手荒れ防止ハンドジェルの作り方！材料次第で消毒用ジェルにも応用可能

手洗いうがいの励行が声高に叫ばれるようになりました。中には「手洗いのし過ぎで手荒れしてしまった」という人もいるのではないでしょうか。手を潤すことはもちろん、衛生的に手を保てるジェルがあったら、便利ですね。でも、なかなか除菌系ジェルや消毒薬が手に入らない昨今、代用品を求める必要が出てきました。

本来なら無水アルコールや消毒用エタノールを使うべきハンドジェルですが、購入制限があるほか入荷が不安定であるため、気づいたときに購入できないといったデメリットがあります。ここで代用したいのがウォッカです。ウォッカは一般的な酒類よりアルコール度が高く、手荒れ防止の手作りハンドジェルの材料として好適です。

今回のハンドジェルの作り方では、保湿効果があるグリセリンを使用します。きれいに手洗いした後の肌に使うことで、肌荒れを防ぐ効果が期待できます。また、ウォッカの効果でわずかでも清潔が保てます。消毒目的ではなく、手荒れ防止目的のジェルととらえると使いやすいのではないでしょうか。この点については後述します。

ハンドジェルの作り方で必要な材料について紹介します。ドラッグストアや手作りコスメの材料を販売するお店などで材料はそろいます。

• ウォッカ　50cc
• グリセリン　5g
• キサンタンガム　0.5g
• エッセンシャルオイル　7滴ほど

高濃度ウォッカやスピリタス、アブサンといったアルコール度数が高いお酒も存在します。これらのお酒なら殺菌や消毒効果が高いと考えられます。しかしジェルを作った場合、肌に刺激を覚えることでしょう。注射の際に肌に塗布するアルコールでの刺激以上だと考えると、手作りハンドジェルの材料としては避けるべきでしょう。

• 100cc程度の大きさの耐熱グラス
• マドラー
• 小さなプラスチックスプーン
• コスメ用保存ボトル

ウォッカには「酒臭さ」はありませんが、気持ちの上での「清浄さ」を実感するためにエッセンシャルオイルを入れています。今回はあらかじめブレンドされたものを使用していますが、ティートゥリーやペパーミントのエッセンシャルオイルを使うのも一案です。