しめ縄の作り方・編み方!初めてでも簡単に作れる手順をご紹介!

しめ縄の作り方・編み方!初めてでも簡単に作れる手順をご紹介!

お正月飾りとして欠かせないしめ縄。作り方が難しいかもと思っている方必見の、簡単なしめ縄の作り方についてご紹介します。手順も多くない、簡単な手順でしめ縄を手作りしましょう!しめ縄作りに必要な材料や、しめ縄の処分の仕方についてもまとめています。

記事の目次

  1. 1.しめ縄とは
  2. 2.しめ縄の作り方①用意するもの
  3. 3.しめ縄の作り方②編み方
  4. 4.しめ縄を飾る時期
  5. 5.しめ縄の処分の仕方
  6. 6.まとめ

しめ縄とは

しめ縄とは、この世と神様のいる世界を区切っている境界線のような役割を持っています。神様をお迎えする神聖な場所であるという印であり、不浄なものが立ち入ることを禁じる効果もあるとされています。

しめ縄の漢字について

しめ縄は漢字で書くと「注連縄」となります。注連とは中国でお水で清めて連ねた縄を張った縄のことで、霊が入り込んでこないように霊の立ち入りを禁止するための標識のような意味合いを持っています。注連縄はこの漢字以外にも、七五三縄・〆縄・標縄という表記で表されることもあります。

しめ縄の作り方①用意するもの

フリー写真素材ぱくたそ

手作りでしめ縄を作るにあたり、まず揃えたいのが材料です。しめ縄作りに必要な材料は、入手しにくいかもと思っている方もたくさんいるのではないでしょうか?たしかに普段生活している中では入手するのが難しい材料もある可能性がありますが、代用品を使用することも可能です。材料にこだわりすぎず、まずは気軽にお正月飾りの代表格であるしめ縄作りに取りかかってみましょう。

入手し易い素材を選ぶ

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しめ縄作りのメイン材料は、正式にはワラや稲となります。しかし現代社会において、特に都心部ではある程度の量のワラや稲を気軽に入手することは難しいご家庭もたくさんあります。そういった場合は、ワラや稲にこだわりすぎず、レモングラスなどで代用してもOKです。レモングラスの入手も困難である場合は、ホームセンターやネットでも入手可能な、太めの麻ひもでも代用可能です。

作り方を知っている人がいると心強い

しめ縄はお正月飾りの中でも、とても重要なものになります。手作りしたいのであれば、しめ縄の作り方を知っている人に作り方を教えてもらうのが一番よい方法となります。身近にしめ縄作りやしめ縄の飾りつけに詳しい人がいないという場合は、しめ縄作り教室やワークショップなどに参加してみるのもおすすめです。ネット検索で簡単に見つけることが可能で教室の個性もそれぞれ豊かなので、情報を見比べて参加したい教室を探しましょう。

しめ縄の作り方②編み方

Photo by kaidouminato

しめ縄には、正しい編み方があります。年末年始の玄関に飾るものなので、正しい編み方に従ってしめ縄を作りましょう。正しい編み方を知り、要領をつかむことで、よりきれいなしめ縄を作ることができます。地域によって編み方に差があるのかという点についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

しめ縄の編み方

ではここからは、しめ縄の編み方について見ていきましょう。初心者の方でも肩に力を入れず、気軽に楽しめるような手順なので、ぜひチェックしてみてください。

1.わらの束を3つに分けて2つを右巻きにねじる

まずワラを3つ、均等な量に分けることから始めましょう。量に大きなばらつきがあると、作りにくいだけではなく、見た目もアンバランスなものになってしまう可能性があるからです。縄として使う素材がまっすぐではない場合、数日間吊るしてできるだけまっすぐにしましょう。ワラの根元を固定して、水をかけてトンカチなどで叩いてワラを柔らかくして、3つある束のうち2つを右巻きでねじっていきます。20cmほどワラを余らせましょう。

2.ねじってまとまった2本を左巻きで編む

先ほどねじった2本の束を、左巻きで編んでいきます。このときしっかりと力を込めて編むと、最後に巻き付けるワラが巻き付けやすくなります。全体的にもしまった印象になりやすくなり、スタイリッシュに仕上がりやすくなります。2本を編み上げた後、ワラがぴょこぴょこと出てくることがあります。気になるようなら、はさみで飛び出たワラを切りましょう。

3.残りの1束も右巻きでねじ上げて編み込んだものに左巻きで巻き付ける

2つ束ねたワラの束に、残りの1つのワラを右巻きでねじって左巻きで巻き付けていきます。先ほど編んだワラの溝に沿って3本目のねじったワラを巻き付けていくと、きれいに仕上がりやすくなります。きれいに巻き付けることができたら、ワラの端をタコ糸で縛り、飛び出ているワラをはさみなどで切ってきれいに仕上げていきます。これでしめ縄を編む作業は終了となります。

作り方の基本で地域差はあるのか

しめ縄の作り方は、基本的には地域での大きな差はないようです。一度覚えれば素材を集めるだけで、しめ縄を自作することが可能です。引っ越しなどをしてしめ縄の作り方の違いが気になるのであれば、地域のしめ縄作り教室に参加して、しめ縄の作り方の違いについて質問してみるのもよいでしょう。

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しめ縄を飾る時期

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