アイアンの棚受け（ブラケット）7選！DIYにも使いやすい商品は？

アイアンの棚受け（ブラケット）は壁に直接棚を設置するために棚板を置く部品のことです。アイアンですので素材は鉄製となっていますが、軽いタイプや重厚な重みのあるタイプまでさまざまです。こちらでは、アイアンの棚受けについて詳しく解説します。

アイアンの棚受けは価格が手ごろなものから高価なものまで幅広くなっており、最近では100均で手に入るようになりました。壁の棚はインテリアとしての機能もあり、アイアンの棚受けのデザインは凝っているものも多く、L字型の棚受けは取りつけやすいことから手軽に使えるのが特徴です

アイアンの棚受けの種類はおもにL字型と呼ばれる直角の形のものが多くなってます。このL字の中にSの模様を複雑に描いた唐草模様やアラベスク模様、モノグラム柄などさまざまなデザインが施されているものも多くあります。この他にはしごのようなラダー形になっていて、四角い枠に棚板をのせるタイプもあります。

素材はL字を土台にアイアンの素材そのものを活かした武骨なタイプから細い線で表現した繊細なタイプがまで多種多様です。アイアンの重厚な雰囲気とは正反対の演出をしてくれるアイアンの上に色付けされたカラータイプもあります。

アイアンの棚受けを選ぶときの注意点として、まず、壁の材質が棚の設置の重みに耐えられるか確認しましょう。壁の素材が石膏ボードの場合、棚受けを取りつけるネジがしっかりと固定することができません。こういった壁にも対応できる金具やネジなどが使用できるかなど事前確認が必要です。棚受けがしっかり固定できる壁に適したものを選ぶようにしましょう。

棚受けの上に置く棚板の幅とバランスが合うサイズを選ぶことも重要です。使用する棚板が厚い、もしくは幅があるのに棚受け金具が小さいと不安定になりバランスが悪くなります。アイアンの棚受けを選ぶときの注意点として、板の奥行の60～66％くらいの幅が確保できる棚受け金具を用意しましょう。例として、壁に板をつけたところから棚板の先までが15cmとします、この場合、棚受け金具の長さは9cm以上は欲しいところです。

アイアンの棚受けの一番シンプルなL字型タイプです。つや消しされているので長年使い込んだようなアンティークな雰囲気がおしゃれです。一つ一つ職人が手作業で焼き付け塗装しており、アイアンならではの武骨さがさらにインテリアのアクセントになります。取り付ける際のネジや石膏ボードに有効なネジ留めアンカーも入っており、こちらは20cmの棚板に適したサイズとなっています。

こちらのアイアン棚受けはL字型をベースに筋交いが入ってます。筋交いが入ることでより耐久性が増し、洗剤などの重いものをのせてもしっかりと支えるので、棚受けがガタついてすぐに修理が必要…ということなく使えます。細身な作りなので、キッチンや洗面所など、ちょっとした棚があったという場合に重宝する棚受けです。

特にアイアンの棚受けはアンティーク風に加工しやすいことからDIYをする人に重用されています。こちらのアラベスク調のデザインなどは特にアレンジしやすく、ペンキでさっと色を塗ってみたり、わざとサビついたようなエイジング加工をしてみたりしても素敵です。サイドから見える棚受けの模様がインテリアを一層おしゃれにしてくれます。

こちらのアイアン棚受け金具は折りたたんで使うことができる便利な棚受けです。DIYでちょっとした作業をするための机を作ったとして、なんとなくじゃまな場合、棚受けの金具部分を折りたたむことで板を収納しておくことができるのが特徴。L字型に斜めのアングルがありながら、このアングルが折りたためるので痒いところに手が届く実用的な棚受けです。

こちらのアイアン棚受けは三角形の形になっている、ちょっと不思議な形状が特徴です。基本はL字型の棚受けなのですが、棚板をブランコのようにのせて使う発想となっているのでこのような形になっています。しかも壁のキズ跡が目立ちにくい専用ピンが付属しているので、石膏ボードの壁に簡単に取り付けすることができて、普通のネジも入っているので木の壁にも取りつけることができます。

こちらのアイアンの棚受けは、L字が向かい合った形のブラケットになっているので、棚板を2段にしてつかうことができます。ただし少々重くなるので、壁が弱い場合は壁に木を取りつけるなど修理をした補強が必要になります。賃貸の場合はディアウォールなどの便利グッズで柱を作り、そこに棚受けをしっかりと固定できます。

100均のセリアではアイアンの棚受けの種類が豊富に取り揃えてられています。サイズはあまり大きくないので、大きい棚板には不向きですが、キッチンの調味料を置いたり、小物をちょこっと置くには最適のコスパが優秀過ぎるグッズです。セリアの他の100均でもアイアンの棚受けを展開しているので、まずは100均で試してみるのもいいですね。

アイアンの棚受けの実用例をご紹介しましょう。どれもすぐに役立ちそうなアイデアや実例ばかりです。女性でも簡単にできるDIYですので参考になさってみてください。

L字の基本的な形の棚受け金具でご紹介したようなベーシックなL字型のアイアンの棚受けにちょっと工夫をした実例です。ゴールドのペイントで黒い塗装がはげたようにして古めかしい雰囲気にしています。飽きたら他の色をペイントしたり、サンドペーパーで削って見てもかっこよさそうです。DIYだからこそできるオリジナリティですね。

こちらのアイアン棚受けは画像にも価格が書かれてますが108円で購入したダイソーのものなんです。キッチンの換気扇の脇に両面テープで取りつけているとのこと。板をのせて棚にするのではなく、棚受けをフックとして使うアイデアなんです。デザインが模様になっているので素敵です。

アイアンのグッズをインテリアのポイントとして取り入れて統一感をだしています。カーテンレールやライトの根元、アイアンの棚受けに小物を引っ掛けて使用するなど、白い壁とカーテンにアイアンの武骨な印象が引き立つコーディネート術です。

玄関の靴箱がないお宅や収納場所が少ない場合はアイアンの棚受けが大活躍します。靴をのせすぎてぐらついてきても、すぐに修理ができるが棚受けのDIYのよいところ。扉のないオープンな建付けにすることで見せる収納と取りやすさの一石二鳥にもなります。

アイアンの棚受けは今や100均などでも手軽に手に入るようになりました。取りつけるさいは棚板が落ちてこないよう適切なサイズと重量を考えて設置しましょう。お手持ちの棚や壁についていた棚を自分で修理やDIYするときも、アイアンの棚受けは重宝するのでおすすめです。