バタフライテーブルってどんなテーブル?
折りたたみ小さく収納できるテーブルをバタフライテーブルといいます。一般的なものは天板の両端を折りたたむタイプです。名前の由来は、収納のときの動きが蝶が羽を動かすときと似ていることから名づけられました。1つのテーブルをいろんな形にして使えるのが特徴です。
歴史があるアンティーク家具
起源は不明ですが、原型は16世紀初期にイギリスで誕生したといわれています。利便性が認められ、17世紀頃には流行しています。昔からあるバタフライテーブルですが、現代ではアンティーク家具としても愛されています。
バタフライテーブルの種類
バタフライテーブルには2種類のタイプがあります。天板の折りたたみ方に違いがありますが、それだけではありません。脚にも違いがあります。脚が4本で天板を金具で支えるタイプと脚の本数が4本以上で天板を脚で支えるタイプです。脚の本数が多いタイプの方が小さく収納できるものが多いです。
バタフライテーブルの他の呼び名
ゲートレッグテーブルやドロップリーフテーブルとも呼ばれています。構造の違いがありますが、明確な使い分けはされていません。アンティークなものほど、脚や天板のデザインが凝ったものが多いです。
バタフライテーブルを選ぶポイント
一般的なテーブルと同様に形や大きさが異なるだけでなく、折りたたみ部分が異なります。好みや使用方法に合わせて選べるのが魅力です。市販のものだけでなく、簡単にDIYできます。特にスペースが限られテーブルが置けない場所には、壁付けの自作テーブルがおすすめです。
置く場所に合うサイズ
天板を広げたときと閉じたときでサイズが大きく異なります。大きすぎや移動しにくいと不便なので、購入前に使うときのイメージをして部屋に合ったものを置きましょう。置く予定の場所でメジャーなどを使い、実際にサイズを確認してください。
天板や脚などのデザイン
バタフライテーブルは全体の色や天板の形、脚の本数などデザインが豊富です。置く部屋の雰囲気や使う人の好みなどに合わせて選べます。中にはアンティークのものもあり、バタフライテーブルは存在感が大きいものも多いです。そのためデザイン性も注目したいものですね。
使用頻度やシーンに合わせて
バタフライテーブルはダイニングテーブルや作業台、机など使い方はさまざまです。ダイニングテーブルなら天板の大きいもの、作業台なら折りたたむとコンパクトに収納できるものがおすすめです。どのように使うのか頻度やシーンを考えると選びやすいですよ。
バタフライテーブルの選び方
- 広げたときと閉じたときの大きさ
- 収納の有無
- 移動のしやすさ
- デザイン
バタフライテーブルのDIYに必要なもの
バタフライテーブルが欲しいけれど、合うサイズがない場合もあるでしょう。そんなときは思い切ってDIYしてみましょう。サイズや形を希望通りにできたり、好みの色や装飾を施せたりするのでおすすめです。
電動ドライバー
自力でネジを締めるのは、慣れていないと難しく感じるかもしれません。力も必要なので、特に女性やDIY初心者には、苦戦する可能性があります。そのためDIYするなら電動ドライバーがあると便利です。安いものなら2,000円ほどで購入できますよ。
天板板と金具
一からバタフライテーブルを作るなら材料は異なりますが、簡単に作るなら、天板にする板と折りたたみ棚受け金具か蝶番を用意しましょう。作り方についてこの後で説明するので、必要なものを揃えてくださいね。
ネジやビス
板や金具を固定するためにネジやビスが必要になります。用意する金具によりますが、金具とセットになっているものと別売りのものがあります。よく確認して、必要な場合は購入してください。