はじめに
みなさんは和室から洋室に替えたいと考えることはありますでしょうか?近年では和室より洋室を好む人が多くなっている傾向があり、リフォームやDIYで和室を洋室にかえる人が続出しています。プロに頼むのもいいのですが、やり方や道具さえわかれば自分自身で張り替えることも可能なのでやり方や注意点を含めて解説していきます。
畳からフローリングのDIY法で考えるべきこと
畳からフローリングに変える際に言葉では簡単に言うことができるのですが、実際にやるとなるとかなり大変です。そのためある程度の根気や計画が必要で、この始める段階の考えるべき点を疎かにしているとDIYでの失敗率が一気に上昇します。どのような点をまずは考えるべきなのかご紹介しますので参考にしてください。
広さを図る
まず最初に考えるべき点は畳からフローリングに替える際の広さ・量です。これは多くの人がイメージできやすいのですが、畳からフローリングに替えるにしても部屋によって広さが異なります。広さが異なると当然フローリング材や根太・合板の用意する量や広さも異なるので、畳の広さがどのくらいの広さなのか計測していく必要があります。
畳の上にフローリングを敷くのか張え替えかも検討する
畳の広さを考えることも大切なのですが、他にもDIYを行う際に畳の上からフローリングを敷くのか、畳を剥がしてフローリングを張っていくのかを考える必要があります。多くの人は畳を剥がしてフローリングを張っていく人が多いものの、中には畳の上から貼る人もいます。しっかりと洋室にしたい人は畳を剥がすのが好ましく、簡単にしたいような人は畳の上から行うのがおすすめです。
フローリングの素材を考える
フローリングへの張り替えでは、ある程度日数がかかる大掛かりなDIYになりますが、自分のイメージ通りの部屋を作っていくことができるのが大きなメリットと言えます。そのような自分でできる畳からフローリングの張り替えですが、フローリングも種類が豊富です。フローリングごとにもメリット・魅力があるのでしっかりと把握してから選ぶようにしましょう。
無垢フローリングの魅力は香り
費用は少し高めにはなりますが、フローリングでもこだわりたい人は「無垢フローリング材」を使用するのがおすすめです。無垢フローリング材は名前からもイメージがしやすいのですが、天然木材100%の板となっており、木目が美しいものがほとんどです。さらに、無垢フローリングは木材の香りを楽しむことができるので、上質な洋室を作ることが可能です。
複合フローリングの魅力は湿度や温度変化に強い
無垢フローリング材と他に選ばれることが多いのが「複合フローリング」です。賃貸物件や一軒家の洋室では比較的多いのがこちらの複合フローリングで、合板の上に化粧材などを板張りしているためおしゃれなものが多い傾向があります。複合フローリングの魅力は湿度や温度変化に強いという点で、気温の変化が激しくなりつつある日本にはうってつけのフローリングといえます。
畳の処分方法を調べる
畳からフローリングに替えるDIYは自分で簡単に行うことができるのですが、張り替えた後のこともしっかりと考えましょう。畳からフローリングに張り替えをする際には当然不要になった畳が出てくるのですが、この畳はどこでも捨てることができるというわけではありません。そのため、先に畳を処分する方法などを調べておくのが好ましいです。
不用品回収業者に依頼する方法や自分でクリーンセンターに持っていく方法がおすすめです。
今回は本格的に洋室にする畳からフローリングの張り替えについて解説します。