ウッドデッキのDIY方法!おおよその費用&簡単な作成手順をご紹介!

ウッドデッキのDIY方法!おおよその費用&簡単な作成手順をご紹介!

庭やテラスにウッドデッキをDIYで作る方法と費用を紹介します。材料選びや必要な道具、簡単な作成手順のポイントを確認すれば、DIY初心者でも簡単に自作できます。屋外のウッドデッキで、読書やバーベキューなど楽しい時間を過ごしましょう。

記事の目次

  1. 1.ウッドデッキのDIY
  2. 2.ウッドデッキの費用
  3. 3.ウッドデッキの材料
  4. 4.ウッドデッキのDIYの道具
  5. 5.ウッドデッキの簡単な作成手順
  6. 6.ウッドデッキのグレードアップ
  7. 7.ウッドデッキのDIYのまとめ

ウッドデッキのDIY

庭やテラスにウッドデッキをDIYする方法とおおよその費用を紹介します。リフォーム店などにウッドデッキの見積もりをしてもらうと、アルミの下地に人工木材を張った高級な商品を勧められて予算オーバーになります。日曜大工で手作りするほうが安く、予算内でウッドデッキを手に入れられます。簡単な作成手順でDIYを楽しんでください。

DIY初心者でも自作できる

ウッドデッキは構造が簡単で、DIY初心者でも自作できます。基本の作業は木材を切り、木ネジで固定するだけです。難しい加工はなく、ゆっくり1つずつ作業すれば、日曜大工の初心者でも立派なウッドデッキを作れます。必要な材料・道具と簡単な作成手順を確認して、楽しみながらウッドデッキをDIYしましょう。

ウッドデッキの魅力

天気のよい日に明るい日差しの下で、ゆっくり過ごすことは健康や心にとてもよい効果があります。庭やテラスの手作りしたウッドデッキにテーブルやイスを置き、のんびり読書や音楽を聴いたり、バーベキューなどの食事をしたり、屋外のリビングとして楽しめます。

ウッドデッキの費用

木材 費用

幅6ft×奥行6ftのSPF材とウエスタンレッドシダーのおおよその費用(参考予算)
出典:筆者作成

ウッドデッキをDIYで自作する費用は、使用する木材や広さによって大きな違いがあります。ウッドデッキの広さを決めて、予算内で木材の樹種を決めましょう。木材が費用の大半を占めるので、予算を抑えたいならSPF材や杉を選ぶとよいです。参考予算はホームセンターやネット通販の価格です。

材料による費用の違い

ウッドデッキの費用の大部分が木材です。樹種によって費用に幅があり、安いSPF材(ホワイトウッド)・杉から耐久性があるヒノキ・ウエスタンレッドシダー、木目が美しく耐久性が高いハードウッドのウリン・イペや人工木材まで価格が2~3倍も違います。日曜大工の初心者には、安くて加工しやすいSPF材(ホワイトウッド)や杉がおすすめです。電動工具がある中級者は、ヒノキやウエスタンレッドシダーで耐久性が高いウッドデッキを作りましょう。

木材の樹種とおおよその費用(幅6ft×奥行6ft)

  • SPF材(ホワイトウッド)     45,000円
  • ウエスタンレッドシダー      67,000円

ウッドデッキの広さ

広さ 費用

ウッドデッキの広さとおおよその費用(参考予算)SPF材を使用
出典:筆者作成

ウッドデッキの広さによって使用する材料の量が異なるため、費用も大きく違います。幅12ft×奥行6ftから大きな幅12ft×奥行12ftで、広さが2倍になると費用は1.4倍くらい高くなります。庭やテラスのスペースを測りウッドデッキの広さ決めることで、おおよその費用がわかります。

ウッドデッキの広さとおおよその費用(SPF材)

  • 幅6ft(1830mm)×奥行6ft(1830mm)    45,000円
  • 幅12ft(3660mm)×奥行6ft(1830mm)    80,000円
  • 幅12ft(3660mm)×奥行12ft(3660mm)   115,000円

