サンルームのDIY方法!実例アイデアと材料・費用や作成手順を解説!

サンルームのDIY方法!実例アイデアと材料・費用や作成手順を解説!

サンルームは工事業者に依頼して施工するというイメージですが、SNSを見ると多くの方がDIYしていて、コツを抑えればDIYできることがわかります。この記事では素敵なサンルーム事例のご紹介と、サンルームのDIY方法についてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.サンルームとは
  3. 3.サンルームのメリット・デメリット
  4. 4.サンルームのDIY①木製
  5. 5.サンルームのDIY②アルミ製
  6. 6.サンルームのDIY実例アイデア集
  7. 7.目的に応じたサンルームをDIYしよう

サンルームのDIY①木製

木目だけでなくお好みのカラーに塗装するのもおしゃれです。
出典:写真AC

簡易な木製サンルームを作る方法をご紹介します。サンルームの基本となる骨組み部分はキットで販売されている木製のパーゴラを利用します。屋根の勾配もはじめから設計されているのでおすすめです。設置する場所とキットのサイズが合うか確認を取ってから購入しましょう。

準備する材料

  • パーゴラ
  • 断熱材(床に使用)
  • コンパネ
  • ポリカ中空ボード(窓になる部分)
  • 木材
  • ビス(錆びないステンレス製がおすすめ)
  • ポリカ用の部品(雨水など侵入予防のためリブ材・シーリングパッキン・ステンレスワッシャー)
パーゴラはキットを購入し、施工する前にパーゴラのキットと使用する木材の防腐・防虫処理をしておきましょう。設置場所の雑草の処理も済ませておきます。パーゴラの施工は上記動画を参考にしてください。コンパネは断熱材を敷いた床の上にさらに敷きます。

木製サンルームの作り方

木製サンルームを作る簡単な流れです。

  1. 取り扱い説明書に沿ってパーゴラを建てる
  2. パーゴラの内側に木枠を作る
  3. ポリカ中空ボードをパッキンビスで留めていく
  4. 天井も同じようにポリカ中空ボードを乗せてパッキンビスで留める
  5. 床部分に断熱材を敷く
  6. 断熱材の上にコンパネを敷く
  7. 室内との隙間にもポリカ中空ボードを貼る
作り方は動画を参考にしましょう。自作すると、どうしても誤差が出るので、ポリカ中空ボードを貼るときも、1mあたり3mm程度の隙間をあえて作っておくとよいです。

屋根と側面の防水対策

Photo bymarkusspiske

費用がかかっても防水処理をしましょう。

屋根や側面(ポリカ中空ボード)をビスで留める際は雨水などが入ってこないように処理しなくてはなりません。

  1. ポリカ中空ボードを並べていきつなぎ目に内側から両面防水テープを貼る。
  2. ポリカ中空ボードをリブ剤で押さえる。
  3. パッキン・ステンレスワッシャーの順に噛ませてからネジ留めする。
作り方は、カーポートをDIYしている方のブログや動画がたいへん参考になります。

ポリカ中空ボードとは

ポリカ中空ボードとは上記の窓DIYに使用されているポリカーボネート製の樹脂です。中空層があるため保温効果が高い・加工しやすい・軽いのが特徴で、初心者でも扱いが簡単、多くのDIYに活用されています。すりガラスや色付きもあるので、用途に合わせて購入しましょう。

サンルームのDIY②アルミ製

木製よりアルミ製の材料のほうがアルミ角パイプのアングルやジョイント(つなげる金具)の種類が豊富なのでDIYを簡単に行うことができます。
出典:写真AC

アルミサッシの簡易キットを手に入れる方法は、ハンドメイドマーケットがおすすめです。相談すれば作り方や設置場所についてアドバイスをくれたり、必要な部品(補強のコネクタなど)を一緒に送って材料調達の手間を省いてくれたりします。購入する前に図面を書いて、どれくらいの材料が必要かシミュレーションしましょう。

アルミ製サンルームの作り方

アルミ製サンルームを作る簡単な流れです。

  1. あらかじめ書いておいた図面をもとに、届いたアルミパイプを下から順番に並べる
  2. 接続部分の金具も置いて数が合うか確認する
  3. 骨組みを作り接続部品でつなげていく
  4. ポリカ中空ボードを貼る(側面・天井)
手順どおりにアルミパイプを並べておくと作業しやすいです。屋根と側面にポリカ中空ボードを取り付ける際は木製サンルームのときと同様の処理をしましょう。作り方は発注先に相談すると適切なアドバイスをくれます。

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サンルームのDIY実例アイデア集

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