クッションフロアのDIY③ボンドでの貼り方
道具(材料)
- 大きな定規
- スケール
- 撫で刷毛
- 地ベラ
- ローラー
- コーナーカッター
- 養生テープ
- ペン
- カッター
- ハサミ
- 接着剤用のクシ
- 継ぎ目処理剤
材料
- クッションフロア
- ボンド
クッションフロアを仮置きする
- 部屋の長さより両端10cm(合計20cm)ほど長めに切ったクロス(クッションフロア)を床に敷き、壁の凹凸に合わせて印をつけ、切り離します。そのクロスを壁につけて敷き直します。
- 1枚目と同じ長さになるように切ったクロスを、最初に敷いたクロスと柄の位置を合わせて重なるように敷き、動かないように養生テープで固定しておきます。
- 部屋の端まできたら必要な幅をスケールで測り、10cm長めの幅でカットします。柄の位置を調整したときに足りなくなるといけないので、余裕をもって作業できるように、柄の大きさにも合わせて広めにカットしておきます。
- ほかと同じように柄の位置を合わせて養生テープを貼って固定し、仮置き作業は完了です。
壁際をカットする
- 養生テープを接着面を外側にして丸め、凹凸などで切り離したクロスの端材に貼ります。その端材を部屋の隅に、壁との隙間ができないように気を付けて置きます。
- 端材がずれないように気をつけてクロスを戻し、端を折り曲げるようにして上からしっかりと角を押さえます。
- 押さえていた部分を再びめくると端材がくっついているので、その端材の角に向かって、外側2か所から切り込んで、切り離します。
- カットが終わったクロスから端材と丸めた養生テープを外し、戻します。ほかの端も同じようにしておきます。
ボンドを塗る
- 仮置きしておいたクロスを縦方向に半分めくり、養生テープをはがしながら仮置きしたのと逆の順番でめくります。
- 床に直接ボンドを出し、接着剤用のクシ、またはヘラでボンドを塗り広げます。立ち位置に困らないように、隅の方から塗っていくと楽です。
- 隅までていねいにボンドを塗っていきます。雑に塗ってしまうと後々クロスがめくれ上がってくる原因になりますので、しっかりと塗ります。壁などにボンドがついてしまった場合は乾いてしまう前に拭き取りましょう。
クッションフロアを貼る
- ボンドを塗り終えたらめくったのと逆の順番でクロスを戻します。柄の位置がずれていないか確認し、ずれがあった場合は直します。
- 柄の位置に問題がなければ撫で刷毛を使って、クロスの真ん中から外側に向かってていねいに空気を抜きながらしっかりと圧着させます。
- もう半分も同じようにして貼り、大きな定規とカッター、またはコーナーカッターで余分なところをカットします。
- 最後にローラーでしっかりと圧着します。
継ぎ目の処理
- つなぎ目の、クロスが重なっている部分の端から5mmくらい内側をまっすぐカットします。重ね張りになっているので、定規とカッターを使って力を入れて切ります。
- カットした部分を取り除いた後、重なっている部分を軽くめくって、下のクロスの余分な部分も取り除きます。
- ローラーでしっかりと圧着します。ここで雑にしてしまうと後々めくれあがってくる可能性がありますので、ていねいに作業しましょう。
- 継ぎ目処理剤をつなぎ目に入れて、乾燥させたら完成です。
ボンドでの貼り方は初心者には少し難しいので、動画を見ながらチャレンジするとわかりやすいです。
クッションフロアのDIY④貼るときのコツ
クッションフロアのDIYではせっかく頑張って貼ったのに、空気が入ってボコボコになってしまったという失敗談を聞くこともあります。金額的にも安くはないし、作業時間もそこそこかかるので、失敗しないようにコツをしっかり確認しておきましょう。
- 床のゴミや汚れをしっかりと取ってからクッションフロアを敷き、柄の位置を調整する。
- 撫で刷毛でしっかりと空気を抜く。
- ボンドで貼る場合はクロスの中心から外側に向かって空気を抜く。
- 余分な部分をきれいにカットする(コーナーカッターの他にクッションフロア用のカッターなどもありますので、カットで失敗したくないという方は用意しておきましょう)。
- 最後にしっかりとローラーで圧着する。
- グラスウールの入っているクッションフロアを使用する場合は、長そで長ズボンにマスク、手袋を着用してからカットする。
まとめ
かわいい柄のものも多く、コツさえ掴めば簡単にリフォームができるクッションフロアのDIY。両面テープで簡単に貼ったり、ボンドでしっかり貼ったりもできるので、住んでいる環境に合わせてリフォームが可能です。気軽にお部屋の雰囲気を変えて、暮らしを豊かにしましょう。
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