サシェとは
「サシェ」はフランス語で、ハーブなどの香料の入った小袋のことを指します。日本では香り袋や匂い袋、ポプリ袋などと呼ばれているものです。袋なのでどこにでも置いておくことができるうえ、好きな香りを持ち運ぶことができます。強すぎない優しい香りがサシェの特徴で人気の秘密です。
サシェの香りのもと
ドライハーブやドライフラワーなどの乾燥させた植物や、アロマオイルや香水がサシェの中身であり、香りのもととなります。手作りすれば中身は自由に変えられますし、香りの強さもアレンジできます。サシェを置く場所や使用目的に合わせて匂いを変えることもできるので、自分の好きなように自由に香りを楽しめますね。
100均アイテムで揃う手作りサシェの材料
少ない材料で簡単に手作りできるのもサシェの魅力です。手に入りにくい材料はなく、すべて100均で揃えられるので、作りたいと思ったときにすぐ揃えることができます。100均であれば価格の心配もないので、気軽に手作りに挑戦できますよね。
ドライハーブ
基本的なサシェの香りのもとは細かく砕いたドライハーブやドライフラワーです。100均にも様々な香りが揃っていますので、好きな香りを選びましょう。数種類購入して混ぜてみるなど自分好みの香りを探してみるのもよいですね。
アロマオイル
アロマも香料の一種で、ドライハーブと合わせて使うことで香りの強弱を調整できるのでおすすめです。アロマオイルよりもっと強く香らせたい場合は香水を使うといったアレンジも可能です。逆にもっと弱い香りが好みの場合は、香料はドライハーブのみにするという方法もあります。
不織布袋
不織布は織り目がない布なので、細かく砕いたドライハーブやドライフラワーなどの中身がこぼれる心配がありません。また通気性がよく、中に入れた香料の匂いが広がりやすいのでサシェに適しています。ガーゼやお茶パックで代用することも可能です。見た目にこだわりがなければ、不織布袋に香料を入れるだけでもサシェとして活用できますよ。
袋
せっかくサシェを手作りするのであれば、袋も自分好みにこだわりたいですよね。布を袋状にするだけでよいので簡単に手作りできますよ。袋にする生地に決まった制限はありませんが、麻やレース、オーガンジーなど薄地で通気性があり、しっかり香りが広がるものがおすすめです。
100均アイテムでサシェを簡単に手作りする方法
100均で香りを揃える
ハーブやアロマオイルにはたくさんの種類があり、それぞれ効能が違います。自分が心地良いと感じる香りにするのはもちろんのこと、使う目的別で香りを変えたい場合にはたくさんのハーブやアロマが必要になります。自分の好きな香りを探したり、数種類の香りを混ぜ合わせたりして、いくつかの香りを試してみるために、100均で購入できることは価格的にも助かりますよね。
100均アイテムで手作りする方法
サシェは、香料となるドライハーブやアロマオイルを袋に詰めるだけで完成します。中身は自由に変えられるので、ドライハーブを使った基本的なサシェと、オイルを使ったアレンジサシェをそれぞれ紹介していきます。
ドライハーブのみ
用意した不織布袋にドライハーブを詰めるだけで、サシェは完成します。揃える材料も少なく一番簡単にできる方法です。香料がドライハーブだけなので、ふんわりと優しく香らせたいときにおすすめです。ドライハーブは一種類だけでなく、数種類を混ぜて自分好みにアレンジしてもよいですね。
ドライハーブとアロマオイル
ドライハーブだけでは香りが優しすぎて少し物足りないという方は、アロマオイルを追加してみましょう。ドライハーブにアロマオイルを染み込ませて全体を混ぜ合わせ、袋に入れるだけです。含ませるアロマの量によって香りの強弱を簡単に調整できますよ。
アロマオイルのみ
アレンジバージョンのサシェとして、アロマオイルだけを使ったサシェにする方法もあります。コットンに香料となるアロマオイルを含ませ、不織布袋に入れて完成です。香料はエッセンシャルオイルや香水を使うこともできます。コットンが濡れるほど香料をつけてしまうと袋から染み出してしまう可能性があるので、量には注意しましょう。
目的別に香りを選ぶ
自分の好きな香りを袋に入れられるところが手作りサシェの良いところです。ハーブやアロマオイルには精神面に働く効果が期待できるので、目的別に香りを選ぶのもおすすめです。サシェを置く場所や使う用途に合わせて香りを変えるなど、生活を豊かにするためにも気軽に香りの効能を取り入れてみましょう。
安眠効果
寝つきが悪いときや眠りが浅いとき、不眠症の方などにはラベンダーやカモミール、ネロリなどの安眠効果が期待できる香りがおすすめです。寝室の枕元にサシェを置いて、良い香りの中でぐっすりと眠れる環境を整えてみましょう。また、就寝前からサシェを身近に置いておき、リラックス効果を高めておくのもよいですね。
リフレッシュ効果
朝すっきり目覚めたいとき、勉強や仕事に集中したいときなどは、レモンやローズマリー、ペパーミントのすっきりとした香りがおすすめです。サシェは持ち運びも簡単なので、いつでも匂いを嗅げるようにしておけば、サッと気分転換できるところがよいですよね。
手作りしたサシェの使い方
なんといってもサシェは良い香りを自由に持ち運べるところが魅力ですよね。袋状なので、持ち運んで好きなところにどこにでも置いておくことができます。おすすめの使い方をご紹介します。
クローゼットに入れる
サシェの袋に紐をつければ、ハンガーラックに吊るしておくこともできます。衣類の入った引き出しに一緒に入れておくのもよいですね。衣類にふんわりと香りが移ってさりげなく良い匂いがするので、肌に直接つける香水などのフレグランスより自然に香らせることができます。
靴箱に入れる
靴箱はこまめにお手入れしていないと嫌な匂いが漂ってしまいますよね。普通のサシェを置いておくだけでも良いのですが、靴箱用にサシェを手作りするのであれば、消臭効果のある重曹をサシェの中身に混ぜてみるのもおすすめです。
バッグの中に入れる
バッグの中に入れておき、外出先でも好きな香りを楽しみましょう。疲れたときやリフレッシュしたいときなどバッグからサッと取り出して香りを楽しめるのでおすすめです。一緒に入れるハンカチに香り付けできますし、荷物を出し入れするときに良い香りがふわっと広がるのもよいですよね。
まとめ
サシェは、材料を100均で揃えられるうえに、とても簡単に手作りできるアイテムです。好きな香りを選ぶことも、用途別に香りを変えてみることも、手作りであれば自由です。袋にもこだわれば世界に一つだけのおしゃれなサシェができますよ。さまざまなアレンジが可能なので、ぜひいろいろと試してみてくださいね。