不器用さんでも簡単!腹巻きの作り方!お腹を温めて体の中から美しく

不器用さんでも簡単!腹巻きの作り方!お腹を温めて体の中から美しく

腹巻きは、継続的に体を温めて免疫力を上げる「温活」におすすめです。この記事では腹巻きの作り方を写真付きで詳しく解説します。身近な材料で手軽にできる腹巻きの作り方ばかりで、初心者の方でも簡単に作れてすぐに温活を始められますよ。

記事の目次

  1. 1.美容と健康をサポートしてくれる腹巻き
  2. 2.腹巻きの作り方【ニット】
  3. 3.腹巻きの作り方【フリース】
  4. 4.腹巻きの作り方【フェイスタオル】
  5. 5.腹巻きの作り方【ガーゼ】
  6. 6.腹巻きの手作りアイデア
  7. 7.腹巻きを作ってみましょう

美容と健康をサポートしてくれる腹巻き

Photo byPexels

体の大切な臓器が集まるお腹を温めると、体の不調を改善したり、予防したりできるとされています。体温を1℃上げるだけで、免疫力や基礎代謝を上げ、美容や健康によい効果が期待できますよ。手軽に使える腹巻を取り入れて「温活」を始めてみましょう。

腹巻きの作り方【ニット】

出典:筆者撮影(本記事掲載の画像のうち、特段の断りのない全画像)

ある程度の伸縮性があり、お腹にフィットする腹巻なら、ニットのものがおすすめです。輪針を使って一定方向にグルグル編んでいくだけの簡単な作り方で、編み物が初めての方でも作れます。冬用は毛糸で、夏用はコットン糸で編むなど、季節に合わせて簡単に作り分けられますよ。

準備するもの

子供用ニット腹巻き

  • 輪針(10mm)
  • ニット用糸(棒針10mm用):2玉

10mmの太めの針でザクザクと編むので、時間がかからず簡単に作れます。使用する糸は、「棒針目安10mm」と表記されているものを選びます。糸についている帯の裏に、針の大きさの目安が書いてあるので参考にしましょう。糸は子供用サイズの腹巻きには2玉、大人用サイズの腹巻きには4玉準備するとよいです。

普通の棒針は布状に編むため、筒状にするには綴じる工程が加わるの。

輪針は、2本の針がワイヤーでつながっていて、はじめから筒状に編めるので便利ですよ。

糸の引き出し方

はじめに横から指を入れ、中心部分をつまんで糸を引き出します。一番中心の糸端が出てくれば、あとは軽く引くだけで、スルスルと糸が出てきます。糸玉が転がったり、糸がからんだりせず編みやすいです。

棒針のサイズと作り目の数

「棒針目安8~10mm」とは、使用する針の太さを表しています。5.5~6目・10~11段とは、10cm四方に編んだときの目安の目の数(横)と、段の数(縦)です。これを「ゲージ」といいます。ゲージには若干の個人差があるため、実際に使用する編み針と糸で10cm四方に編み、自分のゲージを確認してみてもよいでしょう。

作り目の数や段数の目安

子供用サイズの、胴回り65cmの腹巻を作る場合は、6目×6.5(65cm÷10cm)と計算すると、作り目の数39目が目安です。切りよく40目で作ります。長さ20cmにする場合は、22段編むとよいでしょう。大人用のサイズで作る場合も同様に、作り目の数や段数の目安を算出します。

作り方

作り目

①目が見やすいように、色付きの糸で解説します。糸を端から1.8mのところで、親指と人差し指に掛けます。針を2本そろえて、親指と人差し指に渡した糸を上から押さえましょう。そのまま針を赤い矢印のとおりに通します。

②親指に掛かっている糸の下から針を通したら、人差し指に掛かっている糸の下から針を通します。人差し指に掛かっている糸は、指から外さずそのままキープします。

③親指に掛かっている糸の間を上から通って、手前から上に抜きます。

④親指の糸を離します。親指で手前の糸をしたからすくい、はじめの形に戻ります。

⑤ここまでで2目ができあがりました。①~④を繰り返し、40目作ります。

⑥元の糸で40目作ると、左の写真のようになります。ワイヤー側から、針を1本引き抜きます。

⑦これで作り目の完成です。

編み方

①目が見やすいように、色付きの糸で解説します。左針の目の下から、奥に向かって右針を通します。

②掛け糸を、奥から回して針の間に掛けます。

③右針を使って掛けた糸を、左針の目の上から下に通します。

④左針の目を外します。これで、表編み1目の完成です。

⑤輪にして、右針側に掛け糸がくるように持ちます。表編み①~④を繰り返します。

⑥矢印の方向へ、表編みをグルグル編みます。

⑦1玉編み終えたら、新しい糸を結んでそのまま22段目まで編み続けます。

伏せ止め

①22段目まで編み終えたら、23段目は表編みを編みながらふちを止めていきます。2目表編みをして、はじめの目を2番目の目にかぶせて針から外します。できあがったときに、ふちが伸びやすいように編み目の大きさを1.5倍くらい大きく編むのがポイントです。

②表編みを1目編んで、①の2番目の目をかぶせて針から外します。最後の一目まで繰り返します。

③最後の一目になったら掛け糸を10cm残して切り、目の中へ通します。糸を引いて目を縮めます。

仕上げ

作り目の糸の端や、掛け糸の端を編み目の中に縫い込んで、処理をしたら完成です。

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腹巻きの作り方【フリース】

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