ボトルシップの作り方!瓶の中に船を入れるための材料・手順を解説!

ボトルシップの作り方!瓶の中に船を入れるための材料・手順を解説!

不思議なボトルシップは一見難しそうに見えますが、初心者でも挑戦できる簡単な作り方もありますよ。完成すると達成感もひとしおなボトルシップをぜひ作ってみましょう。今回は、ボトルシップ作りに必要な材料や道具、詳しい作り方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ボトルシップとは?
  2. 2.ボトルシップを作るための材料
  3. 3.ボトルシップを作るための道具
  4. 4.ボトルシップの作り方【引き起こしタイプ】
  5. 5.ボトルシップの作り方【分解・組み立てタイプ】
  6. 6.ボトルシップの作り方【偽ボトルシップ】
  7. 7.ボトルシップのおしゃれな応用
  8. 8.工夫と根気でおしゃれなボトルシップを作ってみよう

ボトルシップとは?

Photo by places_lost

ボトルシップとは、瓶の中に船の模型が入っている工芸作品です。大抵の瓶の口は船の模型よりも小さいうえ、船も非常に精巧な作りをしているため、どうやって作っているのか不思議な気持ちになりますね。実は作り方はいくつかあり、初心者でも意外に簡単に作れるものもありますよ。

ボトルシップを作るための材料

フリー写真素材ぱくたそ

ボトルシップを作る前に、まずは材料を揃えましょう。自分の作りたいボトルシップにあった材料を選ぶことが大切です。ホームセンターや手芸屋だけでなく、中には100均で揃うものもあります。

材料①船の素材

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木材、プラスチック、粘土、布など、船に使いたい材料を選びます。初心者は、最初から船のフィギュアを購入するのも楽なのでおすすめです。もしボトルシップの中に水を入れたい場合は、水や湿気に弱い材料は避けるようにしましょう。

材料②塗料

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船に色を塗ったり、模様を描いたりするのに必要な塗料を用意します。これも船に使いたい塗料や、目的に適した塗料を選びます。

材料③瓶

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船を入れる瓶も好きなものを選びます。飲み終わったボトルやペットボトル、ガラス製の形がおしゃれな容器、ほかにもいろいろな素材で応用している人もいます。ラベルがついていたら作る前にきれいに剥がしておきます。

ボトルシップを作るための道具

フリー写真素材ぱくたそ

ボトルシップは、細かい作業と根気が必要になってきます。初心者はこの根気を維持するのが意外に大変です。ボトルシップを作る前に、細かい作業を楽にするための道具や船を作るための材料を揃えましょう。

道具①製図用の鉛筆&定規&方眼紙

フリー写真素材ぱくたそ

作る前にどのようなデザインのボトルシップを作るのか、また何cmくらい必要なのかを計算し、製図に起こしていきます。普通紙でも大丈夫ですが、方眼紙(マス目が書いてある用紙)ならパッと長さが把握できて便利です。

道具②ピンセット

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ボトルシップを作るのはかなり精密な作業で、手先だけでは難しいです。瓶の内側で作業をすることを踏まえて、ピンセットを購入しましょう。よいものを選べぶことで初心者でもグッと作業が楽になります。ピンセットを選ぶ際のコツも見ていきましょう。

(1)手元が安定しているものを選ぶ

手元がグラグラしたり、滑りやすかったりすると、不安定なピンセットでは正確な位置にパーツを配置できません。手元に余計な力がかかってしまい、ストレスが溜まってしまいます。多少高くても、安定して使いやすいピンセットを買うと安心です。

(2)細長いものを選ぶ

当然ながら瓶の口に入るくらいの細さがベターです。またいくらコンパクトでも、小さすぎるピンセットを買って瓶の奥のほうの作業ができないのは本末転倒です。細いけれどしっかり安定していて、瓶の奥までしっかり届くくらいの長さのピンセットを買いましょう。

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ピンセットの先端はいろいろな形状があります。大きいパーツをつかむのに最適なもの、細かいパーツが見えやすいもの、あるいは先端が平らになっていて、粘土を加工するのに最適なものなど、いろいろ揃えておくと便利です。

道具③カッターナイフ&紙やすり

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材料の加工や組み立てた船を分解するのに使います。切れ味のいいカッターナイフを選びましょう。おすすめはプラモデル制作に使われ、精密な作業がしやすい「オルファ アートナイフ」です。「ちょっとボコボコしたかな?」というところは紙やすりを使って整えられます。

道具④接着剤

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船を接着したり、瓶を接着したりするのに必需品なのが接着剤です。接着剤を選ぶときは、以下の点に気を付けると初心者でもボトルシップ作りが楽になります。

(1)乾くのが遅いものを選ぶ

「乾くのが早いほうがいいのでは?」と思われがちですが、初心者は特にしっかり形を決めるのに時間がかかります。すぐ乾いてしまうと何度も接着剤を塗りなおさなければいけません。瞬間接着剤はこの作業には向きません。

(2)乾くと透明になるものを選ぶ

乾いても透明にならないような接着剤もありますが、ボンドの跡が残ってあまりきれいに見えないという点があります。また透明な接着剤であっても、接着面からはみ出してしまったらカッターなどで取り除きましょう。

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おすすめは、プラスチック素材の船の場合は「セメダイン」、木製の船の場合は「木工用ボンド」です。いずれの接着剤を使う場合も、薄く、少しずつ接着面に塗って、ゆっくりと瓶の中に船を組み立てていきます。ぎゅっと密着させて、くっついたのを確認してから離します。

道具⑤筆

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筆はいくつか持っておいたほうがいいですね。その中でも細かいパーツ用や模様を描くための細筆は、1つ用意しておくと便利です。

それではさっそく、ボトルシップを作ってみましょう。

ボトルシップの作り方【引き起こしタイプ】

Photo byarembowski

先に船の模型を大まかに組み立ててから、船の中で再度組み立てる手順です。瓶の入り口が大きめのボトルシップはこの方法で作られることが多いです。また船の形やデザインが精密なものは、ある程度こだわることもできます。

作り方①船を組み立てる

船を組み立てます。引き起こしタイプの手順のときは、この段階である程度完全に組み立ててしまって大丈夫です。塗装や模様入れもこのときにしてしまいます。接着剤は使いすぎると以降の作業が難しくなってしまうので、最小限に抑えます。

作り方②組み立てた船を分解する

瓶の口に合わせて船を分割します。ポイントとしてはあまり細かくしすぎず、瓶の口に入るような細長いパーツごとに分割していくことを意識します。

作り方③船パーツを瓶に詰める

Photo byMrChris89

瓶の中に船のパーツを、底の部分から少しずつ入れていきます。接着面には接着剤を塗って、繋ぎ目がわからないように丁寧に貼っていきます。全部を瓶の中で組み立てて、接着剤が乾いたら完成です。

ボトルシップの作り方は、ほかにもありますよ。次ページでも引き続き、ボトルシップの作り方を紹介します。

次のページ

ボトルシップの作り方【分解・組み立てタイプ】

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