はじめに
華やかなハロウィンやクリスマスは、ハンドメイドを始めるのにぴったりなイベントです。作る楽しさと飾る楽しさを、同時に味わえるオーナメントの作り方を紹介します。
紐で作るオーナメントの特徴
紐で作るオーナメントには、「身近にある素材を活用」「作りやすいミニサイズ」「アレンジが自由自在」という3つの特徴があります。使う素材は紐をはじめ、リボンやビーズ、レースなど身近にある素材ばかりです。ぜひ、ご自宅に眠っている素材を蘇らせてみてください。そして、仕上がりサイズは直径が約3cmほどの小さめです。制作スペースはそれほど必要としないので、気軽に始められます。また、ベースがとてもシンプルなので、アレンジ次第でいろんな表情が楽しめます。ぜひ、たくさんの種類にチャレンジしてみてください。
紐で作るハロウィンオーナメントの作り方
ハロウィンオーナメントの材料(1個分)
- オレンジ色の紐(カボチャ用)・・・長さ約30cm、太さ約0.3cm
- ゴールドの紐(吊り下げ用)・・・長さ約10cm
- 合皮(土台用)・・・大きさ約3cm×3cm
- 合皮(顔のパーツ用)・・・大きさ約2cm×2cm
ハロウィンオーナメントに使う用具
ハロウィンオーナメントを作るときに必要な用具はこちらです。ピンセットは細かなパーツを貼り付けるときに、とても役立つ便利なグッズです。いろんな種類のピンセットがありますが、先の細いものがとても重宝します。また、つまようじも小さい隙間に木工用ボンドを塗るときに、とても役立つ便利なグッズです。
手作りハロウィンオーナメントの工程
1.オーナメントの土台作り
①約3cm×3cmの土台用合皮を用意し、フリーハンドで円形を描きます。後に紐で隠れてしまうので、少し歪んでも大丈夫です。
②描いた線に沿って、はさみでカットするとオーナメントの土台ができあがりです。
2.オーナメントのベース作り
①約10cmのゴールドの紐を二つに曲げ、木工用ボンドで土台に貼り付けます。
②約30cmのオレンジ色の紐をクルクルと巻き、木工用ボンドで土台に貼り付けます。
③最後まで綺麗に仕上げるコツは、小さな隙間にはつまようじを使い、木工用ボンドを塗ることです。
④最後まで土台に紐を貼り付けると、オーナメントのカボチャのベースはできあがりです。
3.飾り付けをする
①約2cm×2cmの顔パーツ用合皮を用意し、カボチャの顔のパーツをフリーハンドで描きます。フリーハンドで描くと、ハンドメイドならではの仕上がりになります。また、顔パーツの素材の選び方は、合皮やフェルトのように切ってもほつれないものを選んで下さい。
②描いた線に沿って、はさみでカットします。
③カットしたパーツをカボチャのベースに、木工用ボンドで貼り付けます。スムーズに貼り付けるコツは、ピンセットを使って貼り付けることです。
4.完成
これでハロウィンの定番、ジャック・オー・ランタンのオーナメントが完成しました。 飾り方の一例として、このように本物の木の枝のトップに装飾してみてはいかがでしょうか?
手作りハロウィンオーナメントのアレンジ方法
シンプルなカボチャは、飾り付け次第でいろんなパターンに変身します。飾り付けの選び方のポイントは、インパクトのあるオレンジ色を引き立てるカラーを選ぶことです。クスっと笑えるユニークなアイデア例を紹介します。
アイデア1:おとぼけ顔のカボチャ
こちらのカボチャは、おとぼけな表情が特徴です。目は白色の合皮に黒いビーズ、口は茶色の合皮でジグザグにカットしています。カボチャのトップにはネクタイ生地で作った三角帽子を装飾。おとぼけの表情に仕上げるコツは、黒目を中央に貼り付けることです。
アイデア2:にんまり顔のカボチャ
片目には星型のビーズをアクセントに使っています。口は合皮を三日月の形にカットしてから、ペンで歯を描いています。にんまりの表情のコツは、口を斜めに貼り付けることです。首元はリボンで蝶ネクタイを作り、貼り付けています。
アイデア3:びっくり顔のカボチャ
びっくりした表情のカボチャは、白色の合皮の目にフェルトで黒目を付けています。びっくりした表情を作るコツは、黒目を斜め上に付けることです。カボチャのトップには、ネクタイ生地で作ったハットを装飾。ネクタイ生地は光沢があるので、装飾におすすめの生地です。
出典:筆者撮影