セラミックヒーターの電気代を抑えたい!
セラミックヒーターは比較的小型の製品が多く、加湿機能の付いているもあり、暖房器具として人気です。しかし、暖房器具はとにかく電気代がかかるイメージがあり、できるだけ節電を意識した使い方をしたいものです。そこで今回は、セラミックヒーターの電気代を比較検証し、節電・節約するコツをご紹介します。
セラミックヒーターの特徴
セラミックヒーターの電気代を節約するコツを知るためにも、まずは特徴から押さえていきましょう。以下に、セラミックヒーターの特徴をご紹介します。
①ドライヤーのような暖房器具
明け方の寒さに爆速で暖まるプラズマクラスターのセラミックヒーターが効く!コロナ対策で空気清浄機と二段構えだお! pic.twitter.com/TkrNEpsYsw
— ぽん子 (@SUZUSIKO_suiren) April 24, 2020
セラミックヒーターはドライヤーのように熱風で部屋を温めます。スイッチONですぐに温かい風が出るため早く温まりたいときに便利です。さらに、火の心配がないので安心して使えます。
セラミックヒーターは持ち運びしやすい小型タイプや、加湿機能などが付いたものも販売されていて人気があります。
②セラミックとアルミフィンが電気によって発熱する
ゴールドに輝く東芝エアコンDX/MXのアルミフィン
— yohibusi (@yohibusi) November 8, 2019
室内機だけではなく室外機フィンもピッカピカ pic.twitter.com/j9isBujsPx
セラミックヒーターの構造は、本体の中にある「セラミック」が熱を放出しやすいように、「アルミフィン」というもので包まれています。「アルミフィン」はエアコンの中にもあるアルミの薄い板で、熱効果器のことです。セラミックヒーターは、「セラミック」と「アルミフィン」が合体したものが電気により発熱し熱風を出します。
セラミックヒーターは、ストーブのようになにかを燃やすわけではないので嫌な臭いがありません。
③狭い場所に適している
5,000円台で買えると巷で人気のアイリスオーヤマ製の人感センサー付セラミックヒーターを買ってみた!^^
— hippochan (@hippochan3) November 12, 2015
トイレに置いて使ってみたらイイね!(*^▽^)/★*☆♪ pic.twitter.com/Sbs4MCoZsJ
セラミックヒーターは、以下のようなエアコンの暖房が届かない寒くて狭い場所に適しています。さらに、人感センサーや加湿機能付きであれば、人がいないときは節電し、人がいるときは集中して温めてくれるうえ、乾燥対策までできて便利です。
セラミックヒーターはなぜ狭い場所に適しているんだろ?
セラミックヒーターはエアコンのような部屋全体を温める力はないですが、電源を入れるとすぐに熱風が出て冷えた手足が温まるので、狭い場所で使うのが適しているのです。
セラミックヒーターが適している場所
- トイレ
- 脱衣所
- 台所
- 玄関
1時間で約30円(1000Wの場合)
電気代の1kWhあたりの単価は、それぞれの家庭が電力会社と契約しているプランや使用時間帯などによって差があります。例えば、1kwh=30円で契約している家庭で、1,000Wのセラミックヒーターを1時間使うと電気代は以下の計算になります。
1,000Wのセラミックヒーターを1時間使ったときの電気代
- 1,000(W)×30(円)÷1,000(W)=30(円)
次ページからはメーカー別のセラミックヒーターの電気代の比較と、他の暖房器具とセラミックヒーターの電気代を比較してご紹介します。
セラミックヒーターの節電のコツってあるの?