天井付け物干しの使い方
昇降して収納できるタイプもDIYで設置できる簡易タイプも、干せる洗濯物の量は製品により8kg~15kgです。お風呂についている物干し竿は、1本で10kgまで安全に干せるようです。洗濯物の計量は洗濯機がしてくれるので、洗いあがった洗濯物がどのくらいの重さはわからないですよね。ということで実際に、洗濯物の量を見てみましょう!
天井付け室内物干しの使い方(ハンガー)
脱水した大人の綿シャツは1枚250g程度です。写真では大人と子供のシャツを集めて14枚洗い、ハンガー含めた重さは4kgでした。子供のいる4人家族で、洗濯物の量がそれほど多くない場合は8kgで足りそうです。扇風機や除湿器を使えば、乾かす時間も短時間で済みます。時間や天候を気にせず干せるので、夜干して朝しまう生活スタイルにも合わせられますね!
天井付け室内物干しの使い方(ピンチハンガー)
今度は、重量のある大人のズボンや厚手のバスタオルなどを洗い量ると、写真の量で6kgでした。洗濯物の量が多い家庭では、物干し竿が2本付けられて耐荷重が15kgほどある製品がよいですね。簡易タイプは、物干し竿がゆれるとフープが外れる危険があるため、扇風機で風をあてるときは弱め、または壁に向かってあてるのがポイントです。
天井付け室内物干しの使い方(半乾き)
急な雨で取り込んだ洗濯物で、半乾きならどうでしょう。写真はニット11枚、綿シャツ5枚、インナー6枚を干したところです。容量たっぷりですね。普段は外干しで、雨天や暴風のときだけ室内干しするなら、8kgでも十分間に合いそうです。設置場所は、外の物干しに近いところがおすすめですよ。
天井付け室内物干しでスチームがけ
物干し竿やフープに衣類をかけて、その場でアイロンやスチームをする使い方です。なにかと出番の多いアイロンやスチームがけは、衣類が冷めるまでその場所にかけておけるので、畳みシワがつく心配もありません。立ったまま行うので、背の高さに合ったフープを選ぶのがポイントです。
天井付け物干しを使うとき
- 安全のため無理にゆらさない
- 洗濯物が一か所によらないよう工夫する
- 物干し竿やハンガー含めての耐荷重を守る
まとめ
天井付け物干しの使い心地のよさは、伝わったでしょうか?洗濯量が多いなら、電気工事をして電動昇降するタイプが安心です。室内干しの頻度が少ない方や、洗濯量がそれほど多くない方も、使わない時に収納できるなら付けておいたら便利ですよ。床のスペースをとらず、快適に洗濯を干すことができる天井付け物干しで毎日のお洗濯がより快適になりますように!
出典:筆者撮影