練り消しの作り方!柔らかく・よく伸びる性質を生み出すコツも解説

練り消しの作り方!柔らかく・よく伸びる性質を生み出すコツも解説

今や消しゴムとして使うだけでなく、さまざまなアート作品の作成や細かい場所の掃除にも使える練り消し。柔らかくよく伸びる作り方のコツをご紹介します。いろいろな作り方を参考に、練り消し作りを楽しんでみましょう。作る際の注意点も記載しています。

記事の目次

  1. 1.練り消しとは
  2. 2.練り消しの作り方①
  3. 3.練り消しの作り方②
  4. 4.練り消しの作り方③
  5. 5.まとめ

練り消しとは

普通の消しゴムでは消しにくい細かいところや、消しくずが出て困る作品を作るときに便利な練り消し。形が自在に変わるので、子どもの遊びはもちろん、アート作品やDIYにも使われています。そんな便利な練り消しの作り方に迫ります。より柔らかくよく伸びる作り方もご紹介しますよ!

練り消しの作り方①

基本材料と作り方

  • 消しカスがまとまるタイプの消しゴム
  • 下敷きなど消しカスを練るときに敷くもの
  • 分度器や定規(あると便利)

作り方はとてもシンプル。ひたすら消しカスを作り、できた消しカスをまとめてこねれば練り消しのできあがりです。分度器や定規などのこねる道具があるとさらにラクに作れます。

きれいな消しカスを作るには?

フリー写真素材ぱくたそ

白い紙などの上で新たに作った消しカスは真っ白な練り消しができますが、字を消した消しカスの再利用はきれいな色の練り消しが作れません。大変な作業ですが、がんばって新しく消しカスを作りましょう。また、新しい消しゴムを細かく切り刻んでから練っても、練り消しが作れます。

もちろん、色にこだわりがなければ、消しカスを集めたものを練って練り消しを作ってもOKですよ!使う用途によっては、かえって迫力のあるものができるかもしれません。

練り消しの作り方②

アート作品に練り消しを使う場合、色を付けたり、形を変えやすいよう柔らかくふわふわにしたり、よく伸びるようにしたいですよね。また、手触りのよい練り消しはずっと触っていたくなります。ここからは、さらに使いやすい練り消しにする方法をご紹介します。

柔らかい練り消しの作り方

消しカスや刻んだ消しゴムをよくこねることがもちろん一番大事なポイントですが、少し工夫を加えるだけでより柔らかくよく伸びる練り消しができます。

液体のり

出典:写真AC

消しカスの量より少し少なめの液体のりを合わせ、こねるだけでできあがりです。固さや伸び具合は、のりの量を微調整してください。まとまってきたら、指でこねると感触がわかって微調整しやすいです。

ゆでる

Photo bySilberfuchs

お風呂のお湯の温度よりも少し熱いくらいのお湯を用意し、しばらく(10分くらい~)練り消しを入れておくと柔らかくなります。柔らかくなってきたら、水分を取って練ってください。お湯を使うときは、やけどにご注意ください。

油分を加える

Photo byandreas160578

少量のハンドクリームやサラダ油などを加えてよく練ると、柔らかくよく伸びる練り消しになります。少し加えたらよく練り、好みの固さや伸び具合にしていきましょう。

絵の具でも柔らかく

フリー写真素材ぱくたそ

練り消しに色をつけたいときに使う絵の具でも、油分で柔らかく伸びのよい練り消しが作れます。絵の具を使うときは、少量ずつ様子を見ながら加え、よく練ってください。

スライムを混ぜるとさらにふわふわに

消しカスをまとめて練り消しを作ったあと、スライムとまぜるとさらにふわふわになります。ただし、そのままでは分離してしまうので、ハンドクリームなど油分のあるものを少し混ぜよく練ってください。消しゴムとして使うのにはむいていませんが、感触を楽しむには最高です。

ラメやビーズなどが入っているスライムを使えば、楽しい練り消しができあがります。不思議な感触を味わえますし、アート作品にも大活躍しそうですね。もちろん、スライムを混ぜるときに自分で好きな色や形のものを入れてもOKです。かわいくできるので、子どもも大喜び!

練り消しの作り方③

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練り消しを手作りする場合には、いくつか気をつけなければいけない点があります。それらに注意して、自分好みの練り消しを楽しく手作りしましょう。

練りすぎに注意

柔らかくしたいがゆえに練りすぎてしまう、また、感触を楽しんでいたいのでずっと触ってしまうことがあります。消しカスは手の油と一緒に汚れも吸収してしまうため、気づいたら真っ黒に!思った色に仕上がらない場合があるのでご注意を。こねるときは、定規や分度器など道具の使用をおすすめします。

消しゴムには向かない

のりなどを混ぜる場合、消しゴムとして使用するとかえって色がうつって汚れてしまったり、ベタベタしてしまったりしてむきません。触って遊んだり、アートや掃除などに使用してください。

固まりやすい

特にのりなどを混ぜた場合は、定期的にこねないと固まってしまう場合があります。これは、アート作品を作ってそのまま保存しておきたいときにはかえって役立つ特徴かもしれません。

固まってしまったときは

練り消しをカーペットに落としてしまった場合や子どもの髪の毛につけてしまった場合などには、あわてずにオイルを練りこんでください。サラダ油などでかまいません。ガムを噛んでいるときに、一緒にポテトチップスやチョコレートを食べるとガムが溶けてしまった経験はありませんか?それと同じ原理で、練り消しも油類と混ざるとゆるくなり、すっと取れるようになります。

練り消しが固くなってしまって使いづらいときも油分を補うことで柔らかくなりますが、入れる量を間違えるとゆるくなりすぎてしまいます。油分の量は、少しずつ加えて固さを調整してください。

まとめ

柔らかくてよく伸びる練り消しの作り方のコツをご紹介してきました。子どもでも簡単に作れ、粘土のようにいろいろ作れる練り消し、気軽に楽しんでみてください。

みるふぃーゆ
ライター

みるふぃーゆ

みんなが笑顔になる記事がモットーの三児+1ワンの母です。調理師免許あり!

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