電動丸ノコの使い方
それでは丸ノコの機能を見ていきましょう。丸ノコを使いこなすまでにいくつかの操作を覚えておくことで、いろんな使い方ができます。また、加工方法の幅も広がりより丸ノコが使いやすくなりますよ。
電動丸ノコの使い方①角度調整
丸ノコにはアルミベースの前と後ろに角度調整のつまみがついています。0°~45°の表示が記されておりつまみを緩めるとアルミベースが傾斜します。主に、留め加工をする際に使われることが多く、45°で切断します。傾斜切断を使いこなせばプロ職人に近づくのも遠くないでしょう。
電動丸ノコの使い方②ノコギリ刃の深さ調整
アルミベースを上下に動かすことでノコギリ刃の出を調整できます。調整レバーを緩めたり締めたりすることでアルミベースの固定します。特にノコギリ刃の出が決まっていないときは、切断する材料から5mm程度出します。切断するだけでなく、まっすぐな溝切りをする場合では刃の深さ調整でお好みの深さの溝を作れます。
電動丸ノコの使い方③ノコギリ刃の交換
丸ノコについているノコギリ刃は、使っていくたびに切れ味が悪くなるため、定期的に新しい刃に交換する必要があります。交換方法は、丸ノコの刃の中心に六角穴付ボルトが取りつけられています。グリップとノコ刃カバー間にあるシャフトロックを押しながら六角穴ボルトを緩めてノコ刃を外します。取りつけの際は、外した手順と逆手順で作業します。
刃の交換の時は、電源コードや充電バッテリーを外しとかないと危ないね!気をつけよう!
電動丸ノコの刃(チップソー)の選び方
チップソーとは材料によって使い分けれる丸ノコの刃ですが、どんな種類があるのか、初心者には悩むところです。こちらではノコギリ刃の選び方を紹介していますので、適切な刃を使って下さいね。
木製用チップソー
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木や合板をカットするために使われるのが、木製用チップソーです。チップソーを使い分ける選び方としてノコギリ刃のピッチです。一般的に52P~72Pが使われており、刃のピッチ数が少ないほど切断が粗く仕上がります。化粧材など仕上げ材をカットするときや細い部材をとりたいときは、ピッチ数が多い刃をおすすめします。
塩ビやプラスチック素材も切断可能ですが、プラスチック用のチップソーもあるよ。
金属用チップソー
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ステンレスや鉄鋼の金属、またアルミやスチールの非金属を切断するときは金属用チップソーを使いましょう。金属用でよく見かけるのが刃の形が尖っていない刃が特徴です。中には尖っているのもありますので十分に表記をチェックして選びましょう。
次のページでは、電動丸ノコでまっすぐ切断するためのコツを紹介します。
ノコ刃には刃の方向があるから刃の向きを確認してつけるのじゃぞ。