基本的な流れ②設計図を描く
採寸をしたら次は設計図を描きましょう。設計図は慣れてくると描かなくても上手く作れるようになってくることもありますが、完成品をイメージしやすいため描くのがおすすめです。設計図は正しい縮尺を意識しなくてもラフに描くだけでもかまいません。難しく考えず描いてみましょう。
基本的な流れ③道具や素材を用意
採寸・設計が終わったら次は必要な材料や道具を揃えましょう。近年ではDIYブームという点もあり、ホームセンターやネットでなくても材料や道具を揃えられます。100均でもDIYのときに使えるアイテムが豊富に揃っているので、安価なものを使ってチャレンジするのもおすすめです。
基本的な流れ④カット&やすりがけ
木材を使用してのDIYはやすりがけが必要です。カットしたままの木材は、表面がなだらかではありません。ささくれなどがあると、触ったときに手に刺さるなど怪我につながることがあります。カットした部分だけでなく、全体的にやすりをかけるのがおすすめです。
紙やすりは100均でも販売されていますが、ホームセンターのほうが目の粗さの種類が選べておすすめ!
基本的な流れ⑤塗装・ワックス塗り
やすりで表面をなめらかにした後は、塗装やワックスを塗りましょう。塗装やワックスは最後の仕上げのイメージがありますが、組み立てた後に塗装などができない部分もありますから、組み立て前に塗装やワックスをするのがおすすめです。塗装後はしっかり乾かしましょう。
基本的な流れ⑥金具取り付け
塗装が終わるといよいよ完成に近づくので、嬉しい気持ちからすぐに組み立てを行なってしまいがちです。しかし、まだ組み立ての前にすべきことがあります。それが金具の取り付けです。金具が必要ないものもありますが、強度を高めることができるので、棚など耐荷重が気になるものは使用することをおすすめします。
金具の取り付けは接着剤をつけて先に接着を行ってからビス打ちなどをして固定するのがおすすめです。
基本的な流れ⑦組み立て
金具を取り付けることができればいよいよお待ちかねの組み立てです。DIYを行なうときの工程でやはり一番楽しいと感じるのが組み立ての工程といえるでしょう。自分のアイデアがどんどん形になっていく姿は嬉しいものですね。難易度が高いものほど嬉しさもひとしおです。
設計図とパーツをチェックしながら組み立てるとやりやすいです。
DIY初心者におすすめの道具
初心者向けのDIYの流れについてご紹介しましたが、次は初心者が扱いやすいおすすめの道具についてご紹介します。おすすめのものがたくさんありますが、まずは工具に慣れていくことが大切です。丸のこやジグソーがあればさらに高いクオリティの物が作れますが初心者には危険です。まずは使いやすいものをご紹介しますので参考にしてください。
電動サンダー
100均やホームセンターで販売されている紙やすりでも十分磨くことができますが、手っ取り早くやすりがけを行いたい場合は電動サンダーを使用しましょう。電動サンダーは高速でやすりがけができ、プロも愛用している工具です。振動や音は少し大きいですが、プロが作ったような美しさを表現することができるのでおすすめです。
インパクトドライバー
インパクトドライバーも初心者からプロまで愛用している工具で、ビス止めを行う道具です。初心者がやりやすい失敗で「力加減が分からず力強く釘を打ち木材が割れた」という例が多いです。しかし、インパクトドライバーがあればすごい勢いでビスを打ち込むことができるため、木材が割れてしまうような状態を防げます。
接着剤
接着剤と一口に言っても、木工用、手芸用などいくつか種類があります。素材や用途にあったものを使用しましょう。DIYでも木材ではなく鉄素材を使用するなら、金属用接着剤がおすすめです。どの接着剤でも接着させることはできますが、専用のものを使うと強度が違います。簡単な小物を自作するなら100均の接着剤でも十分でしょう。
素材は100均でも揃えることができますが、できれば工具は使いやすいものを選んで購入するのがおすすめです。