚れを浮かせます。
汚れが水に溶けたかのように、するする拭き取れますよ。
全体を拭いたら、食器洗い洗剤で洗います。
他の部品と一緒に自然乾燥します。40℃以上の熱に弱いので、乾燥機は使用しないでくださいね！
外せない部品の洗い方
プロペラファンの裏側、中のシャッター部分は油とほこりが付きやすい部分です。取り付けから10年経てば、新しい換気扇に取り換えるのがよいでしょう。大掃除では、洗浄剤を吹きかけ拭き取る方法で掃除をします。電源コード付近は、洗浄剤がかからないように養生しましょう。
拭き取り掃除のやり方
洗剤をスプレーします。液だれしにくい、ジェルや泡タイプの洗浄剤がおすすめです。
細かい突起のある部分は、歯ブラシを使うと効果的ですよ！他はウエスで拭きとっていきます。
設置から9年間放置してしまった換気扇。金属塗装も剥がれてしまっていますね。これ以上傷めないように、手早く済ませます。
汚れをすべて取り除いたら、水拭きして、養生を外しましょう。洗浄剤を残さないようにするのがポイントです！
設置方法
次に、換気扇の設置のやり方です。まず換気扇カバーにオイルトレーを取り付けます。
換気扇上部にひっかけ、上からかぶせるように押し込みます。
コードの取り出し口からコードを出し、換気扇カバーの下側も押し込みます。
プロペラファンを取り付けます。中央の突起と穴の形を合わせて、差し込みます。
中央のカバーを回して、カチカチと音が鳴るまで回し閉めます。
コンセントを差し込み、動作確認します。
異音やガタツキがなく、プロペラファンが回りました。これで完成です！
外し方がとても簡単だったわ！やり方がわかれば大掃除のときも困らないわね！
外し方が簡単だから大掃除のときにガスコンロとつけおきするのもOK！次は、レンジフード掃除のやり方を見てみよう！
本当は、こまめに分解洗浄したほうがいいのよね！でも外し方がわからないから、掃除ができないわ。