畳からフローリングに変える簡単DIY法
和室から洋室に替えるための準備しておくべき道具や材料について簡単にご紹介しましたが、次は実際に畳からフローリングへと変えるDIY方法をご紹介していきます。しっかりと流れや注意点を把握して行うと自分でも行うことができやすいので参考にしてください。
採寸
まずは和室の採寸を行っておきます。途中でもご紹介したように和室から洋室に替えるので、畳は不要になります。畳を剥がすと邪魔になるので処理を行い、採寸を行っていきます。底の部分から敷居までの高さ、横の長さ、縦の長さとしっかりと採寸を行い、メモをして計画書を作るのがおすすめです。
根太を敷く
和室の畳を剥がすことができると次は準備した根太を敷きます。根太は横に敷くのですが、まだこの段階では板張りをせずに一定間隔で上記の画像のように置いていきます。根太はしっかりとした角材で重さがあるので、自分ひとりで運ぶ場合は怪我をしないように気をつけてください。
レベル調整
和室だった部屋に根太を敷くことができると、次はもう一度敷居との高さの採寸を行います。このときに高さが計算通りだと完璧なのですが、実際に敷いてみると実は高さが考えと異なったというような場合が多いです。高さのレベル調節として用意したベニヤ板を敷きながらしっかりと敷居との高さの計算と合うように調整していきます。
断熱材がいる場合は断熱材を敷く
根太を敷き、レベル調節ができた場合は次は断熱材を入れたい場合はこの段階で断熱材を敷き詰めていくのが好ましいです。断熱材は途中でもご紹介したようにさまざまな種類があるのですが、多くの人は発泡スチロールタイプなどを敷き詰めることが多いです。張り替えを行うことでリフォーム同様に断熱材を敷き詰めることができる点もDIYの大きな魅力といえます。
合板を敷く
レベル調節ができた場合は次に合板を敷き詰めていきます。合板を敷き詰める作業も比較的簡単に行うことが可能で、和室だった部屋へ運ぶのに気をつける程度で大丈夫です。張り替えをするときは材料の運搬が特に怪我をしやすい点でもあるので細心の注意を払いましょう。
敷居と合板の高さのチェックを忘れずに
根太の上に合板を敷き詰めることができた場合はやはりしっかりと敷居との高さをチェックするのが好ましいです。なぜこれほど敷居との高さをチェックするのかと言うと、板張りをして固定した際に高さの調整ができていないことがわかると取り返しがつかない状態になるためです。そのため、板張りをする前にしっかりと高さを測っておきましょう。
根太や合板の接着・固定
しっかりと根太と合板の準備ができると次は固定を行っていきます。固定は用意した接着剤を使用して根太と合板を接着した後インパクトドライバーとビスでしっかりと固定を行っておきます。インパクトドライバーを扱うときも気をつけないといけないのですが、張り替えのときに用意しておくと便利なのでおすすめです。
フローリングの敷き詰めと固定
インパクトドライバーやビスでしっかりと板張り固定が行うことができると次はフローリングをきれいに敷き詰めて接着剤で固定を行っていきます。フローリングを貼るのもとても簡単で、DIY初心者の方でも行いやすいです。フローリングの板張りを行う場合は引き戸がある入口から敷き詰めていくようにしましょう。
ワックスで磨いて完成
AURO(アウロ) No.431 天然床ワックス 0.5L
参考価格: 3,625円
フローリングを敷き詰めることができたら最後にワックスで艶のある状態を作っていきます。ワックスは今ではホームセンターだけでなく薬局などでも販売されていることが多いです。費用もお手頃なものが多いので、できればワックスで艶のある状態を作りましょう。