ラッキースターとは
ラッキースターとは、折り紙で作られた小さな星のことを指しています。韓国では「千個作ると願いが叶う」と言われており、おまじないに近い意味を持ったアイテムとして使われているようです。韓国では、ラッキースター製作に特化した紙テープなども販売されています。
意味としては日本の千羽鶴のようですね
ラッキースター用折り紙
Origami Folding Lucky Star Paper : Pearl Pastel Star by Jong Ie Nara
韓国の文房具メーカー「JONG_IE_NARA」社が製造販売しているラッキースター用の折り紙です。カラーバリエーションも豊富で、おりやすい厚みの紙を採用しています。日本での販売は少ないのですが、韓国ではポピュラーな折り紙製品として販売されています。
ラッキースターの作り方【材料編】
作り方は簡単です！ぜひチャレンジしてみましょう
出典：筆者撮影
ここからは、ラッキースターの材料や作り方について紹介します。おうちにある材料で簡単に作れますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
紙テープの場合
七夕飾りに欠かせないアイテムです
（プロセス画像は筆者が撮影しました）
紙製のテープを使えば、便利です。18mm幅のテープですので、コロンとしたフォルムのラッキースターになります。紙テープを作る場合、25cm～35cmの長さにカットしてください。
観光テープ（紙テープ）
【あす楽対応】観光テープ（紙テープ） 全10色 （10巻入）
参考価格: 352円
観光テープは、観光船や大型漁船が港を離れるときに使われる、乗船者と見送り客をつなぐためのテープです。幅が18mmほど。程よい厚みがあるので、ラッキースターづくりに最適です。大型文具店では小売りされています。1つ100円前後で購入できますよ。
折り紙の場合
16等分に切った折り紙を準備します
韓国のラッキースター用折り紙は縦15cm×横8mmです。日本で販売されている教育用折り紙は15cm四方ですので、16等分すれば韓国の折り紙に近い形でラッキースターが作れます。ハサミは切り口が曲がりやすいので、カッターを使って切り分けるとよいでしょう。手を切らないように気を付けてくださいね。
ピンセットを使うと作りやすいので一緒に準備しておきましょう
ただし、若干紙質が薄いかもしれません。作りにくさを感じる場合もあるので「厚みがあるもの」を準備しましょう。封入されている金や銀の折り紙はラッキースターづくりには不向きです。
ラッキースターの作り方
35cm以上の長さの紙テープを準備しましょう
ここでは、紙テープを用いた作り方を紹介します。もちろん折り紙を使った作り方も同様です。テープは35cm以上の長さを準備してください。
作り方①基本形を作る
テープの端を1回結んで図のような形を作ります。短いほうのテープ端は、1cmくらい残してください。このとき、五角形の形が崩れないようにします。テープの幅と五角形をあわせて結びます。
短い端は折り、初めにつくった五角形の中に入れます。ここから折りはじめます。
五角形から出ている長いテープに着目してくださいね
作り方②折り進める
基本的に図に記した実線（五角形の辺）に沿って折っていくだけです。このとき、端にある二つの五角形の辺のいずれかがテープに沿うようになります。
ゆがまないように折るコツは、五角形から出ているテープと五角形の辺のいずれかがまっすぐになるようにあわせることです。「1辺の長さはテープの幅」と覚えておくとよいでしょう。
テープがなくなるまで折り続けます。テープの残りが少なくなったら、端を五角形の隙間に入れます。
ラッキースターの原型ができあがりました
作り方③形を作り膨らませる
五角形の頂点をつまんでつぶします。星の形になるように、折り山をそらせるようにつぶすのがポイントです。
折り山を横から見た図です。頂点をつぶすことで、折り山が内側に入りこんでいます。
完成
完成です！
五角形の頂点をすべてつぶして、形を整えたら完成です。
ラッキースターの作り方動画
動画なども参考に作ってみましょう。
かわいらしい星ですね！
出典：筆者撮影