はじめに
庭の木の手入れやDIYのときにあると便利なチェーンソー。「調べてみたけどよくわからない」なんてことになっていませんか?この記事では、エンジン式、電動式の違いから、選ぶときのポイントまでご説明します。そして、通販サイトでも買える電動チェーンソーの中から、家庭用におすすめのものをランキング形式でご紹介!あなたにぴったりのチェーンソーを見つけるお手伝いをします。
電動チェーンソーとは
電動チェーンソーとは、その名の通り、電力で動かすチェーンソーです。コード式と充電式があり、エンジン式との違いは「動力源がちがう」ということ。エンジン式は燃料を使うのに対し、電動式は電気を動力源としています。性能を比較して、それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
エンジン式と電動式
エンジン式の特徴
- パワーがある
- 排気ガスがでてしまう
- 重たい
- プロ仕様
エンジン式は、何といってもパワーがあります。プロ仕様のものもあり、太い木を切るときにおすすめです。しかし燃料が原動力のため、排気ガスが出てしまいます。そのため周囲への配慮が必要です。本体に燃料を入れるため、どうしても重量が重くなってしまうのもデメリットと言えるでしょう。
電動式の特徴
- 排気ガスが出ず、静か
- 軽い
- パワーがなく、長時間の使用に向いていない
- 家庭向き
電動式は、排気ガスが出ず、音も比較的静かなため、家庭用として使いやすくなっています。エンジン式と比べると、パワーが少なく、太い木を切ることには向いていないのですが、DIYや庭の枝払いなどの作業程度なら特に問題なく使えます。デメリットは、長時間の使用に向いていないこと。ある程度で使用を止めないと、モーターが焼け切れる危険性があります。
コードレスと充電式
充電式の特徴
- コードがない
- バッテリーが無くなると、作業が止まる
- やや重い
充電式のメリットは、コードレスなこと。エンジン式のように、電気がない場所でも使えます。ただバッテリーが少なくなると、パワーが落ちたり、作業途中でバッテリーがきれてしまいます。しかし充電しておいたバッテリーを複数用意することで、回避可能です。コード式と比べると、バッテリーの分多少重量が重めになっています。
コード式の特徴
- 電源があれば止まる心配がない
- コードに気を付ける必要がある
コード式は、電気コンセントを確保できれば止まりません。一定時間で止める必要はありますが、作業中に急にパワーが弱まったり止まったりという心配はありません。一方で、延長コードを多用しすぎるとパワー減少に繋がります。また作業中にコードを引っ掛けることで、重大な事故になる危険性もあるため、コード自体がデメリットともいえるでしょう。
次ページからは電動チェーンソーの選び方を紹介します。