設置方法②ペット用ならディアウォールに設置
賃貸住宅など室内を傷めずに柱を設置できると人気の材料がディアウォールです。ディアウォールとは2×4木材の端部にキャップ状の器具を設置し、ばねの力でつっぱって柱を立てるDIYアイテムです。棚やテレビ台などさまざまなものを作れて便利です。
ディアウォールは強度面で不安
ディアウォールは上下にはある程度の強度がありますが、ハンモックの支え用に使うには横の強度に不安がありおすすめできません。
ディアウォールは猫ハンモック用に便利
そのままハンモックをつけて人間が乗るにはディアウォール本体と天井の強度に不安がありますが、体重の軽い猫用なら安心です。ディアウォールで立てた柱に棚をつけてキャットウォークにし、小さなハンモックをつけてあげるとよいでしょう。
設置方法③自立式ハンモックを設置
自立式ハンモックとは、ハンモック専用スタンドを使って設置したハンモックのことです。ハンモック専用スタンドがあれば、屋外でも場所を探さずに設置できます。また、室内でソファのように使いたい場合にも便利です。
ハンモックの作り方「ベッド・チェア用」
編み方は「スプラング編み」
スプラング編みとは、約3000年前から伝わるといわれる編み方です。フレームに縦糸を張り、縦糸をからめるように編んでいきます。伸縮性がよい編み方で手作りハンモックに向いています。
メキシカン風ハンモックをDIYできます
スプラング編みは、メキシカン風ハンモックDIYに適しており、比較的短時間で仕上げられる編み方です。
作り方①フレームを組み立てる
ハンモックの仕上がりサイズに合わせて編み枠フレームを組み立てます。突っ張り棒や園芸用の支柱が便利です。縦棒は仕上がりの長さ以上の長さで、横棒の長さは60cm~100cmくらいがおすすめです。
作り方は結束バンドがあれば簡単です
ハンモックの仕上がり長さにあわせて平行に横棒を2本置き、縦棒を合わせて井桁状にしてから結束バンドですべての棒を固定します。
作り方②紐を巻く
材料の紐が束ねた状態だった場合は、手作りを始める前にまず、紐を整えて絡まり対策を行います。紐の束をほどきながら、毛糸玉のようにボール状に巻くか、ラップの芯などに巻き付けるとよいでしょう。
作り方③フレームに縦紐をセットする
紐の端を編み枠の下棒にくくりつけて、縦紐をセットします。縦紐は8の字を描くように紐を前後させながら、上下にくぐらせ続けるとセットできます。紐の色変えを行いたい場合は、紐同士をくくりつけましょう。紐の最後は下棒にくくりつけて完了です。
動画を見るとより手順がイメージしやすくなります。英語の動画ですが、手元が見やすく縦紐のセット方法がよりイメージしやすくなります。
作り方④紐を編む
いよいよ編んでいきます。スプラング編みは、奥・手前・奥・手前の順番で隣り合う紐通しをからませる編み方です。端から端まで絡ませたら上下の目を整えます。上の目は横棒を差し込み1番上まで引き上げ、下の目は横棒をもう一本差し込んで1番下まで引き下ろします。
紐をねじるように絡ませます。上下の段が仕上がっていくと、どんどん狭く編みにくくなりますががんばってください。最終的には中央に終わりが来ます。
目を整えながら、紐を8の字に繰り返し手繰るのがスプラング編みの基本です。イメージしづらい場合は実際の折り風景を見ながら手順を確認するとよいでしょう。
作り方⑤編み止めをしてネット部分完成
スプリング編みの編み終わりは中央に来ます。何もせずにフレームから外すとほどけてしまうので、編み止めを行います。紐の止め方はいくつかありますが、編み棒の代わりに1本紐を通すとほどけなくなります。紐を通して止める際は、伸縮性に気をつけましょう。
最後まで頑張って絡ませて結びます
編み上りに近づくとどんどん編みにくくなるので、最後はかぎ針をつかってもよいでしょう。隣あった紐を引き抜くように手繰り寄せて結びます。
かぎ針編みのように隣の紐を手繰る編み方「引き抜き止め」で止める方法もあります。最後は止め用の紐を一本端に通し、結んで止めましょう。
作り方⑥かける部分を作る
かける部分(アーム)をつくる方法はいくつかあります。アーム用の紐をネットの端に通し、最後はタッセル状にまとめると美しく頑丈に仕上がります。
アームの長さは50cm~1m程度を目安にするとよいでしょう。2~4目ずつまとめながらしっかりと玉結びしましょう。