ウッドデッキの材料

束石 基礎石 プレート付き

出典:筆者撮影

ウッドデッキを作るために必要な材料を紹介します。DIYで作る前に材料をしっかり準備しましょう。特別な材料はなく、ホームセンターやネット通販で購入できるものです。長い木材を運ぶことは難しいので、配送サービスを利用すると便利です。屋外でしばらく保管する場合は、ビニールシートなどを使って雨で濡れないように注意してください。

基礎になる束石

ウッドデッキを庭の土の地面に作る場合、基礎が必要です。基礎石はコンクリート製の束石(沓石)が500~1000円ぐらいでホームセンターで販売されています。プレート(羽子板)付きが便利で、ビス穴があり木材をしっかり固定できます。

木材

ウッドデッキの木材は2×4材がよく使われます。いろいろな種類の樹種が販売されているので、購入しやすいメリットがあります。床板は2×6材(38×140mm)、根太と大引きは2×8材(38×184mm)、束柱は4×4材(90×90mm)の3種類のサイズを使います。

木ネジ

木ネジ コーススレッド

出典:筆者撮影

木材の固定は木ネジ(コーススレッド)を使います。束柱の4×4材を束石のプレートに固定するための長さ38mmと根太、大引き、床板は長さ75mmコーススレッドの2種類を準備します。亜鉛メッキされたスチール製とステンレス製があり、屋外の使用で錆びにくいステンレス製がおすすめです。

防腐塗料

木材にSPF材(ホワイトウッド)や杉を使う場合は防腐塗料を塗り、耐久性を高くします。ブラウンなどの色が付いた防腐塗料で雰囲気のあるウッドデッキになります。2度塗りして防腐効果を高めます。3~5年で塗り替えをすると、美しいウッドデッキに復活できます。市販のウッドデッキには、アルミの骨組みを下地に人工木材を張り、腐食しないメンテナンスフリーの商品があります。

ウッドデッキのDIYの道具

測定道具 メジャー 差し金 水平器 鉛筆

出典:筆者撮影

ウッドデッキをDIYで自作するために必要な道具を紹介します。いろいろなDIYに使用する一般的な道具ですので、購入しても無駄にならないものばかりです。道具がないと作業が止まるので、作業を始める前に確認しましょう。

測定道具

庭やテラスの広さや長い木材を測るメジャー、3m以上のものが使いやすく、100均でも販売されています。垂直を確認する差し金。木材に切る線を引く鉛筆はBなど濃い目がよいです。基礎石やウッドデッキの水平を確認する水平器は大きなものが使いやすいです。

切断道具

切断道具 ノコギリ

出典:筆者撮影

木材を切る道具はノコギリと電動丸ノコがありますが、初心者はノコギリをおすすめします。高級なハードウッドは硬くてノコギリで切ることは大変ですので、電動丸ノコを使います。SPF材や杉などはノコギリで簡単に切ることができます。心配なら大きな4×4材(90×90mm)はホームセンターのカットサービスを利用するとよいです。切断面のバリ(ささくれ)にヤスリがあると便利です。

組み立て道具

組み立て道具 電動ドライバー 

出典:筆者撮影

木材を木ネジ(コーススレッド)で固定するための道具はドライバーか電動ドライバーです。たくさんの床板を根太に固定するので、電動ドライバーをおすすめします。幅6ft×奥行6ftの小さなウッドデッキでも床板だけで114本、根太と大引きで72本、束柱で48本と合計234本のコーススレッドを打ち込みます。電動ドライバーはDIYに必要な工具で、穴あけなどのいろいろな作業に使えます。

基礎の土木道具

スコップ ハンマー

出典:筆者撮影

基礎石の束石を設置する地面の土をスコップ(シャベル・ショベル)で掘り、高さを揃えて平らにします。地面がやわらかい場合は砂利などを敷き、大きなハンマーで上から叩いて固めましょう。基礎石の水平にするときは、ゴム製のクッションハンマーを使うとよいです。

塗装道具

木材に防腐塗料を塗る作業に必要な道具は、刷毛です。使用後はペイントうすめ液で洗うより、100均などの安い刷毛を使い捨てすると簡単です。手が汚れないようにビニール手袋(ゴム手袋)をして塗りましょう。

次のページで、ウッドデッキの簡単な作成手順を詳しく紹介します。

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ウッドデッキの簡単な作成手順

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