電動チェーンソーの選び方
電動チェーンソーの方が家庭向きだとわかったけれど、どんなチェーンソーを選べばいいのでしょうか?チェーンソーを選ぶ時のポイントを大きさや、その他の性能から見てみましょう。
用途を考えて大きさを決める
チェーンソーで実際に切ることができる長さを「有効切断長」といいます。この有効切断長の長さから、3つの大きさに分けられます。有効切断長が長い方が、大きいものを切ることができますが、長ければ長いほどいいわけではありません。何を切るために使うのか、それを考えた上で、必要な有効切断長のチェーンソーを選ぶことが大事です。
小型
小型とは有効切断長が「250mm未満」のもの。小型は小さい分軽量で、庭の木のお手入れなど軽作業に向いています。価格も安く、女性でも扱いやすいものが多いです。
中型
中型は有効切断長が「250~400mm」のもの。中型は、丸太や硬い幹も切断できるパワーと耐久性を持っています。小型よりは多少重くなるものの、その使い勝手の良い万能タイプです。DIYや枝払いはもちろん、ある程度の太さなら木の幹も切れるため、幅広く使うことができるのが特徴ですよ。
大型
大型は有効切断長が「400mm以上」のもの。大型は大木などの大きいものを快適に切るために必要なパワーを持っていて、プロ仕様のものが多いです。そのため、電気式よりエンジン式のチェーンソーがこの大型の大半を占めています。
性能を比較して決める
大きさ以外にもチェックポイントがあります。それは、チェーンソーの規格に書かれた数字です。サイズや重さ以外にも、速度やパワーといった大事なことが書かれています。通販サイトで選ぶときの目安として、押さえておきましょう。
チェーンスピード
チェーンスピードは1秒間に切れる長さのこと。このスピードが速いほど、スムーズに切断が可能です。しかし切断が速いということは、それだけキックバック時の跳ね返りも大きいということに注意しましょう。キックバックとは作業中、刃が手前に跳ね返って飛んでくることで、命にかかわることもあります。
消費電力
チェーンソーを使うときの出力の大きさのこと。消費電力が大きいほどパワーがある、ということです。
次ページからはおすすめの電動チェーンソーランキングを紹介します。