防音室の自作方法①
鉄筋コンクリートの部屋なら、密閉できるようにすれば防音室として完璧ですが、遮られた音は反響音として部屋中に反射します。讃美歌や小さなアコースティック楽器なら反射音が心地よい残響音として使えます。ベースやドラムなどは、部屋の反響音が大きいと音が混ざります。
必要な材料
吸音材として注目したのはウレタンです。自作の防音室を作るためにウレタンを使っています。ウレタンを床・壁・天井に張り巡らせれば、ロックサウンドにもってこいの音響特製をもったスタジオが完成します。サイズに合わせてウレタンを切って使用しましょう。
作り方
壁・床・天井を防音加工にしたなら、窓やドアも防音仕様に変えましょう。窓には防音テープを使用して下さい。自作で作った防音室は密閉空間になりやすいので、窓があると解放的になり、光も取り込めます。防音ドアにすると、一般的なドアより重く厚みが出ます。
ドアの防音
防音テープは窓やドアのサッシに貼り付けます。防音テープを貼り付ける前にきちんと掃除しましょう。汚れが付いたまま防音テープを貼ると、すぐにはがれる原因です。防音テープは劣化しやすいので、定期的に張り替えることで防音効果を維持できます。
窓の防音
窓の防音は防音テープを貼る以外にも防音カーテンを使えば、防音効果が得られます。いつものカーテンを防音カーテンに変えるだけで簡単に防音できるので、初心者でもすぐに取り入れられます。部屋の模様替えにもなるので、気分を変えたい時にもピッタリです。
床のケア
湿気が多い場所に防音マットを床に敷いてしまうとカビが発生してしまう原因になります。カビが発生するのを防止するためには、除湿が大切です。防音マットが敷いたままになると湿気がこもりやすくなりますので、定期的に防音マットの下を掃除するようにしましょう。
防音室の自作方法②
ダンボールでできた防音室「だんぼっち」なら、簡単に防音のプライベートルームを手に入れられます。初心者でも簡単に組み立てられて、大きな声で歌っても外にあまり声が漏れません。気密性が高いので、夏は熱中症に気を付けて使いましょう。
必要な材料
だんぼっちは通販で購入できるので、だんぼっちの説明書をよく読んで組み立てていきましょう。だんぼっちはダンボールでできているので、材質が軽くて組み立てやすくなっています。一人で組み立てるのは大変なので、2人で組み立てるのがおすすめです。
作り方
だんぼっちの中には窓がありません。組み立てた後にだんぼっちの中に入ると真っ暗なので、照明が必要になります。だんぼっちを使わない時は畳んで収納できるので、部屋の邪魔になりません。だんぼっちだけでの防音に不安がある場合はさらに、防音材を使ってアレンジができます。