非常食を保管するポイント
非常食を保管するときにもポイントがいくつかあります。ポイントを抑えていないと、非常食が食べられなくなっていたり、非常食が手元になかったりなど、いざというときに用意した非常食が役に立たないということになりかねません。そうならないように、しっかりと準備しておくことが必要です。
賞味期限は外装からもわかるように
非常食の保管場所は、納戸や倉庫などあまり人目につかないところが多いでしょう。そのため、賞味期限を確認するのにもいちいち外に出さなくてはならず大変です。また複数の非常食を用意したときには、賞味期限がそれぞれバラバラでわかりづらくなることもあります。保管する際には、扉を開けたときに見える位置に賞味期限を書いておけばひと目で確認できます。
賞味期限を確認する日を決める
非常食の賞味期限はついつい忘れがちです。また、頻繁に確認したり交換したりしないため、賞味期限が過ぎていたなんてこともあります。そのため、年に1回賞味期限を確認する日を作っておけば、いざというときにも安心して食べられます。東日本大震災の3月11日や防災の日である9月1日はニュースで流れたり、スーパーなどに売り場ができるのでおすすめです。
買い換えるときは新しいものが届いてから処分
非常食を入れ替えるときは、買ったものが届いてから古いものを食べるようにしましょう。災害はいつ起きるか分かりません。新しいものが届く前に古いものを処分してしまうと、手元に非常食がない状態で災害が起きてしまう可能性があります。新しいものが届いて在庫をしっかり確保してから、古いものを処分するようにしましょう。
非常食を保管するポイント
- 賞味期限は外装からもわかるようにする
- 賞味期限を確認する日をつくる
- 新しいものが届いてから古いものを処分する
災害に備えて非常食を用意しよう
災害はいつ、どのような形でやってくるかは分かりません。特に食事に関しては、生死に直結する問題のため、一番気を配る必要があります。そのため、あらかじめ長い間保存できる食べ物を確保しておくことが最重要になってきます。いざというときに慌てないためにも、日頃からきちんと非常食を把握して備えておきましょう。
出典:写真AC