簡単にできる!静電気除去方法
髪の毛の広がりや衣類のまとわりつきなど、よくある静電気の不快感を取る方法をいくつかご紹介いたします。静電気をためやすい方は、組み合わせて対策するとよいでしょう。
除去方法①柔軟剤を使った除去スプレー
衣類用の柔軟剤水スプレーを使って、静電気を抑えるアイテムを作ることができます。普段家庭でお使いの柔軟剤で大丈夫です。使い方は衣類にシュッと吹き付けるだけと簡単です。スカートなどの衣類が静電気で体にまとわりつく不快感をなくすことができます。また、掃除の際にカーテンなどにシュッと吹き付けることでホコリ除けにも使えます。
【材料】
柔軟剤、水、スプレー容器
【作り方】
1)柔軟剤と水をスプレー容器に20:1の割合で入れます。
2)蓋を閉め、容器をよく振って攪拌して完成です。
除去方法②グリセリン水を使った除去スプレー
グリセリン水を使って、髪の毛の静電気を抑えるアイテムを作ることができます。お出かけ前に髪にシュッと吹き付けるだけと簡単に使えます。マフラーやストールに髪が触れやすい、ミディアム以上のロングヘアの方におすすめです。
【材料】
精製水、グリセリン、スプレー容器
【作り方】
1)雑菌の繁殖を避けるため、スプレー容器をよく水洗いして乾燥させます。
(※熱湯消毒ができるとなおよいでしょう。)
2)精製水とグリセリンをスプレー容器に10:1の割合で入れます。
3)蓋を閉め、よく振って攪拌して完成です。
グリセリンは保湿成分として化粧水にもよく含まれている無色無臭の成分です。ドラッグストアで簡単に購入することができます。また濃すぎると肌によくないので、グリセリンの濃度は10%未満にしてください。肌が弱い方は濃度5%くらいから試すとよいでしょう。
除去方法③鍵をアースにする
ドアの鍵を開ける前にまず、鍵をドアノブに触れさせて静電気を取ることもできます。持ち手まで金属製の鍵に限られた方法ですが、特殊なアイテムを使わずにひと動作加えるだけで静電気を逃がすことができて手軽です。ドアノブに触れた際の「バチッ」が特に不快な方におすすめです。
除去方法④ハンドクリームを塗る
ハンドクリームによって保湿し、手のひらの湿度を高めて静電気を抑える方法もあります。先ほどもご説明いたしましたが、水は電気を通すのでハンドクリームによって水分がキープされていれば自然と静電気を逃がすことができるのです。髪の毛やボディに使えるハンドクリームもあるため、応用がききやすい方法です。
ここからは、静電気除去アイテムをご紹介いたします。さまざまなメーカーから除去アイテムが販売されています。
柔軟剤の濃度は5%を目安にするとよいでしょう。また雑菌が繁殖してしまう可能性があるため、いちどに作るのは1週間程度で使いきれる量にしてください。