DIYで張り替えに必要な物
自分でDIYを行う前に考えておくべき点についてご紹介しましたが、次は実際に自分で畳からフローリングへ替える際の道具について解説していきます。道具も多くのものを使用するのですが、DIYをよく行うような場合は持っておいたほうが好ましい道具もたくさんあります。どのようなものを用意するのが好ましいのかご紹介しますので参考にしてください。
根太
まずは土台を支えてくれる大切な材料でもある「根太」を用意します。根太はホームセンターでも角材として現在販売されていることがほとんどですが、しっかりとしたものを選ぶのが好ましいです。根太はフローリングや合板を支えてくれる土台なので、部屋の広さに合わせた大きな物を選ぶのがおすすめですが、できれば敷居の高さまでの高さではなく、フローリングと合板を重ねたときの差を引いた高さを購入しましょう。
合板
合板も用意しておきましょう。合板もホームセンターで販売している場合が多いのですが、しなやかな物を選ぶのがおすすめです。合板や根太はホームセンターで購入して自分で持ち帰るのが大変なので、ホームセンターに依頼するかトラックを借りて持ち帰るといいでしょう。
ベニヤ板
合板を購入した際に一緒に用意しておいていただきたいのが「ベニヤ板」です。ベニヤ板はある程度持ち運びできる程度のもので大丈夫です。ベニヤ板をどこに使うのかと言うと、フローリングや合板の板張りをした際にどうしても寸法を計算していてもズレが生じる場合があります。ベニヤ板を根太に敷くことで高さ調節を行うことができるので、できれば用意しておきましょう。
丸のこ
DIYを自分でよくするような場合は丸のこを購入しておくのがおすすめです。丸のこは取り扱いを気をつける必要がありますが、持っていると自分で長さ調節を行うことができ、自分好みの合板や柱を作ることができます。丸のこもホームセンターで販売しています。
断熱材
和室では寒いと感じやすいのですが、冬の時期を快適に過ごしたい場合は洋室に替える際に断熱材を敷いておくと寒さ対策ができます。断熱材はネット通販やホームセンターで購入できるのですが、グラスウールの繊維系やスタイロフォームなどの発泡スチロールタイプがあります。断熱材はお手頃価格のものが多く、費用もかかりづらいので用意しておくのがおすすめです。
床接着用の接着剤
板張りをする場合にはできれば床用接着剤を用意しておきましょう。板張りを自分で行う場合はこのような専用の接着剤を使うとずれたりしづらくなるので完成度が高くなりやすいです。板張りだけでなく根太としっかりとつけることができる接着剤もあるのでそのようなタイプの物を選ぶのがおすすめです。
インパクトドライバー・ビス
リョービ(RYOBI) 充電式ドライバードリル 12V BD-122 647509A
参考価格: 17,380円
板張りの際に接着剤と一緒に使うのがインパクトドライバーとビスです。こちらも和室から洋室に替えるときだけでなく、自分でDIYを行うことが多い場合は持っておくのがおすすめです。簡単に板張り後の固定を行うことができ、初心者の人でも扱いやすいものが多いので本格的に行いたい人は持っておきましょう。
「敷居の高さ=合板+フローリング+根太の高さ」だとフラットな洋室になりやすいです。