自作のスタイラスペンと付属のペンとの違いは?
ipadやスマートフォンに付属しているものと、100均の材料で代用した手作りペンの差は、どのようなものがあるのかご紹介します。代用品を作る前にチェックしておきましょう。
感度の違い
やはり、ipadなどの付属品と比べると手作りのタッチペンは感度が落ちてしまいます。しかし、十分に使えるものなので、手が汚れているときなど、ちょっとした利用には不自由はしません。
極細の線が描けるかの違い
スタイラスペンを手作りするとき、ペン先はある程度の太さがないとスムーズに反応してくれません。そのため、細く線を書くのはなかなか難しいのです。イラストを描くなどの目的で極細の線が描きたい方は、使いやすい市販品を探してみるのもよいでしょう。
スタイラスペンを100均で自作する方法①
実際にスタイラスペンをDIYする方法には、どのようなものがあるのでしょう。まずは100均で販売されているもののみで代用した、スタイラスペンの作り方をご紹介していきます。
ボールペンを軸に使用する方法
1つ目の作り方は、100均でも購入できるボールペンとアルミホイルを代用品として使う作り方です。100均で揃うといっても、自宅にあるようなものしか使わないので、今すぐ作ることもできるかもしれません。難しい手順はないので、ぜひ作ってみてください。
材料
・ボールペン
・アルミホイル
※必要に応じてテープ、ティッシュ、綿など
作り方①
用意したボールペンが、スタイラスペン本体の代わりとなります。持ちやすい太さのものを準備しましょう。ボールペンのインク部分に関しては、抜いておいても構いません。アルミホイルは、5cm程度の幅に切っておきましょう(ペンの代わりになるものの大きさに合わせて、アルミホイルのサイズは調整してください)。
作り方②
用意したボールペンのペン先に、アルミホイルを巻き付けます。ipadなどの画面に接触しやすいよう、先は平らにするとよいでしょう。この2ステップで手作りスタイラスペンの完成です。できあがったら、試しに使用してみましょう。うまく操作できないときには、ボールペンの先端にティッシュや綿などを付け、先端を太くしてみてください。また、必要に応じてアルミホイルをテープで固定するのがおすすめです。
綿棒を軸に使用する方法
2つ目の作り方も、100均にある材料だけで作れます。アルミホイルを使用するのは同じですが、今度は軸の代わりに綿棒を使う方法です。ボールペンを使って作成したものと、どちらが使いやすいか試してみるのもよいでしょう。
材料
・綿棒(1~3本)
・アルミホイル
※必要に応じてテープなど
作り方①
綿棒を用意します。このとき用意する綿棒は、プラスチック軸よりも紙軸の方が折れにくくおすすめです。紙軸の綿棒も100均で販売されています。容器に書いてあるので、チェックしてみてください。アルミホイルは、5cm程度の幅に切っておきましょう。アルミホイルはあまり細く切ると巻きづらいので、少し大きめに準備しておくのがおすすめです。
作り方②
綿棒の先端にアルミホイルを巻き付けていきます。これで綿棒を使った、手作りスタイラスペンの完成です。アイフォンなどで試してみて反応が悪く感じる場合には、綿棒を2,3本に増やして、太さを出すとよいでしょう。束ねた綿棒がバラバラになったり、アルミホイルが外れてしまったりするときには、テープを使用して固定しましょう。
スタイラスペンを100均で自作する方法②
100均一の材料に少しプラスする
ここでは、100均で揃う材料をペン軸の代わりにして導電スポンジを使い、スタイラスペンを作る方法をご紹介します。
材料
・導電スポンジ(ネットなどで購入可能)
・鉛筆の補助軸など(100均にある軸のかわりになりそうなものなら何でもOK)
作り方
まず、導電スポンジを5cm×5cm程度のおおきさにカットします(軸の大きさに合わせて長さは調整しましょう)。それを軸として用意した材料の先に巻き固定してください。最後に、先を扱いやすく丸めるようにカットすれば完成です。あルミホイルを使ったものに比べると、見た目は市販品に近づきます。導電スポンジはネットでも700円程度で購入できるので、より完成度の高いタッチペンを作りたい方にはおすすめです。