カーボンヒーターの電気代を他のヒーターと比較検証!節約するコツは?

カーボンヒーターの電気代を他のヒーターと比較検証!節約するコツは?

冬の暖房対策で一番気になるのは電気代です。特に、多くの人が使用する遠赤外線効果が高いカーボンヒーターは、他のヒーターの電気代と比較するとどんな違いがあるでしょうか。この記事では、カーボンヒーターの電気代と他のヒーターを比較検証し、節約するコツをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.カーボンヒーターなどの電気代は?
  2. 2.カーボンヒーターとは?
  3. 3.カーボンヒーター以外のヒーターにはどんな商品がある?
  4. 4.ヒーターの電気代の比較
  5. 5.カーボンヒーターの電気代を節約する方法
  6. 6.まとめ

ヒーターの電気代の比較

ヒーターは部分的な温め用として使われることが多く、小さくても電気代が高いので、気にせずに使っていると電気代が跳ね上がってしまうものです。以下に、ヒーターの「1時間の電気代」と「1日8時間使用した場合の1ヶ月の電気代」をご紹介します。

①1時間の電気代

電力料金の1kWhとは電化製品を1時間使用した場合の電気量です。例えば、1kWhの単価が25円の場合、1000Wの電力を1時間使用すると25円になるという意味です。また、1kWhの単価はそれぞれの契約プランや使用時間帯などで違います。ここではわかりやすく30円/kWhとして計算しました。

ヒーター名 弱設定時 強設定時
カーボンヒーター 12円(400W) 24円(800W)
オイルヒーター 18円(600W) 36円(1,200W)
セラミックヒーター 18円(600W) 36円(1,200W)
パネルヒーター 15円(500W) 30円(1,000W)
ハロゲンヒーター 15円(500W) 30円(1,000W)
 (電気代を1kwh=30円で計算)

計算例

例えば、カーボンヒーターは、弱設定時に400ワットで設定した場合、400×30÷1,000=12での1時間の電気代は12円です。ただし、商品によって弱設定時と強設定時のワット数は違います。

②1日8時間使用した場合の1ヶ月の電気

ヒーターごとにワット数が違いますが、1時間使用の電気代はカーボンヒーターがかなり安いという結果になりました。さらに、1日8時間使用した場合の1ヶ月(30日間)の電気代の比較をご紹介します。

ヒーター名 弱設定時 強設定時
カーボンヒーター 2,880円 5,760円
オイルヒーター 4,320円 8,640円
セラミックヒーター 4,320円 8,640円
パネルヒーター 3,600円 7,200円
ハロゲンヒーター 3,600円 7,200円

上の表を見ると、一目瞭然でカーボンヒーターが一番電気代が安いことがわかりました。では、カーボンヒーターとエアコンを比較するとどちらのほうが電気代がお得なのでしょうか。

エアコンとカーボンヒーターの電気代比較

Photo by sekido

エアコンは電源を入れて温度を設定してから、設定温度に上がるまでに一番電気を使います。しかし、エアコンで寒い部屋が温まった後は、エアコンが使う電力量はグッと下がります。そのことから、長い時間使いたい場合はエアコンのほうがカーボンヒーターよりも電気代が安くなります。

カーボンヒーターの電気代を節約する方法

カーボンヒーターは、使い方によっては他の暖房機器より電気代が高くなるケースがあります。カーボンヒーターで電気代が高くならないようにするには、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

カーボンヒーターって電気代が安いと思って選ぶ人が多いみたいだけど本当にお得なのかな?

カーボンヒーターはどんなときに電気代が高くなるのか

カーボンヒーターはどんなときに電気代が高くなり、どうすれば電気代が節約できるのでしょうか。以下にカーボンヒーターを節約するためのコツをご紹介します。

カーボンヒーターの電気代節約のコツ

コツ①「強」のまま長時間使わない

カーボンヒーターは選んだワット数で放熱します。多くの人は寒さが厳しい日には暖房を「強」にして使うことがとても多いです。実は、消費電力が高い電気ヒーターを「強」のまま長い時間使うと、電気代はとても高くなってしまいます。

コツ②消費電力が細かく調整できるタイプを選ぶ

省エネを意識する場合、消費電力を細かく調整できるものがおすすめです。例えば、10段階で調節できる商品であれば熱すぎたり寒すぎたりせず、自分好みで切り替えできます。このタイプは少々高価ですが、上手に使いこなせば省エネにつながります。

コツ③1時間の電気代を比較する

量販店などの電気ストーブには、必ず1時間あたりの電気代の目安が表記されています。購入する際はそれを参考に、他のヒータの電気代と比較から検討しましょう。

コツ④省エネ機能があるものを選ぶ

コロナ 遠赤外線電気暖房機 コアヒート DH-1108R-S シルバー

出典: Amazon
Amazon
楽天

カーボンヒーターには、自動首振り機能や温度過昇防止機能、人感センサー、揺らぎ運転機能などが付いているものもあります。ゆらぎ運転は定期的にパワーを落として電気代の節約になり、省エネにもつながりおすすめです。

まとめ

カーボンヒーターはヒーターに中でも比較的電気代がお得で、すぐに熱気が伝わるため人気があります。しかし、使い方を誤ってしまうと想像以上に電気代がかかってしまいます。この記事を参考にしていただき、電気ストーブの電気代について再度考えるよい機会になれば幸いです。

カーボンヒーターおすすめ5選!電気代が安くコスパよいヒーターは?のイメージ
カーボンヒーターおすすめ5選!電気代が安くコスパよいヒーターは?
寒い冬にはかかせない、おすすめのカーボンヒーターを紹介します。電気代が安くてコスパがよいカーボンヒーターを比較しましたので、選び方に悩んでいる方もぜひ参考にしてください。おすすめのデザインも紹介しますのでお気に入りの1台を見つけて暖かく快適に過ごしましょう。
電気ストーブの電気代はどれぐらい?タイプ別に消費電力・メリットを解説!のイメージ
電気ストーブの電気代はどれぐらい?タイプ別に消費電力・メリットを解説!
エアコン、こたつ、セラミックファンヒーターなど冬に活躍する暖房器具のひとつ、電気代が気になりますが置くだけでその場が暖かくなる電気ストーブ。安価な物や置くだけでおしゃれな物まで種類も豊富。今回は種類別に電気代、選び方など様々な電気ストーブについてご紹介します。
miki
ライター

miki

毎日を楽しみながら暮らしたい!そして、大切にしたいのは遊び心と好奇心です。

関連記事

記事ランキング