電気ストーブの電気代はどれぐらい?タイプ別に消費電力・メリットを解説!

電気ストーブの電気代はどれぐらい?タイプ別に消費電力・メリットを解説!

エアコン、こたつ、セラミックファンヒーターなど冬に活躍する暖房器具のひとつ、電気代が気になりますが置くだけでその場が暖かくなる電気ストーブ。安価な物や置くだけでおしゃれな物まで種類も豊富。今回は種類別に電気代、選び方など様々な電気ストーブについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.電気ストーブの種類
  3. 3.電気ストーブの選び方
  4. 4.タイプ別電気代一覧
  5. 5.まとめ

はじめに

フリー写真素材ぱくたそ

みなさんは電気ストーブにどんなイメージをお持ちでしょうか。寒いときやすぐにあたたまりたいときに活躍する物、エアコン・ファンヒーター・セラミックヒーターなどと併用して使用する物など。最近は安価な物やおしゃれな物まで種類も豊富です。今回はどんな種類があり電気代はどのくらいかかるのか、選び方などご紹介していきます。

電気ストーブの種類

出典: https://aladdin-aic.com/product/cah-2g10a-aeh-2g10n

意外と知られていないかもしれませんが、電気ストーブに種類がおるのをご存知でしょうか。「ニクロム線電気ストーブ」「シーズヒーター」「ハロゲンヒーター」「カーボンヒーター」「グラファイトヒーター」「パネルヒーター」たくさんあり名前だけではよくわかりませんよね。種類によって特徴、メリット・デメリットも様々あるのでご紹介していきます。

今回は6種類をメリット・デメリットとともにご紹介します。

ニクロム線電気ストーブ

石英菅ガラスがニクロム線を覆いニクロム線に電気が通ることであたたまります。昔からある電気ストーブはほとんどがこのタイプになります。あたたまるまでに時間がかかってしまうのが難点。部屋全体をあたためることはできないためエアコンと併用したり足元をあたためるといったスポット的に使用するのがおすすめです。

メリット

  • 安価な製品が多い
  • コンパクトな物が多い

デメリット

  • 暖房能力が低い
  • あたたまるまでに時間がかかる

シーズヒーター

ガラス管や石英管ではなくセラミックコーティングを施した金属管にニクロム線を密閉しています。セラミックを使用していることで、遠赤外線放出量が多く暖房能力が高いのがポイント。水や衝撃に強く耐久性が高いのも特徴になります。ただし、こちらもあたたまるまでに時間がかかってしまうのが難点です。

メリット

  • 暖房能力が高い
  • 耐久性が高い
  • 首振りや温度調節などの機能付きが多い

デメリット

  • あたたまるまでに時間がかかる

ハロゲンヒーター

ハロゲンランプを発熱体に使用し、ハロゲンランプから放出される遠赤外線の熱を直接当てることによりあたたかくなります。スイッチONと同時にすばやく熱を発してくれるのが特徴です。部屋全体をあたためるのには向いていないので、足元など狭い空間をあたためるのに向いています。

メリット

  • 熱を発するまでの時間が早い
  • 安価な物が多い

カーボンヒーター

ガラス管の中の炭素繊維に電気を流すことで熱せられ遠赤外線が発生し空間を暖めます。赤外線放射量はハロゲンヒーターのおよそ2倍と言われています。スイッチを入れてからあたたまるまでの時間が短いのも大きなポイント。換気の必要がなく空気も乾燥しません。

メリット

  • 熱を発するまでの時間が早い
  • 空気が乾燥しにくい

デメリット

  • やや高価なものが多い

グラファイトヒーター

出典: https://aladdin-aic.com/product/cah-1g9b

発熱体に黒鉛を使用して遠赤外線を発生させます。遠赤外線放出量がカーボンヒーターより多く暖房能力が高いです。また、点火してから立ち上がりまでの時間が1秒以内ととても早いのが特徴です。そのため冷えた体をすぐにあたためてくれます。また体の芯からあたたまりたい人にも向いています。

メリット

  • 熱を発するまでの時間が早い
  • 暖房能力が高い
  • 高機能な物が多い

デメリット

  • 高価なものが多い

次ページからはパネルヒーターについて紹介します。

次のページ

電気ストーブの選び方

関連記事

記事ランキング