その1:カッティングシートや壁紙を貼る
ふすま紙をカッティングシートや壁紙に張り替えるだけで、簡単に洋室に似合うドアにリフォームできます。壁に壁紙を貼った場合は、同じ壁紙を貼ると材料費が安くなります。黒い縁は茶色や白に塗装して洋風な雰囲気にしましょう。
その2:ベニア板を貼って塗装する
ふすまにベニア板を貼り、塗装して仕上げて木製の引き戸にリフォームできます。ふすまと同じ大きさの薄いベニア板を釘で固定するだけです。2~5mmの薄いベニア板はカッターで切ることができ、好きな色に塗装して完成です。美しい木目や塗装してある化粧合板を使えば貼るだけで完成です。
和室から洋室へのDIY⑤押入れ
和室には収納のために押入れがあります。洋室に生まれ変わらせるために、服などの収納スペースが足りないならクローゼットなどの収納として使う方法と、デスクを置いたり棚にいろいろなものを飾ったりするオープンスペースに改造する方法の2つがあります。
その1:クローゼットにリフォーム
コートなど長い服も収納できるようにするなら、押入れの中段をバールやハンマー、ノコギリで解体します。押入れのふすまを入り口と同じように洋風にDIYするか、ふすまの溝を利用して取り付けられるクローゼットの扉を使うと完璧です。押入れにハンガーを掛けるパイプを設置してクローゼットにDIYできます。
その2:解体してオープンスペースに改造
押入れを解体して、ベニア板に壁紙や無垢の板などを張り、部屋の一部として使うオープンスペースに改造するDIY。子供部屋に使うなら机を置き、収納できる棚を設置すると部屋が片付きます。中段を解体せずに下を収納、中段は棚を設置して雑貨などを飾るとおしゃれになります。DIYの押入れのリフォームは、いろいろなアレンジができます。
和室から洋室へのDIY⑥障子
和室の窓には障子があり、そのままでは洋室にリフォームが完成しません。カーテンやブラインドを付けると簡単に洋室になります。障子を取り外すDIYと障子を洋風にリフォームして残すDIYを紹介します。障子があったスペースに内窓をつけて二重サッシにすると、防音性や断熱性がよくなり快適になります。
その1:障子を取り外してカーテンにリフォーム
障子を取り外してカーテンにする場合、上の枠(鴨居)と下の枠(敷居)に溝が残ります。溝がある鴨居・敷居と同じ幅の薄い板を張り、溝が見えなくなるようにします。小さな木ネジで数箇所、固定するだけです。鴨居にカーテンレールを取り付け、部屋の雰囲気に合わせたカーテンで洋室に生まれ変わらせます。
その2:障子を洋室に似合うように改造
障子には、光をちょうどよいくらいに取り入れる採光性や断熱性の効果があります。障子を洋室に似合うようにDIYして、断熱性を高くします。障子紙をきれいに取り除き、アクリル板や半透明の中空ポリカーボネイトを木ネジで固定して張ります。上の枠(鴨居)にカーテンレールを取り付け、カーテンを設置します。断熱性がよくなり、電気代の節約や冬の朝に窓ガラスに結露が付かなくなる効果があります。
まとめ
和室を洋室に生まれ変わらせるDIYは、部屋をリノベーションするため改造のステップが多いですので、計画的に1つずつ進めましょう。あまり使うことがなかった和室が洋室になり、部屋が有効に使え家が広くなった気分になります。DIY用の道具や商品を使うことで、簡単に楽しくできます。