飾り棚のDIY⑤すのこ
すのこを組み合わせてとめるだけで、簡単に手作りできる棚をご紹介します。100均のすのこを使えば節約にはなりますが、国産間伐材のすのこを使えば、100均のものよりはるかに丈夫なうえに、環境保全にもなります。またヒノキに香りも楽しめ、癒し効果も期待できますよ。湿気にも強いので、キッチンでの使用も可能です。また好みによってはペンキを塗っても素敵です。
用意するもの
すのこ
池川木材 【国産】 桧 多目的すのこ 600-3枚打 (60×22.6×3.7cm)
参考価格: 1,320円
- すのこ5枚
- 木工用ボンドもしくは、電動ドライバーとネジ
作り方
- 写真①の灰色の丸の部分に木工用ボンドを塗る。
- 写真②の黄丸の部分の脚側を写真①の灰色の部分にしっかりと合わせて、抑えつける(通常すのこの足の部分が下)。
- 反対側も同じようにして、一番下の段を完成させる。
- 1.から3.を繰り返して、すべての段を張り合わせた後、しっかりと押さえる。
- 片方の側面を壁に押し付けて、反対側は重たい動かない家具などで押さえて、24時間固定させる。
重い物を載せるなど強度が欲しい場合には、ネジで固定します。そこまで重たいものを載せずに、手軽に仕上げたい場合には、木材に使用できる木工用ボンドでの固定でも大丈夫です。その際は、固定時間は絶対守りましょう。
飾り棚のDIY⑥ディアウォール
ディアウォールでは、大きいサイズの板を使えば、壁面を覆う飾り棚も作れます。またこんな風にキッチンのカウンターに、便利で必要なものを収納できる上に、必要な小物をかわいくディスプレイした、飾り棚も本当に素敵ですね。
用意するもの
ディアウォール
若井産業 WAKAI 1X4ディアウォール 上下パッドセット ホワイト DWS14W
参考価格: 1,046円
- ディアウォール1セット
- 設置したい天井の高さに合わせた 1×4材 2本
- 棚受け 6個
- 棚板 3枚
- 電気ドライバー
- ネジ
作り方
- 天井の高さを測る
- 高さにあった1×4材(天井の高さから45mm短いもの)を用意する
- 1×4材の上下にディアウォールをはめて、好きな場所に固定する。
- 棚の支柱を必要な分立てる。
- 棚受けを必要な場所につける。
- 棚を取り付けて完成。
飾り棚のDIY⑦ブロック
このおしゃれな棚は、板とブロックを重ねるだけでできています。材料のブロックを白やレンガ、花ブロックに変えてみれば、イメージも変わります。手作りをしたことのない人でも、アイデア次第で簡単におしゃれな棚が作れます。
材料
- 板3枚
- ブロック20個
作り方
- 棚を置きたい場所に板を置く
- 板の両端にブロックを5個ずつ重ねて置く
- 重ねたブロックの上に板を置く
- 重ねた板の両端にブロックを5個ずつ置く
- その上に板を置いて完成
ブロックを花ブロックにすれば、レトロなテイストの普通のブロックとは一味違う棚が作れます。またレンガしたり、ブロックや板の色をペイントして変えてみたりすることで、いろいろな雰囲気の棚が作れます。アイデア次第で大きな棚も作れます。棚板が長くなるときは、中央部にもブロックを置いて補強します。逆にレンガなど小さい材料で作れば、キッチン小物の収納用の棚も作れます。
軽量化するには
また100均で売られている発泡スチロールブロックを使用すれば、重たい物を置けない場所にも簡単に棚が手作りできます。板と重ね合わせて、キッチンのシンク下に棚を設置したり、机の上に小物をディスプレイする棚を手作りしたりして、収納場所を簡単に増やせます。
まとめ
予算がそれほどなくても、手作りが特に得意なわけでなくても、100均の商品もうまく取り入れれば、アイデア次第でおしゃれな棚が、簡単に作れます。部屋のごちゃつきを整理したり、かわいい小物を飾ったり、自分にぴったりの棚が作れれば、部屋の掃除もしやすくなり、インテリアが楽しくなりますね。この特集のアイデアを生かして、ぜひ快適な部屋作りを進めてください。
写真① (出典:筆者撮影)