ハンモックの作り方ガイド!種類・タイプ別に必要な材料や手順を解説

ハンモックの作り方ガイド!種類・タイプ別に必要な材料や手順を解説

ゆらゆら揺れて気持ちいい「ハンモックの作り方」ガイドです。本格的なハンモックも丈夫な材料が手に入ればDIYできます。週末キャンプやリラックスタイムの参考になる作り方手順と、おすすめの材料をまとめました。雑貨用の小さなハンモックの作り方もご紹介いたします。

記事の目次

  1. 1.ハンモックとは?
  2. 2.ハンモックの使い方
  3. 3.ハンモックの作り方「ベッド・チェア用」
  4. 4.ハンモックの作り方「雑貨・小物用」
  5. 5.手作りハンモックおすすめアイテム紹介
  6. 6.まとめ

ハンモックとは?

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ハンモックとは、中南米発祥の寝具です。丈夫な布や網の両端を木などにくくりつけ、ブランコ状の袋にくるまれた状態で眠ります。その後、船乗りなどの寝具として世界各国に広がりました。

キャンプや室内のくつろぎ用に人気

自然の中でホテルのようなくつろぎを楽しむキャンプ「グランピング」や、室内でのリラックス用に注目のアイテムです。ハンモックの編み方の基本は「繰り返し作業」なので、根気があれば手作りできます。

手作りするなら材料の強度と設置方法を十分検討しましょう。人間が乗らないペット用や雑貨置き場のハンモックもおしゃれで実用的と人気があります。詳しいDIY方法は後ほどご紹介いたします。

ハンモックの主な種類

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ハンモックのベッド部分は紐やロープを編み込んだ「ネットタイプ(メキシカンハンモック)」か、丈夫な布製の「布タイプ(ブラジリアンハンモック)」の2タイプです。ベッドタイプ以外にも、チェアタイプも人気です。

ネット製ハンモックのメリット

元祖ハンモックのひとつです。全体が細かいロープ(紐)編みで作られています。とても通気性がよく体にフィットしますが、網目にアクセサリーやボタンがからまることもあるので注意しましょう。

布製ハンモックのメリット

目の詰まった布タイプのハンモックもアウトドアや室内に人気のタイプです。本体の布は綿製だけでなく、パラシュート布を使用したタイプもあります。パラシュート布製は軽量で破れにくくおすすめです。伸縮性のない布が使われます。

ハンモックベッド部分のサイズ

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ハンモックのネット(布)部分のおすすめサイズは、寝具として使う場合は幅100~150cm×長さ200cm程度です。チェアハンモックの場合は幅150cm×長さ100cm程度がよいでしょう。

ブランコ用やペット用ならさらにサイズが小さくても問題ないので用途によりサイズを変えて問題ありません。

ハンモックの使い方

キャンプやピクニックで木にくくりつけるイメージのあるハンモックやハンモックチェアですが、固定できる丈夫な柱や梁があれば室内でも使えます。設置方法はいくつかあります。

設置スペースは3~4m必要です

設置に必要な間隔は、ハンモックの長さ+1m程度必要です。ベッド部分に加えてロープを張る長さが必要になるためです。高さはハンモックに乗ったときにお尻が床につかない高さにお好みで調整しましょう。また、ハンモックの周囲1m程度空間があると揺れてもぶつかりません。

設置方法①壁や柱に設置

金具を室内の壁や柱に打ち込んで使うためには壁の頑丈な部分を知る必要があります。体重を預けても強度が十分な位置にしか設置できないので、ハンモック用金具を壁に打ち込む際は施工業者に確認したほうがよいでしょう。

室内にハンモックチェアも設置可能

体重をかけても問題ない丈夫な部分がわかれば、天井や梁からぶら下げて室内でもハンモックチェアが設置できます。柱や梁を折るなど、万が一建物にダメージを与える可能性もあるので、室内に設置希望の場合は位置を慎重に確認しましょう。

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ハンモックの作り方「ベッド・チェア用」

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