バタフライテーブルの作り方①
自作バタフライテーブルの中で作り方が1番簡単なのが、壁付けのバタフライテーブルです。材料は2つで、折りたたみ式棚受け金具と天板にする板です。使用しないときは折りたためるので、テーブルが欲しくても置けない場所や限られたスペースに最適です。
壁付けバタフライテーブル
折りたたみ式の棚受け金具があれば、簡単に壁付けの自作バタフライテーブルが作れます。大きさによって異なりますが、2本1組で1,000~3,000円ほどで購入できます。金具を取り付けるときは、天板の幅に合わせて固定するのがポイントです。簡単にお手頃な価格で作れるので、おすすめです。
必要な材料と作り方
材料は折りたたみ式の棚受け金具と天板にする板です。作業は金具と板を固定するだけと簡単にできます。まず折りたたみ式棚受け金具を壁にビスで固定します。次に棚受け部分に天板にする板を乗せ、ビスで固定します。天板にする板を壁にぴったりくっつけると、折りたためないことがあるので注意してください。電動ドライバーがあると便利ですよ。
アレンジ方法
自作テーブルでこだわれるのが天板です。設置する場所の雰囲気に合わせてニスやペンキを塗ったり、タイルを貼ったりすればDIYでもおしゃれに仕上がるでしょう。アレンジ次第でモダンにもアンティークにもなるのでおすすめです。
バタフライテーブルの作り方②
DIY初心者におすすめなのが、テーブルで作るバタフライテーブルです。一から作るより簡単で費用も安く済みます。家にあるダイニングテーブルなどを使えば、天板にする板と金具だけでバタフライテーブルが作れますよ。
市販テーブルを使ったバタフライテーブル
材料2つだけで今使っているテーブルがバタフライテーブルに変身します。DIYしたいテーブルと同じ幅、同じ厚さの天板と折りたたみ式棚受け金具を購入しましょう。作り方はとても簡単な2ステップです。片側だけなら10分もかからず作れますよ。
必要な材料
材料は壁付けバタフライテーブルと同じ、折りたたみ式棚受け金具です。天板にする板はテーブルと同じ幅、同じ厚さのものを用意してください。天板の色は合わせると統一感が出ますが、変えてもポイントになっておしゃれになりますよ。
作り方
材料2つと電動ドライバーを準備し、作ってみましょう。まずテーブルの脚に折りたたみ式の棚受け金具を取り付けます。次に天板を乗せ、固定するだけです。時間も手間もそれほどかからず、完成します。。突き抜けないよう、ビスの長さに注意してくださいね。
バタフライテーブルの作り方③
テーブルの他にも家具に金具をつけるだけで、バタフライテーブルに変身させられます。作り方はテーブルと同じなので、とても簡単ですよ。生活している中で「ここにテーブルがあれば」と思う場所にすぐつけられます。色を暗めにするとアンティーク風になりますよ。
キッチンワゴンを使った作り方
テーブルと同様に、天板にする板は厚さと幅の板と同じものを用意しましょう。DIYなので天板の取り付けを用途に合わせて片側だけ、両側と変えられるのが魅力です。もともと収納があるので、趣味用にも仕事用にもおすすめですよ。
カラーボックスを使った作り方
カラーボックスも折りたたみ式棚受け金具で簡単にDIYできます。板はカラーボックスの天板と羽部分の2つ用意しましょう。カラーボックスの天板は下から固定し、羽部分は背面か側面に固定すると使いやすいです。カラーボックスの置き方や個数でより希望や好みに合ったものを作ることができます。組み合わせ方で大きさを変えやすいのでおすすめの家具です。
チェストを使った作り方
服や下着をしまっておくチェストもバタフライテーブルにできます。着替えをちょっと置いておきたい、ここでアイロンをかけたいなど作業台として使用できます。引き出しがあるので正面ではなく、側面か背面に羽部分を取り付けてくださいね。
バタフライテーブルの作り方④
折りたたみ式棚受け金具を使わずに蝶番を使って設置する方法もあります。蝶番を使う場合、広げたときの支えが必要になります。棚受け金具の方が簡単に設置できますが、蝶番の方が目立たないです。DIY初心者なら棚受け金具がおすすめで、DIYに慣れた上級者なら蝶番もおすすめです。
蝶番とは
蝶番は戸やふたが開閉できるように取り付ける金具をいいます。蝶番にも種類がありますが、一般的に平蝶番と呼ばれる2枚の金属板を1本の回転軸に連結させたものです。凝ったデザインのものもあり、つけるだけでアンティークのような雰囲気になりますよ。
蝶番を付け方
つけ方はまず、天板にする板に蝶番をビスで固定します。次にテーブルを裏返し、つけたい位置に蝶番をビスで固定するだけです。電動ドライバーを使って蝶番をつけるときは、必ず下穴をあけましょう。板が割れやすいので注意が必要です。板同士を蝶番でぴったりくっつけると、開閉がうまくいかないことがあります。仮止めをして、スムーズに開閉できるか確認しましょう。
蝶番以外に支えも必要
棚受け金具と異なり、蝶番は支えがないとテーブルとして使えません。そのため脚を支えにしたり、板や金具で支えたりして使います。簡単なのは三角形の木材を棚受け金具と同じように、蝶番で取りつける方法です。
蝶番をつけるときのポイント
蝶番を取り付ける上で、気をつけたいポイントをまとめました。使用する際は、ぜひ参考にしてくださいね。
- 天板を突き抜けないネジの長さ
- 下穴を開けてからネジで留める
- ぴったり板に沿うように蝶番を固定する
- 平らな場所で作業する
- 板同士はくっつけすぎない
- 天板を支えるための板や金具をつける
ビスが突き抜けないよう、ビスの長さは天板の厚さより短いものを!