プロテインの注意点
注意点①飲みすぎない
栄養価も豊富で、スムーズに体に吸収されやすいプロテインですが、飲みすぎはよくありません。特にプロテインの過剰摂取は腎臓に負担をかけます。どんなにカラダにいいといっても、過剰摂取は身体に負担をかけるだけです。一日の摂取量を目安にして飲むようにしましょう。
摂取量は、「自身の体重×1.5g”程度」よ。風邪をひいているときに大量に飲むと、お腹を下す可能性もあるから気をつけて!
注意点②冷やしすぎない
風邪をひいているときは、身体を冷やさないことが大切です。熱が上がると冷たい飲み物が欲しくなりますが、胃腸に負担がかかるので粉末状のプロテインを飲む場合は常温の温度で飲みましょう。また、サプリメントを服用するときも常温の水で飲むことをおすすめします。
粉末状のプロテインはお湯で割ったり温めたりすると、スムージーのようなドロっとした飲み口になるから、水で割るのがおすすめよ。
サプリメントでプロテインを服用するときでも、胃腸が弱っているときは牛乳や豆乳などお腹を活発にさせる飲み物は避けたほうがいいね!
注意点③一気に飲まない
サプリメントタイプのプロテインやプロテインバーで栄養補給をしようと一気に摂取すると、肝臓や腎臓に負担がかかる可能性があります。また、空っぽだった胃に急に物が入ると、消化が間に合わず逆に具合が悪くなることもあるので、少しずつゆっくり胃に入れるようにしましょう。
風邪をひいているときは、自分が思っているより体が弱っているから、サプリメントの場合は、一日の摂取量を何回かに分けて飲むといいわよ。
注意点④プロテインだけに頼らない
風邪を引くと食欲も低下しがちですが、プロテインにだけ頼るのではなく、回復してきたら食事もしっかり摂るようにしましょう。プロテインはあくまで栄養補助食品です。それだけで身体に必要な栄養素を摂取できるわけではないので、食事を摂るとが一番大切です。
風邪中のプロテイン服用のQ&A
疑問①薬と併用してもいいの?
プロテインは「食品」なので、風邪薬と一緒に飲んでも基本的には問題はありません。しかし中には、飲み合わせに注意するものもあるので、風邪をひいているときにプロテインと薬を併用する場合は、医師に相談するとよいでしょう。
サプリメントとプロテインの飲み合わせも、栄養の過剰摂取になる可能性があるから注意よ。
サプリメントもプロテインと同じ「食品」だけど、栄養の摂りすぎは肝臓・腎臓に負担がかかるからね!
疑問②お酒との飲み合わせは?
風邪をひいているときに飲酒をする人は少ないと思いますが、二日酔いで体調が優れないと思ったら風邪をひいていた、ということもあるでしょう。そこで気になるのが、お酒とプロテインの飲み合わせです。プロテインの主成分はたんぱく質ですが、たんぱく質はお酒に含まれるアルコールを分解する肝臓の働きを活性化させる効果があるので、お酒を飲んだ後にプロテインを服用しても問題ありません。
お酒を飲んでアルコールが体内に残っていると、風邪薬の服用を避けなければならないこともあるのよね。
プロテインで体内のアルコールを素早く排出させれば、風邪薬を飲めるまでの時間を短縮できそうだね!
疑問③プロテインは腎臓に負担がかかる?
腎臓は主に体内の不要物を排出させる働きをしていますが、たんぱく質の過剰摂取は、腎臓に負担をかけて疲れさせてしまう可能性があります。風邪をひいているときでも、プロテインばかりを飲みすぎてしまうと、体内でのたんぱく質が増えて腎臓に悪影響を及ぼすので、適量を摂るようにしましょう。
プロテインは、「栄養補助食品」だということを忘れずに摂取しましょう!
まとめ
プロテインは、風邪をひいているときの栄養補給として飲むことができるということがわかりました。カラダが弱っているときには粉末状のプロテインが特におすすめですが、保存がきくサプリメントやプロテインバーを常備しておくと、万が一体調不調になったときに栄養補給ができるので便利ですよ。
プロテインの一日の摂取量はどのくらいなの?