頑固な油汚れを落としたい
衣類にべったりとついてしまった頑固な油汚れは、普通の洗濯の方法ではなかなか落ちないですよね。なんとかして落としたい油染み、油の種類と素材にあった洗濯の方法を紹介します。
油汚れの種類
食べ物の油
サラダ油やオリーブオイルなどの食用油、肉や魚から出る油などのシミは、小さい子どもを持つお母さんの永遠の悩みです。子どもの食べこぼしは、食べ物自体の汚れやソースの汚れなどと混じって複雑な汚れとなり、さらに落ちにくくなります。
化粧品の油分
化粧品には、肌なじみをよくしたり保湿する成分として油分が配合されています。また、ホホバオイルや椿油、ワセリンなどはそのまま髪や肌につやを出したり保湿したりするために使われていますが、これらが衣類についてしまうと、落ちにくい油染みとなってしまうのです。
皮脂
皮脂も字の通り「脂」です。体から出た皮脂が下着などの衣類にこびりつき、毎回の洗濯で取りきれないものがシミや黄ばみ、黒ずみの原因となります。また、皮脂は洗濯物に残るにおいの原因です。皮脂は分泌された直後はにおいませんが、時間がたつと酸化して気になるにおいとなるのです。
機械油などの汚れ
自転車のメンテナンスやDIYなどのときに作業着や衣類についてしまう機械油などの油染みはとても落ちにくいです。普通に洗うだけでは落ちきれず、他の汚れも蓄積されてしまってますます落ちなくなっていきます。全体的に汚れた印象に見え、洗っていても清潔に見えません。
次のページでは、キッチンにあるものを使った油汚れの選択方法をご紹介します。