パッチンカメラ(折り紙)の折り方!簡単な手順や作り方のコツを紹介!

パッチンカメラ(折り紙)の折り方!簡単な手順や作り方のコツを紹介!

子供の知育には親子で折り紙をすることもよいとされています。今回は「パッチン」のギミックが面白いカメラの作り方を紹介します。カメラのほか、同じ工程で作ることができるやっこだこや袴、提灯の作り方もお伝えします。きれいに折り紙を仕上げるコツを知りたい方は必見です。

記事の目次

  1. 1.折り紙の効用
  2. 2.折り紙で作るパッチンカメラとは
  3. 3.準備するもの
  4. 4.折り紙で作るパッチンカメラの折り方手順
  5. 5.カメラと同じ工程でできる折り紙の紹介
  6. 6.折り紙で作るカメラをキレイに折るコツ
  7. 7.まとめ

折り紙の効用

出典:筆者撮影

折り紙でいろいろな作品を作ることで、あらゆる世代の人によい効用をもたらします。ここでは子供から大人までもたらされる効用をご紹介いたします。

子供の知育とその効用

小児期に指先の使い方を覚えると、細かい作業が得意になるほか集中力も養われます。また、1枚の折り紙から立体的なものが生まれるというプロセスは、子供も思考力が育ちます。今では動画やネット検索で簡単に折り方を知る時代ですが、折り方が記された本を読みながら再現することで、読解力も身に付きます。

子供が折り紙を作ることの効用

  • 手先の使い方を覚える
  • 空間認識力や思考力が養われる
  • 読解力が身につく

認知症予防や介護への効用

幼いころの遊びは手作りおもちゃや折り紙が常だったという世代。童心に帰ることはもちろん、折り方のプロセスを思い出しながら手順を追いかけることで、記憶力のトレーニングにつながります。また指先を動かすことで認知症予防もかないます。そして、若い世代に折り紙の手順を教えることをお願いすれば、自信がつき生活に張り合いが出る人も見られます。

高齢者世代の折り紙の効用

  • 思い出し療法につながる
  • 指先のトレーニングで認知症予防ができる
  • 他人に教えることを通じて自分の自信を取り戻せる

保護者向けの効用

今回ご紹介するパッチンカメラは仕掛けが楽しい折り紙です。乳児期にはそのギミックを楽しませ、幼児期には作り方を教えるというようにコミュニケーションツールに変化します。また持ち運びしやすいので、レストランや病院の待ち時間に折り紙を折って、静かに過ごすこともかないます。

パパママ世代の折り紙の効用

  • 手作りを通じて子供とコミュニケーションがとりやすくなる
  • 持ち運びができるため、子供を飽きさせずに遊ばせることができる
  • 子供の好奇心へのきっかけを与えることができる

折り紙で作るパッチンカメラとは

出典:筆者撮影

今や画像や動画撮影はスマホやデジカメという時代になりました。こちらは古いフィルムカメラを模した折り紙です。もしかしたら、フィルムタイプのカメラを想像できない人もいるかもしれませんね。シャッターの絞り音に近い音が鳴るほか、爪が開く仕掛けがあるので、乳児期から楽しめる立体的な折り紙です。初めての手作りおもちゃとしてもおすすめです。

折り紙で作るカメラの遊び方

出典:筆者撮影

爪を閉じたあと、両手で左右の耳を持ちます。背面中央の突起付近に両手の親指を添えてから親指を押し出すだけです。爪が外れてパカっとシャッターの絞りが開きます。それと同時にパシャッと音がするところもリアルです。「ハイチーズ!」と声をかけてポーズをとらせた後で、絞りを開いてあげるとよいでしょう。

準備するもの

出典:筆者撮影

準備するものは、折り紙1枚です。「教育用」と書かれている種類がおすすめです。いろいろな種類や大きさの折り紙がありますが、パッチンカメラには手作りしやすい15cm四方の一般的なサイズがおすすめです。和紙折り紙や両面折り紙、千羽鶴用折り紙は、紙の厚さや大きさの面で不向きです。ちなみに、教育折り紙に必ず封入されている金色や銀色の折り紙もカメラには不向きです。

ハリがある紙を選ぼう

新聞チラシを正方形に切って簡単に「手作り折り紙」として使いたいという場合は、適度な厚みとハリがある種類の紙を選びます。コピー用紙のような紙を選ぶと作りやすいですよ。新聞紙を使って大きく作ることも楽しいですね。そのときは2枚重ねで作るとシャッター音も響きやすいですよ。

準備ができたら、次からは手順の説明です!

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折り紙で作るパッチンカメラの折り方手順

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