ランダムサンダーとは?
ランダムサンダーは、DIY愛好家たちから注目されている電動工具です。木工品の表面を整えたり、金属のサビを落としたり研磨という目的で使われています。ディスク状のサンドペーパーを取り付けて使うのも特徴的で、サンドペーパーの使い分けでも使える幅が広がります。両手で使うタイプと、片手で使えるコンパクトサイズなど種類も豊富です。
オービタルサンダーとの違い
ランダムサンダーとよく似ているため、初心者は間違えてしまいがちなのがオービタルサンダーです。カテゴリで分けるとどちらも木材を研磨したり表面を整えたりする電動工具で用途はほぼ同じすが、ランダムサンダーは丸いディスクを使い分けるのに対し、オービタルサンダーは四角いパッドにサンドペーパーを取り付けて使います。
ランダムサンダーはどう選ぶ?
ランダムサンダーの選び方としては、タイプ・コードの有無・機能の3つを比較して選ぶのがおすすめです。それぞれの特徴と選び方について解説します。
タイプで選ぼう
片手操作型
片手で扱いやすいようコンパクトで重さも2kg前後と、女性にも扱いやすいタイプです。用途は木材のイスや小さめのボックスなど狭い範囲の研磨や仕上げに向いています。小さい分小回りがきくので、凹凸のある部分の研磨や仕上げをしたいときにもおすすめです。
両手操作型
両手でしっかりと押さえながら使うのでサイズも大きく、広い面の研磨や仕上げにおすすめです。両手で扱うので安定性に優れています。片手操作型の方が手軽に使えるイメージですが安定感がある分、初心者には両手操作型の方が使いやすいでしょう。
コードの有無
ランダムサンダーの選び方としては、コードの有無も比較対象になります。コードタイプとコードレスをそれぞれに比較してみましょう。
コードタイプ
コードタイプは、コンセントがある場所なら研磨途中でバッテリー切れを起こすことなく連続で使用できるのが特徴です。作業する場所がコンセントから離れている場合は、延長コードをプラスすれば使用できます。ただしコードが邪魔になる、コンセントがない場所では使えない、というデメリットがあります。
コードレス
コードレスのランダムサンダーは、コンセントから離れた場所やコンセントがない場所でも使えるので、場所に左右されず好きな場所で使えるのが最大のメリットです。コードの煩わしさがないので使いやすい反面、使用時間によっては途中でバッテリー切れを起こす可能性があります。バッテリーの残量によってはパワー不足と感じることがあるのも否めません。
コードの有無でそれぞれにメリットとデメリットがあります。どちらがいいか比較して選んでくださいね!
あると便利な機能をチェック
集塵機能
ランダムサンダーで木材や鉄サビを研磨する際には、周囲に粉じんが飛び散ります。これは仕方ないことであり、粉じんは後で掃除をすればいいと軽く考えがちです。環境にもよりますが密閉された空間で使用し、万一火花が出た場合は粉塵爆発のリスクがあることを覚えておきましょう。粉塵爆発のリスクを防ぐという意味でも集塵機能は欠かせません。
もしも集塵機能がついていないランダムサンダーを選んだ場合は、別途集塵機を購入すれば対処できます。作業後の掃除も楽なのでおすすめです。
スピード調整機能
ランダムサンダーを使い慣れている人なら角度を変えて研磨力を調整できますが、初心者には微調整がむずかしくなります。こういうときにあると便利なのが、スピード調整機能です。最初は低い速度で慣らしていけますし、木材や鉄など研磨する素材によっても使い分けできます。
スピード調整幅が広いもの、微調整が可能なもほど使いやすですよ!
ディスク交換の仕方
ランダムサンダーは、アタッチメントディスクにサンドペーパーを取り付けて使用します。サンドペーパーは消耗品なので、ある程度使ったら新しいものとの交換が必要です。アタッチメント交換の仕方は、メーカーや機種によっても変わるので交換しやすいものを選びましょう。使いやすさでおすすめなのは、マジックテープ式のディスクです。
マジックテープ式なら、サンドペーパーをカットしたり、集塵穴を開けたりという手間もかからないので、初心者にも簡単に交換できます。
次はおすすめのランダムサンダー(10,000円以上)4選を紹介します。
ランダランダムサンダーの特徴は丸、オービタルサンダーの特徴は四角と覚えておくといいでしょう。