ヨーグルトはいつ食べるのが効果的?
1日に必要なヨーグルトの摂取量は、200gといわれています。ちょうど1カップ程度ですね。では食べる時間帯はどうなのでしょう。朝昼晩いつ食べるのがよいのでしょうか。朝食べるイメージがありますが、実は夜食べるのがよいともいわれています。また、食前と食後ではどっちがより効果を発揮するのでしょうか。
いつ食べると効果的?<朝>
ヨーグルトは朝食の時間帯に食べるのがよいと考える方も多いのではないでしょうか。もちろん朝食べるヨーグルトは効果的です。同じ朝でも朝食前と朝食後で若干効果が違います。
朝食前
ヨーグルトを朝食前に食べると、ダイエットが期待できます。というのも、食前にヨーグルトを食べると満腹感が早く得られるためです。また昼食までの間食も防げるのでカロリーを抑えられます。ただ、乳酸菌は胃酸に弱いという性質があります。そのため、空腹の朝食前に食べると乳酸菌の効能が弱められ、十分な効果が得られないともいわれています。
朝食後
朝起きて、何も食べていない状態の胃酸は強すぎるため、それによって乳酸菌が死滅するといわれています。まず別の食べ物を食べて胃酸を落ち着かせてから、ヨーグルトを食べることで乳酸が胃酸の被害にあわず、しっかり腸まで届くようになります。乳酸菌の効果を得たいなら食後が適しています。
いつ食べると効果的?<夜>
近頃耳にするのが、ヨーグルトは夜食べるのがベストだというものです。実は腸が1番活発に動く時間帯が夜ということが理由です。腸のゴールデンタイムといわれているのが、22時~2時までの時間帯で、活発に動いて栄養を吸収している時間だといわれています。
夕食前
夕食前に食べるヨーグルトは、やはり朝同様に食べ過ぎを防ぐ効果を期待できます。血糖値の急上昇が気になる人や、胃が疲れているときなどはヨーグルトを先に食べることで、胃に負担をかけないというメリットがあります。
夕食後
整腸作用の効果を期待する人には夕食後に食べるのがおすすめです。夕食後といっても、食べてから寝る前までのいつ食べるのがよいかということになりますが、実はヨーグルトは寝る前に食べてもOKです。ただ、カロリーや糖分が気になるところですよね。カロリーや糖分が気になる方はプレーンで食べましょう。
朝と夜以外の時間帯ではいつ食べると効果的?
ヨーグルトを食べる時間帯は、朝か夜が効果が得やすいといわれていますが、それ以外の時間帯に食べると効果がないということはありません。昼食時でも、3時のおやつとして食べてもOKです。基本的にヨーグルトの効果効能に変わりはありませんが、より効果的に体に届くという意味では朝と夜がおすすめということです。また、1度に必要量食べられないという場合は、1日の間に分けて食べてもかまいません。