夜眠れなくなる原因
はやく寝ようとベッドに横になるのに、ぜんぜん眠ることができない原因はどこにあるのでしょうか。夜になってもなかなか寝つけない、一度起きると再び寝るまでに時間がかかる原因についてみていきましょう。それぞれの対処法も紹介するので、当てはまる項目がある方は対処法を試してみましょう。
ストレスによるもの
仕事でのストレス、日々の不安や悩みがあると夜に考えすぎてしまい、布団の中に入ってもはやく眠りにつけません。また精神的なストレスから、夜中に一度起きたら不安なことを考えすぎたり、怖くて眠れなくなったりすることもあるでしょう。
対処法
ストレスや不安をなくすことはなかなか難しいですが、夜考えすぎないようストレス発散方法を見つけたり、不安や悩みを周りの人に聞いてもらったり、寝るときまで引きずらないようにしましょう。どうしても夜中目をつむると考えすぎてしまうという方は、今日1日の出来事の中で楽しかったことや幸せだったことを思い返してみるのもおすすめです。
カフェイン摂取によるもの
夜寝る前の一息にカフェインを含んだコーヒーや紅茶を飲む方もいますが、カフェインは頭が冴える原因となり、身体が興奮することで眠りを妨げてしまいます。
対処法
仕事中に集中力を高めるために摂取するのはよいですが、眠る6時間ほど前にはできるだけ飲まないようにしましょう。コーヒーや紅茶を眠る前に飲む習慣がやめられないという方は、ノンカフェインタイプを選ぶのがおすすめです。
ブルーライトによるもの
寝る直前までパソコンで仕事をしたり、ベッドに入ってスマホを触ったりする方も多いでしょう。パソコンやスマホの画面からはブルーライトが発せられています。寝る前にパソコンやスマホの画面を長時間見ていると、眠りを促すホルモンであるメラトニンが抑えられ、寝たいけれどはやく眠れなくなる原因となるので要注意です。
対処法
仕事の確認でパソコンを触ったり、スマホをチェックしたりすることもあり、寝る前にパソコンやスマホを触らないということはなかなかできません。そのため寝る前にどうしてもパソコンやスマホをみるときは、パソコンやスマホの画面の明るさを弱くしたり、ブルーライトをカットしてくれるめがねを使ってみたり、スマホの画面に貼るフィルムを使ったりして工夫をしてみましょう。
寝室の環境によるもの
夜はやく眠れなかったり、夜中目覚めてしまうには環境が原因の場合もあります。寝室の環境が快適かどうか、枕があっているか、シーツや布団に違和感がないかなど確認してみましょう。意外と枕の高さが自分にあっていないことが原因で寝れないこともあります。
対処法
枕があわない場合は買い替えるか、タオルで高さを調整するのがよいでしょう。寝室の気温や湿度が問題なら、エアコンで調整してみてください。また寝室の部屋を模様替えするのも雰囲気が変わり、リフレッシュできるので試してみましょう。